【2024年】単価が高かった案件BEST5
おはようございます!昨日に引き続き、今回は2024年を通じて単価の高い案件を紹介していこうと思います。当然単価が高いので上流工程ではあるので、どんな案件のどんな上流のお仕事が単価が高いのか?ご自身のキャリア形成にぜひ役立ててください!では、サクッといきます!!
今回も具体的なデータに基づくわけではなく、私が一年間を通して多くの案件を見てきた中での独断と偏見でランキング形式にしておりますので予めご了承ください。
単価ベースのランキング
まず、単純に単価のみで見た場合の高単価たちは下記のような案件が該当すると思われます。
セキュリティ設計・運用案件(80万~110万円/月)
SAP導入コンサル案件(100万~150万円/月)
AI・機械学習プロジェクト案件(90万~130万円/月)
DX推進プロジェクト案件(90万~130万円/月)
AWS設計・構築案件(80万~120万円/月)
Salesforce導入プロジェクト案件(80万~120万円/月)
以下の要素に基づき、単価の高さだけではなく、案件の需要や市場の広さ、希少性などを総合的に評価して順位付けを行った場合のランキングも記載します。
単価の平均値:報酬の高さを示す指標。
需要の規模:どれだけ多くの企業がその案件を必要としているか。
スキルの希少性:案件をこなせる人材の数と、そのスキルの専門性。
市場動向:2024年に特に注目されている分野かどうか。
総合ランキング
1位: AWS設計・構築案件
単価相場: 80万~120万円/月
内容:
AWS環境を活用したインフラ設計やシステム構築、移行プロジェクトが主流。マルチクラウド環境やハイブリッドクラウド構成の設計に関わる案件が多い。単価が高い理由:
AWSはクラウド市場のリーダーであり、需要が急増中。
高度なスキル(セキュリティ設計、コスト最適化、パフォーマンス改善など)が求められるため。
AWS認定資格(Solutions Architect Professionalなど)を持つエンジニアはさらに高単価案件を獲得しやすい。
結果として、AWS設計構築案件は高単価で1位にランクインしました。
2位: SAP導入コンサル案件
単価相場: 100万~150万円/月
内容:
ERPシステムSAPの導入コンサルティング。業務フローの要件定義や最適なモジュール(FI、SD、MMなど)の提案、導入後の運用設計を担当。単価が高い理由:
SAP導入には業界固有の業務知識とシステム知識が必須。
専門性が高く、即戦力となる人材が市場に少ないため希少性が単価を押し上げる。
国際的なプロジェクトでは、英語対応スキルが評価されさらに高単価に。
このような背景から、SAP導入コンサル案件は2位となりました。
3位: DX推進プロジェクト案件
単価相場: 90万~130万円/月
内容:
企業のデジタル化を支援するプロジェクト。現行業務プロセスの見直しや、デジタル技術を活用した新規事業の立ち上げ支援が中心。単価が高い理由:
経営層との折衝や、ビジネス視点を持ったIT戦略提案が求められる。
業務改革や組織変革の視点が必要で、IT技術だけではなくビジネス知識も重要視される。
プロジェクトの規模が大きく、責任が重いため報酬も高額に設定される。
その結果、DX推進案件が3位に位置しました。
4位: セキュリティ設計・運用案件
単価相場: 80万~110万円/月
内容:
ゼロトラストやSOC(セキュリティオペレーションセンター)の設計運用を含む案件。クラウド環境やオンプレミス環境のセキュリティ強化が中心。単価が高い理由:
サイバー攻撃が増加し、セキュリティの重要性が高まっている。
脆弱性診断やインシデント対応の専門スキルを持つエンジニアが少ないため、希少価値が高い。
セキュリティ関連資格(CISSP、CEH)を持つ人材が高く評価される。
この背景から、セキュリティ設計・運用案件が4位にランクインしました。
5位: Salesforce導入プロジェクト案件
単価相場: 80万~120万円/月
内容:
Salesforceを利用したCRMシステムの導入・カスタマイズ・運用設計。特に大規模企業向け案件では高単価の傾向。単価が高い理由:
