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【MUP Week10】何から初めたらいいんだっけ?~事業開始前にやっておきたいサービス設計~

いざ事業を始めようとした時に、

何から初めたら良いんだっけ?

と思う方がほとんどではないでしょうか?

今回はその取っ掛かりとなるサービス設計について記載していきたいと思います。

MUP Week10の動画を見てサービス設計に関してざっくり言うと、

・フレームワーク使って項目に適当な言葉・数字を入れる
・コツコツ調査して情報を集め、ニーズがあるか確認する

この2ステップではないかと思います!

なので地に足付けてコツコツ今から記載する分析や調査を行えば、
サービス設計のことについてある程度理解できるかと思います!


◎サービス設計の流れ

サービス設計の流れは以下の通りです!
セットで行う部分とかもあるので、そこはまとめて紹介しますね!!

1.3C分析
2.SWOT分析
3.4P分析
4.ニーズ調査 & デプス調査
5.ペルソナ設定
6.市場調査

大きく1~3番の分析と、4~6番の調査に分けれますね。

◎3C分析 & SWOT分析

☆3C分析
下記の3つの頭文字を取ったフレームワークです!
中でも自社の分析は非常に重要で、ココがちゃんとできていない事業者が多いそうです。下記のSWOT分析でフォーカスしていきます。

・顧客(Costomer)
・自社(Company)➾ココが大切で下記のSWOT分析で行っていく
・競合(Competitor)

3C分析

☆SWOT分析
自社のことを知るために用いられるフレームワークです!
下記の文字の頭文字を取った名前となっています。

・Strength:強み
・Weakness:弱み
・Oppprtunity:会社がもっと大きくなる可能性・機会(拡大可能性)
・Threat:会社が小さくなる・倒産する可能性・脅威(縮小可能性)

SWOT分析

実際に分析を行っていく場合は、下記の様に各項目に箇条書きで、入れていけばいいだけです!

SWOT分析_箇条学

上記でSWOT分析の項目を書き出したら、
それをそのまま、3C分析の中に入れ込みます。

【顧客分析(Costomer)】
 ・立地(住宅街、オフィス街 など)
 ・顧客層(男女比、職種 など)
 ・人通り など

【自社分析(Company)】
 ・上記のSWOT分析で記載した内容

【競合分析(Competitor)】
 ・時間帯ごとの入店人数(朝、昼、夕方、晩 など)
 ・顧客層(男女比、職種 など)
 ・立地(住宅街、オフィス街 など)
 ・大体の1日の売上金額

ここまでで3C分析の分析が終わりました!!
顧客、自社、競合のことが分かってきたところで、次は4P分析を行います!!

いやー難しいことを誰でもできるようにするのが「フレームワーク」ですから、これがあるだけで整理がしやすいですね!!

◎4P分析

下記の4つのPの頭文字を取ったフレームワークです!
この4つのPに当てはまる内容を埋めていくだけですね!!

Produuct(プロダクト:製品)
デザイン / ブランド名 / パッケージ / サービス / 保証 など

Price(プライス:価格)
市場で販売する上での価格。
価格を設定することで必然的に決定されてしまうものが、
ターゲット層ですので慎重な検討が不可欠となります。

Place(プレイス:流通)
製品市場に流通させるための流通経路や販売する場所が含まれます

Promotion(プロモーション:販売促進)
市場の顧客ニーズを満たす製品を作成し、ターゲット層を決め、そのターゲット層に購入機会を提供できる流通・販売経路を確保する

3C分析とSWOT分析で明確になった部分を元に、自社と競合の4P分析を比較し、細かく1つ1つ改善を行えば必ず勝てる!

徹底的にパクる(TTP)戦略

下記のようなイメージで整理すると分かりやすいかと思います。
(新しくカフェを開業する事例の元に4P分析を行ったいイメージです)

4P分析


かなりクリアになってきたのではないでしょうか!?
しかしまだココで見切り発車してはいけません!

この分析を元にニーズがあるのか?を以降の調査で明確にしていきます!

◎あなたの市場規模の公式間違っているかも!?

市場規模の公式、皆さん知っていますか?

公式は以下の通りです!

市場規模 = ① ✕ ②
① サービスを必要としている人の数
➾特定の商品やサービスを必要(ニーズ)とする人がどれくらいの数いるのか?

② そのサービスに支払うお金
➾そのニーズに人々はどれくらいのお金を支払うのか(デプス調査メンタルアカウント分析

簡単に言うと、必要としている人(①) ✕ 単価(②)ということですね。
しかしこの公式でよく見落とされてしまうのが、メンタルアカウント分析の部分です!

