【チアアップ】レビュー
概要
◾︎タイトル
チアアップ
◾︎あらすじ
お金のために大学の応援団に入部することになった主人公が、そこで出会った仲間と共に青春、恋をしながら成長していくストーリー。
◾︎話数
全16話(月/火 配信)
◾︎キャスト
ハンジヒョン / ペイニョク / キムヒョンジン / チャンギュリ 他
予告映像
レビュー
(※ここからはネタバレもありますので、ご了承ください。)
元々、以前から何作品か視聴してペイニョクくんの魅力にハマっていた流れでファンミーティングが決定し、まだ見た事ない作品を見ておきたい気持ちで視聴を決めた作品でした。
少し話は逸れますがイニョクくんのファンミーティングは席が前方だったおかげで逆にメモ✍️を取れず、きちんとしたレポをあげることができなかったので…またいつかの機会に。
この作品は青春ものでありながらサスペンスも絡んでくると聞いていたので視聴するのがとても楽しみでした。
(1番好きなジャンルはラブ×サスペンス)
以下に私の思う本作の魅力をあげていきます。
★何と言っても"青春"!!!
この作品は大学の応援団が舞台になっていることから、皆が同じ目標・やりたいことに向かっていく過程が描かれていきます。
仲間と共に何かを成し遂げる一体感、そこで得られる楽しさ・喜び、達成感、幸せ…色んなことを視聴者もその一員になった気持ちで感じられるのが本作の魅力だと感じました。
同じものに向かって全員で努力をし、作り上げていく様子はまさに青春そのもので、社会人の私でも"仲間っていいな。"と思わせてくれるような、素敵なドラマでした。
応援団として踊っている彼・彼女たちの笑顔があまりにもキラキラしていて眩しくて…👇🏻
(私の)年齢が上がるにつれ、涙脆さが一層強まっていてこういうキラキラしたシーンを見るとすぐ涙してしまいます。(笑)
とても思い出に残り、印象的な場面でした。
★恋の三角関係
主人公ト・ヘイを巡って恋のライバルとなるのは応援団長のジョンウと、彼女に入団前から魅力を感じ好感を持っていたソンホ。
過去の恋愛から一歩をなかなか踏み出せないジョンウと、素直に想いを伝えてくれるソンホという一見すると真逆のキャラクターですが、それだからこそ2人ともに魅力がありました。
既に作品を視聴した人なら、見ながら"私は○○派!"と思っていたことでしょう…
ちなみに私は団長派でした。
リーダーシップがあって皆を引っ張っていける男性ってやはり素敵です。
★実は結構な割合を占めるサスペンス
見始めた時は明るくてキラキラした青春ものだと思って開封しましたが、サスペンス要素もかなり多く絡んでくることに驚きました。
この次々見たくなってしまう事件が関わってくる部分も本作が気になる魅力だったと思います。
"応援団の誰かが死ぬという予言がされているのが今年だ"というところから、昔の事件とこれから起きていくことが複雑に絡んでいく展開で、徐々に真相が明らかになっていくのが純粋に面白く感じました。
※これはネタバレをしすぎてしまうことになりそうなので、映像系は敢えて貼らないでおきます。
ここからは私が特に心に残ったセリフを幾つか取り上げて、紹介したいと思います。
※ここのepはNetflix全32話をベースに記載しています。
ep4
応援団の楽しさに少しずつ気づいていくヘイ
"お金を稼ぐため"に応援団に入団したヘイは練習のキツさに初めのうちはついていけない部分もあり、また彼と別れたりと、私生活でも辛いことが続き落ち込みます。
そんな時彼女は団長であるジョンウに、"何故応援団を続けられるのか"を聞くのです。
それに対する、彼の答えがとても印象に残るセリフでした。
この時はまだヘイは忘れる瞬間に出会っていないこともあり、ピンと来ていない様子ではありましたが彼の言葉に心を動かされ始めていました。
