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110 執筆に取りかかる前に絶対にやっておくべき3つのこと。

結論を先に言っちゃいますね。

執筆を開始する前に、次の3つを絶対に決めておきましょう。

①テーマ
②読者に伝えたいこと
③文章構成

この3つを執筆の前に決めておかないと、めっちゃ効率が悪くなります。

すぐに筆が進まなくなるし、たとえ進んでも論点があっちに行きこっちに行き、支離滅裂になります。

まず最初に、本のテーマを決めます。

例えば、私きょうい君が今職場でやっている、スタンディングワークをテーマにしたとしましょう。

え!!!、スタンディングワーク、聞いたことないですか?

マジっすか???

椅子に座って仕事をするのではなく、立ったまま仕事をすることです。

これね、日本でも徐々に広まりつつあるんですよ。

スタンディングワーク用の机、スタンディングデスクがたくさん販売されています。

テーマをこれにしたとしましょう。

当然、まず最初にテーマがないと執筆なんてできませんよね。

次に、読者に伝えたいことを決めます。

これが明確に決まっていると、読者は読んだ後に、「あ、この本を読んで、コレを得ることができたなあ」って満足感を得られます。

スタンディングワークをテーマにした今回で読者に伝えたいことは、「スタンディングワークの効果を知ってもらうこと」です。

明確です。

逆に、読者に伝えたいことが決まっていないと、読者は「で、この本は何が言いたいんだろ?」ってなっちゃいます。

満足感を持ってもらうことはできませんね。

さあ、これでテーマが決まり、読者に伝えたいことも明確になりました。

ここまで来たら次は、文章構成を組み立てることです。

本の設計図です。

家を建てる時、設計図がなかったら、どうなりますか?

絶対に完成しません。

柱や窓や電気配線などを配置する順序付けは超重要です。

例えば、「はじめに」で概要と著者紹介に触れて、第1章でスタンディングワークとはどういうものかを説明して、第2章では著者が実際に試してみた効果を紹介して、というふうに、どの順番で何を書くかを決めておくんです。

この時に威力を発揮するのが、マインドマップです。

「マインドマップ」とは、何かを達成したい時に、そのためには何が必要かを、何段階にもブレイクダウンして、可視化できる便利なツールです。

以下がそのマインドマップの一例です。

構成

この例では、第1章ではスタンディングワークとは何か、を説明しますけども、その説明の中で何を言いたいかを、3つのポイントに絞っています。

その3つとは、スタンディングワークの定義、欧米ではもう普通に取り入れられていること、スタンディングデスクが数多く販売されていること、この3つです。

つまり、第1章でこの3つを説明することで、「スタンディングワークとはどういうものか」を読者に分かってもらうわけです。

第2章では、著者が実際に試してみて感じた効果を伝えます。

第1章と同じく、ポイントを3つに絞って、その効果を読者に分かりやすく伝えようとしています。

その3つとは、やってみたら生産性が56%も向上したこと、最初は職場でしかやっていなかったけど今は自宅でも立っていること、それから、仕事の生産性だけではなく他にも様々な効果を感じていること、この3つです。

実は私、今も自宅で立ってこのnoteを書いています。

いやホント、このスタンディングワークは超おススメですよ、世界中に広めたいです。

仕事の生産性だけでなく、健康、メンタル、姿勢、体力の改善、色々効果があります。

本当にこれで1冊出版しようかと思ってます。

話を戻しますね。

こうやって、どの章で何を伝えるかを決めて、それを伝えるために何を説明するのかを細かく決めるんです。

枝分かれしていくイメージです。

何段階まで枝分かれさせるかは好みによりますが、私きょうい君は、章の下に1段階作って終わりです。

さらにもう1段階ブレイクダウンする人もいますが、あまり細かくし過ぎるとマインドマップの作成に過剰な時間がかかってしまいます。

章の下に1段階または2段階、が良いと思います。

マインドマップは無料で使えるソフトが複数ありますが、私きょうい君は「XMind」というものを愛用しています。

こうやって全体構成をあらかじめ考えておくと、説明の順番を考えてあるので読者に伝わりやすく、後で入れ替える手間もなく、著者は執筆がしやすいし、なにより話の方向がブレません。

逆にコレをしていないと、話題の順番がメチャクチャになって、だから言いたいことが読者に伝わらず、後で順番を入れ替える必要があり、そして論点があちこちブレまくります。

とても読めた物ではありません。

10冊以上出版して執筆に慣れてくると、このステップを省略できる場合もありますが、最初は絶対に守った方が良いです。

慣れるまでは定石通りにやってみて、徐々に自分のスタイルを確立していくのが良いと思います。

以上、「執筆に取りかかる前に絶対にやっておくべき3つのこと」、でした。

結論としては、

①テーマを決めて
②読者に伝えたいことを決めて
③文章構成を決めてから執筆を開始する

ということです。

アナタのKindle出版に役立てば嬉しいです♪

ではまた!

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