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きづなレポート深掘り隊〔 DX推進度診断 〕
こんにちは!きづなPARK☆PRチームです。
きづなPARKで可視化できるレポートは、現在、11種類あります。
そんなレポート達を深掘りして、見どころやポイントの紹介を「きづなレポート深掘り隊」として、皆さまにご紹介いたします。
本日は、きづなPARK内でも人気の「DX推進度診断」について、お話しさせていただきます。
DX推進度診断とは
DX推進度診断とは、中小・小規模企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みをデジタル活用度として診断するレポートです。
DXへの取り組みが企業の売上増加や利益拡大、生産性の向上にどのように繋がっているかを可視化し、デジタル活用への投資結果や活用状況を売上や利益と比較することで、DXへの取り組みに対する課題を見つけることができます。
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レポートの構成要素
次の3つのデータをきづなPARKに登録することで、レポート化されます。
• DX推進アンケート回答:29項目
• 会計データ:月次決算書(損益計算書)
• 勤怠データ:月間総労働時間
DXスタート診断との違いは、会計データや勤怠データを利用して、経営への影響も把握できるようになっている点です。
レポートを見る際には、対象年月のフィルターを必ず確認し、確認したい年月を選択していただきます。
見どころポイント1:経営指数の変化
まず、1つ目の見どころポイントは、「経営指数の変化」です。
経営指数の変化は1枚目の中段にある項目で、「DX推進度」と「月次損益」、「稼働時間の推移」を、前月や前年度と比較しながら評価することができます。
デジタル化を進めていくことで、業務の効率化等を発揮し、1時間あたりの売上や1時間当たりの売上総利益(粗利)の上昇に繋がっている可能性があります。
この機会に、DX推移度の変化と合わせて、月次損益や時間単位の売上、売上総利益がどのように変化しているか見てみましょう。
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見どころポイント2:他社との数値比較
2つ目の見どころポイントは、「他社との数値比較」です。レポート1枚目の下段右側にある「他社との数値比較」を見てみましょう。
この項目では、6つのカテゴリーにてデジタル化が他社と比べて進んでいるか、遅れているかをみることができます。
DX推進アンケートで回答いただいた自社の点数が横棒グラフに表示され、他社の平均値より高いか低いかを視覚的に把握することができます。他社平均を比較できますので、他社平均より進んでいないカテゴリ―は、どのように改善していくか検討してみましょう。
どのように改善すればいいのか分からない場合は、外部の伴走支援もご検討なさってはいかがでしょうか。
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最後に
中小・小規模企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みがデジタル活用度として表示される、「DX推進度診断」の見どころをお伝えいたしました。
まとめると、自社のデジタル化が他社と比べてどうなっているのかだけでなく、経営指数の変化の項目にて、デジタル化を進めることが自社の経営にどのような影響や変化を及ぼしたかを確認できるレポートです。
毎月一回は、診断結果を確認していく習慣をつけていきましょう。