SEOとリスティング広告の違いを解説します
インターネット広告市場は年々拡大しており、そのうち市場規模が一番大きい広告が検索連動型広告です。
運用型の検索連動型広告は、インターネット広告媒体費の39.4%を占めており、このような検索エンジンを活用した広告は最もメジャーだといえます。
GoogleやYahoo!といった検索エンジンからユーザーを自社のWebサイトやランディングページに呼び込むことを目的です。
ニーズが明確な顕在ユーザーに対してアプローチすることができ、
検索キーワードはまさにユーザーの「悩み」や「解決したいこと」が欲しがっている答えそのものなのです。
今回は、「SEO」「リスティング広告」2種類の違いについてご紹介します。
SEO(Search Engine Optimization)とは、「検索エンジン最適化」とも呼ばれ、自然検索結果で上位表示を目指し、自社サイトにユーザーを呼び込むための施策です。
検索結果ページ上で「スポンサー」と表示されていない箇所が、自然検索結果(オーガニック検索)です。
リスティング広告とは、「検索連動広告(PPC)」とも呼ばれ、検索エンジンの検索結果に掲載されるWeb広告です。
検索結果ページ上で「スポンサー」と表示されているサイトがリスティング広告です。
リスティング広告では、予算や入札単価、広告の品質を高めることで検索結果の上位に表示させることができます。
SEOとリスティング広告の違い
費用
リスティング広告は、ユーザーが広告をクリックした際に費用が発生する「クリック課金制」です。
検索結果への掲載のみであれば課金されないのが特徴です。
そのためクリック回数が多くなると、その分広告費が増加します。
一方、SEOは基本的に無料です。
コントロール
リスティング広告は、予算や入札単価の設定によって、ある程度は掲載順位をコントロールすることができます。
オークションで上位を狙えれば、広告を上位掲載することができるため、比較的コントロール性が高いです。
一方、SEOは検索エンジンのアルゴリズムによって順位が決まるため、必ず上位表示されるとは限りません。
突然、表示順位が落ちることもあるため、表示順位のコントロール性は低いです。
表示までにかかる時間
リスティング広告は、料金を支払えば最短で当日から広告出稿・上位掲載が可能です。
また、広告掲載の開始・停止や掲載内容の変更も、すぐに反映されます。
一方、SEOは検索エンジンのアルゴリズムによって順位が決まるため、上位表示までに時間がかかったり、サイト内の変更が反映されるまでにタイムラグが発生することがあります。
今回は、SEO・リスティング広告の違いについて解説していきました。
共通していえることは、広告文の変更をしたりSEOならサイトを適宜ブラッシュアップするなど上位表示を維持するための運用作業が必要になります。
運用を上手にこなすためには、リスティング広告で短期的に大きな成果を上げ、SEOで長期的に運用するなど併用しても良いかもしれません。
無駄な手間や時間をかけたくないという方は広告代理店に任せるのも一つの手です。
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