そんな彼女が団長と2人で座って会話するその後のシーンとセリフは、彼女にとって応援団が【お金を稼ぐためのこと】から【仲間と共にすること】へ変わっていく重要な1シーンだったと思いました。
ep8 初めて応援合戦に参加したヘイ
初めて応援合戦に参加し、観衆の前で踊ることになったヘイが緊張していたところ、団長ジョンウがかける以下のセリフがとても心に残りました。
応援合戦が始まる前に彼女が緊張しないように言ったこのセリフを、私は 1人を見る=自分を見ろ という風に読み取りました。
団長の安心感と包容感が私は大好きでずっと心に残っていますし、ヘイも更に団長へ想いを寄せ、かつ応援団への楽しさを覚えるきっかけになったシーンだったと思います。
ep20 好きなことの実行を許してくれた親
当初は応援団の団長をすることに反対していたジョンウの母が、今だからできることでやりたいことをやりなさい。と父親の言葉を引用して伝える以下のセリフが心に残りました。
この言葉は私自身にもとても響きました。
例えば韓国ドラマが好き(だからこうして沢山ドラマ作品を見て発信する)ということも、それに私が出会って気づけているからこそ続けられることで。
世の中には色んなことがあってその中で"韓国ドラマ"という自分の好きなものに出会えるってどれだけの奇跡だろうと考え、感じました。
ドラマの中とは少し話が違うかもしれませんが、好きなことを肯定してくれるこの言葉に私自身も救われたような気がしました。
ep30 仲間に助けてもらうヘイ
彼女の母親が病気をしたことによって思うように応援団を続けることが出来ず、かつお金をもっと稼がなければならない状況に陥ります。
好きなことが出来なくて落ち込む彼女に、応援団員の仲間がお金を集めて渡すのですが、彼女は受け取れないと拒否します。
その次に出てきたセリフが以下でした。
生きていて、何か困ったことや辛いことがあった時、誰かの助けを得るのはありがたい反面、逆に申し訳なく、惨めに感じてしまうことは誰にでもあると思います。
そんなことが自分の身にも起こった時、この言葉を思い出しながら生きていきたいと覚えておきたいセリフでした。
上のセリフとは直接関係ないまでも、"仲間の良さ"を感じられる大好きなシーンをこちらに残しておきます。
皆がヘイに対してどんな想いを持っているか素直に感じられるこの場面は涙無しでは見られませんでした。👇🏻
★番外編
ヘイとジョンウの理想の配偶者像
授業でペアを組み、理想の配偶者や求めるものなどを話し合う時間で2人は意見が全く合わず、"絶対結婚できない!"とさらに距離が空いてしまそうなあのシーン……
後で分かったお互いの理想像がまさにそれぞれに当てはまっていて、私の中でキュンキュンしたシーンでした。
そのため、番外編で取り上げます。
心に残ったOST
私はこの作品に登場する테이아の높이という曲が本当に大好きです。
この曲を聴くと応援団の一員として青春を共にしていたような…そんな心地になります。
自分用も含め、レコーディング時の映像を貼っておきます。👇🏻
冒頭にも記載した通り、この作品を見て"仲間"という存在の大きさ・素敵さを再認識できたような気がします。
と同時に、永遠という時間は無いものだとも思いました。
いつまでも無限にその時間が続くことは絶対に無く、だからこそかけがえのない今という時間が大事だと。
そういったことを考えさせられ、感じました。
最終回の最後のシーンは本当に今思い出しても涙が出そうなくらい、感動しました。
(見た方はこの感動が分かるはず…)
そして何よりキャストが美男美女揃い。
ずっと目の保養でしたし、1人1人のキャラクターを、テイアという応援団の存在自体がますます好きになる作品でした。
青春ものが好きで、胸きゅんする恋愛もあり、友情もあり、見て前向きな気持ちになれそうな作品を見たい!という方にぜひオススメしたいドラマです。