Salesforce導入では業務フローとシステムの深い理解が必要。
高度なカスタマイズスキル(ApexやVisualforce)が求められる。
Salesforce認定資格(Administrator、Developer)を持つエンジニアはさらに高単価案件を獲得しやすい。
そのため、Salesforce導入案件が5位にランクインしました。
6位: AI・機械学習プロジェクト案件
単価相場: 90万~130万円/月
内容:
機械学習モデルの設計・実装や、データセットの構築と最適化を担当する案件。特に生成AIの商用利用プロジェクトが増加中。単価が高い理由:
AI/機械学習の専門知識を持つエンジニアが不足している。
データ分析能力や統計学の知識も求められるため、多岐にわたるスキルが必要。
Python、Rなどの開発スキルに加え、ビジネス課題の理解力も評価される。
これらの理由から、AI案件が6位に選ばれました。
まとめ
2024年における高単価案件は、どれも専門的なスキルと実務経験が求められる、非常に高度な案件ばかりです。これらの案件は、単価の高さだけではなく、その分野における需要の規模や、対応できる人材の希少性といった市場背景を反映したものです。ランキングの上位に位置する案件は、単なる技術力の証明にとどまらず、ビジネスの成功に直結する戦略的な役割を担うことが多く、携わる人材にとってもキャリアの頂点ともいえる存在です。
これらの案件に求められるスキルは、技術的な専門知識だけに留まりません。たとえば、AWS設計・構築案件であればクラウド環境の設計能力に加え、コスト最適化やパフォーマンスチューニングといった高度な知識が必要です。また、SAP導入コンサル案件では、ERPに関する深い理解とともに、業界特有の業務フローを理解する能力が不可欠です。これらは、エンジニアリングだけでなく、顧客企業との密接な連携や提案力も問われる案件であり、いわゆる「技術職」の枠を超えた総合的な能力が求められるのが特徴です。
特に注目すべきは、これらの案件に関わることで得られる「市場価値の向上」です。ランキング上位にある案件に携わることで、エンジニアやコンサルタントとしてのキャリアが飛躍的に広がることは間違いありません。それぞれの案件では最先端の技術や業界動向に触れることができ、得られる経験は市場において非常に高く評価されます。加えて、高単価案件はその性質上、責任の重いポジションが多いため、プロジェクトを成功させることでさらに高い報酬を得られる可能性が高まります。
また、これらの案件は、企業に所属する高還元SESであっても、フリーランスとして独立しても、高水準の給与を安定して受け取ることができるのも魅力です。実際にランキングに挙げられた案件に携わるスキルセットを身につけることは、エンジニアやコンサルタントとしてのゴール地点とも言えるでしょう。これらのスキルを持つことが、プロフェッショナルとしてのキャリアの完成形であると同時に、次のさらなる挑戦への基盤ともなります。
しかし、市場の状況は常に変化しています。技術の進化や業界トレンドの変化に応じて、新しいスキルや知識が求められる可能性もあります。そのため、自分に適した分野を見極めることが重要です。そして、選んだ分野において専門性を磨き続けることが、高単価案件を獲得し続けるための鍵となります。たとえば、AWSやSAPといった既存の高単価スキルを磨くのも一つの選択肢ですが、新興分野であるAIや機械学習、さらにはセキュリティ設計の領域に挑戦することで、新たな市場価値を獲得することも可能です。
最終的には、自分のキャリア目標を明確にし、それに向かって適切な努力を重ねることが重要です。ランキングに挙げられた案件は、いずれも目指すべき高い目標であり、実現可能なステージです。技術者としてのゴール地点を視野に入れつつ、次のステップを模索し、着実に歩みを進めていきましょう。市場の動向を注視しながら、自分に適したスキルを磨き、これらの案件に果敢に挑戦することで、確かな成長と成功を手にすることができるはずです。
これからの未来に向け、しっかりと準備を整え、挑戦の一歩を踏み出しましょう!