〈142〉時間というもの♪
今回は「時間」について想うままに書き連ねます。
結論、「大事な事は朝にさっさと終えて、後半は流す」のが理想かと。
時間と上手に付き合い、時間に支配されるのではなく、自分が時間を支配している満足感を得ましょう。
時間に支配される
そもそも、生物には「時間」の意識なんてなかったはずですよね?
メダカもネコもスズメも、「今日の予定は?」・「締め切りが…」とは考えません。
人間が勝手に「時間」という概念を作り出し、「効率」を追求して時間に支配されていることが、多くの「苦難」を生み出している気がします。
あなたが足りないと思っている時間は、あなたの幸せにとって本当に必要な時間でしょうか?
あなたの幸福感を最大化させるためには、他にもっと大事な時間があるんではないでしょうか?
学校の先生は、意味のない膨大な事務作業に追われて、生徒に向き合う時間が取れないと聞きます。
先生に質問や相談をしたくても、先生はいつも忙しいからできない、と娘からよく聞きます。
過去に日報を求める上司がいました。
その日報の作成ルールに従うと、毎日書くのに1時間以上かかります。
その日報を上司が見るのは1分以内です。
フィードバックもありません。
ただただ、毎日ファイルに保管されていくだけです。
「部下を管理しているフリ」のための日報でした。
時間なんかいっさい気にせずに、おおらかに生きてみたいものですね。
でもそれは現実の生活にはそぐわないし、「幸福感の最大化」を追求する私こうふ君にもそぐわないものです。
だから、時間はどうしても気にせざるを得ません。
では、どう気にすればいいのか?
以下の3ポイントに集約されると思っています。
①やらないことを決める
②重要なことにはさっさと手をつける
③後半は流す
①やらないことを決める
現代人はやることが多過ぎます。
本当に必要なことって、そのうちの一部じゃないですか?
上記の先生と日報の例の通りです。
だからやることを減らさずに作業効率を上げても、増える一方のタスクと効率のイタチごっこから抜け出せません。
「必要なこと」と「そうでないこと」を分けましょう。
「Not to do list」が流行っているのはこのためです。
②重要なことにはさっさと手をつける
後に回すからやらないんです。
ヤル気が起きないのは、「やり始めない」からです。
ヤル気が起きるから行動するんではなく、行動するからヤル気が起きる、ということが世界中の研究で実証されています。
体や脳を活動させることで脳の側坐核が刺激され、神経伝達物質ドーパミンが分泌されます。
その結果、いわゆるヤル気がわいてくることが多くの研究結果から分かっています。
証明されてしまっているんです。
気合いでは解決できないと、分かっているんです。
これは原理・原則です。
原理・原則にムダに抗うよりも、うまく活用しましょう。
いったん始めてしまえば、意外とできるものです。
イヤイヤ始めた受験勉強に、気がついたら意外と長時間集中していたことがある。
そう、まさにそれです。
③後半は流す
やることを絞って、そのやるべきことは1日の前半で終えてしまう。
後半は流しましょう。
え?、流す?、効率は?、って思いましたよね?
本質的な効率を上げるために、あえて後半は肩の力を抜いて流します。
アイデアや工夫って、「出すぞぉ~!」って力んで出ますか?
入浴中とか、トイレとか、散歩中に浮かんでくるものです。
力んでいると空回りします。
他人とは違う、本質的な、創造的な発想はリラックス状態で発生します。
全体を俯瞰して、ボーっとしているくらいの方がアイデアや工夫は頭に浮かんできます。
やることは先にやって、あとは流す。
Time if money. どころか Time is Your Life. だからこそ、この「流す」時間が必要だと思います。
マインドフルネス瞑想が仕事に取り入れられつつあるのも、その効果だと思うんです。
「禅」に通ずるものがあると思います。
まとめ
電子書籍に当てはめます。
①出版で最も面倒な毎日の執筆作業は朝に終えてしまう。
②毎朝1行でも書き続けることで習慣化する。
③朝に終えている、継続できている、という自己固定感を持つ。
④時間に支配されるのではなく、自分が時間を支配している満足感を得る。
⑤電子書籍についてゆる~く想いを巡らす時間を設け、次回作のアイデアや文章の修正、他人の作品から取り入れるノウハウなどに活かす。
あなたのタイムマネジメントのお役に立てば幸いです。
こうふ君でした。
ではまた!
<こうふ君>
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