メンタルアカウント分析とは?
➾「心の会計」と呼ばれ、シーン別のモノやサービスの価値付けのこと
人がお金を扱う時に、状況によって価値の感じ方が変わり、判断や使い方に影響を与える傾向ががある。

例えば、自動販売機で150円のジュースを買うのはケチるのに、女性と行く高級ディナーの1万円はケチらない。(自分やんw)
といったような感じですね。

このメンタルアカウントを市場規模に落とし込めていないため、
市場調査がただの数字で終わってしまうんだそうです!!

メンタルアカウント分析に関してはぱっと調べてこちら出てきたので、
ご参考までに!

◎ニーズ調査 & デプス調査

☆ニーズ調査
多くの人に「こんなサービスがあったらどう?」とシンプルに聞くことが一番大事です!
※この際に必ずカテゴリー分けて聞いていきましょう!!

☆デプス調査
ニーズ調査の中から特定のニーズが確認できたカテゴリー層を呼んで、
5~10人程度に直接対面でヒアリングを行うことです!!

これによりより深掘った質問を行い、

・アイディアのブラッシュアップ
・市場の特定

などを行っていきます。
上記で述べたように深掘った質問になりますので、必ずリラックスした環境での調査が必要となります!

そのためデプス調査で聞く順番は以下の通りです!

1.スモールトーク
日常会話でリラックスさせる。そして自分のこともよく話し相手に安心感を与える

2.ライフスタイル質問
趣味や家族構成や職業や帰宅時間、出勤時間、子供の保育園の時間など平日と休日で分けてその人の1日を聞き出す

3.ワンアヘッド質問
実際の年収や、過程の経済状況、そしてローンなどの残高などを折り行った質問を行う

4.そこから自身が提供を考えているサービスに対しての意見をもらったり、なぜ必要・不要だと思うのかなどWhyを3回聞くように質問を繰り返す

注意点
※インタビュー中に重要なことは、ポロッと口にした言葉などを必ずメモる
※必ず自分のサービスなどは最後に紹介するようにする

この調査でこの「年齢層」や「ライフスタイル」の人には、こういうニーズがあるんだ!
というようなニーズを明確にすることができるようになります!!

◎ペルソナ設定

デプス調査を終えて、一番共通点がある部分を持つ人物像(架空の人物像)を勝手に作り出します。(これを「ペルソナ」といいます!)

実際にその人物が実在しているように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、特技、趣味、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル・・・などリアリティのある詳細な情報を設定しておきます!

プレゼンがある場合には、市場規模はこのペルソナを逆算して説明を行います!!

◎市場調査

ココまでで必要な要素は出揃いましたので、後はその数字を先程の市場規模の公式に当てはめるだけですね!(公式は下記の通り)

市場規模公式

これでより明確なペルソナを元とした市場規模を割り出すことができましたね!!

じゃあサービスをローンチしてすぐ市場規模分のお金が入ってくるか!?
そんな訳あるないんです!!

その市場に浸透(普及)するまでには下記のような普及曲線をたどります!
(図は掛けなかったので下記URLの図を参考にしてください!)

・イノベーター:2.5% 最先端のモノが好き
・アーリーアダプター:13.5% 比較的新しいモノが好き
・アーリーマジョリティー:34% 
・レイトマジョリティ:34% 
・ラガード:16%

市場にサービスを普及させていくためには下記のようなステップで進めていく必要がありそう!

Step1
新しい冒険をする層(イノベーター、アーリーアダプター)の合計16%くらいを狙いに行く!

Step2
イノベーター、アーリーアダプターから口コミが広がる
➾ここでSNSの利用などが重要になってきそうですね!!

Step3
冒険しない層(アーリーマジョリティー、レイトマジョリティ、ラガード)へ普及する

またアリ-アダプターからアーリーマジョリティー間の市場へのサービス浸透には大きな溝(キャズム)があるため、口コミでバイラルされそうなキャッチコピーニッチPR戦略などが有効だそうです!!

◎まとめ

サービス設計を行うためには、下記のステップでしっかり分析と調査を行っていく必要ということでした!

・フレームワーク使って項目に適当な言葉・数字を入れる
 ➾3C分析、SWOT分析、4P分析で顧客、自社、競合を把握する

・コツコツ調査して情報を集め、ニーズがあるか確認する
 ➾ニーズ・デプス調査、ペルソナ分析により市場規模(ニーズ)を明確にする

ローンチするためのサービスが思いつかないため、私は試す余地もありませんが、今後見つけていければと思います!!

またもし自身で将来的にやりたいことがある方がいらっしゃいましたら、
これを元に少しどれくらいのニーズがありそうなのか試してみてはいかがでしょうか??

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インスタで早起き投稿を毎日しておりますので、ぜひ一度ご覧になっていただけると!!


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