気合いのキプロス・パフォス旅行②:遺跡を巡って美味しいものを食べた日
kdkです。
イメコン垢のはずですが、「もういいや、人生について書いていこう」と思って、キプロス・パフォス旅行の記録を書くことにしました。
前回はこれ。
今回は遺跡を巡って美味しいものを食べた日について書きます。
パフォスのスーパーへ
バスで市内へ出てから、まずは朝食と昼食と水などを求めてスーパーへ!現地のスーパーってワクワクしません?私はします。
リュックはロッカーへ入れてからスーパーの中に入るシステム。ちょっと露っぽくてワクワクしました。(昔住んでたので)(バスの中にも露語があって嬉しくなってた)
スーパーでは水と惣菜パンとおやつのクッキーを購入。仏(というかうちの周り)には惣菜パンってサンドイッチくらいしかないので早速ハッピーに。
リコッタっぽいチーズ(多分キプロスで有名なハルウミチーズ…?だと思うけど…)とトマトのピザっぽいやつを買いました。
これすごい美味しかった!
多分オリーブオイルかかってたんだけど、オリーブオイルも美味しいのな、キプルス!オリーブ畑もいっぱいあった!嬉しい!!
旅行期間中毎日探しに行ったけど、行くたびに売り切れで。初日ラッキーだったんだなあ。またいつか食べたいんだけども。
食料・飲料を蓄えていざ観光に。
パフォス城へ行くも…
ここは一つの目当てでした!マーニーっぽくて!(と思ってたんだけど、マーニーちゃんと見てたら城じゃなくて家だった)
13世紀くらいに港を守るために作られたお城で、世界文化遺産の一つなんだと。
閉まってた〜〜〜〜〜!!!
キプロスの祝日だった〜〜〜〜!!!
でも綺麗なので気合いでセルフタイマー。(今回の旅行は気合いのセルフタイマーが多いです)
これのお城目当てで来たみたいなところがあったのでちょっとショックでした。
ここでクヨクヨしていても仕方ない!
ということで潔く諦めて次のところへ。
パフォス考古学公園で必要以上に歩く
パフォス城からすぐの考古学公園に到着!
観光地のはずなのに人がいない!よって華麗にセルフタイマーをかましました。
入り口は一箇所なのに出口はいっぱいあるくらい広い公園でした。(多分戻るのが大変なんだと思う。)私は結局入り口に戻るのですがね。
必要以上のルートを辿る
公園に入って早々ルートを外れまして(海の方向に進んで行ったら外れてた)。
結果、後ろを振り向くとこんな景色に。
見どころの灯台までもこの距離。
戻るのもな〜と思って突き進むことに。
自撮り(セルフタイマー)も捗る。
何もないところを紫外線と戦いながら(主に負けながら)ずんずん歩きました。
圧巻の遺跡群へ!
海沿いの散歩を経て、見どころの遺跡群へ突入!
まず大きなスタジアムみたいなのが現れました。
「オデオン」というらしいです。ギリシャ語で「劇場」「歌い場」みたいな意味らしい。
2世紀くらいのもので、キャパは1200人らしい。(遺跡発掘ってそんなとこまで見るんだねえ。)
これはおそらく5世紀くらい建てられた大聖堂の遺跡(たぶん)
これは2世紀に建てられた「テセウスの家」の柱たち。
「遺跡!!!」って感じするよね。この状態1900年くらい残ってるのがすごいよねえ。「わお〜〜〜」ってなると同時に「好き!!!」となりました。
状態のモザイクたち
パフォスは状態の良いモザイクで有名らしく、「ほ〜〜〜ん」くらいに思ったのですが、実際に見てみたら想像以上に綺麗でびっくりしました。
これも2・3世紀くらいらしい。行政官さんのオタクの床らしい。すげえ。
いくつあったけど、私のお気に入りのモザイクはこの孔雀のやつ。
まず2・3世紀にも孔雀っていたんだなという驚きと(動物がいつからいるとか考えたことなかった)、周りの飾り包丁入れた椎茸みたいなのが可愛くて。
飾り包丁の椎茸を、もし2・3世紀のキプロス人に見せたら感動してくれるかもしれないなどと思ったりなどしました。
デザインがすごい。
この公園、結局3時間くらいいました。考えていたよりも長い散歩になりました。
めちゃめちゃ日焼けしたけど、それも気にならないくらい満喫できました!
ホステルで小休憩
チェックインできる時間になったので、ホステルで小休憩を。
ホステルはドミトリータイプを取っていたので、宿泊するゲストと少し話したりして過ごしました。
レセプションのおじさんがやたら優しくて(ドライヤーのコンセントを指してくれるなどするくらい良くしてもらった)楽しく過ごすことができました。
ここら辺で「キプロスの人は優しいなあ〜」と主語の大きな意見を持つなどしておりました。
で、ホステルのソファでちょっと寝て、次にどこに行こうかを考えるなどしました。
パフォスのバスのルートはGoogleMapに載っていないので、ホステルのルートマップにはめちゃめちゃ助けられました。(いく人はこれ使ってね。)
王家の墓を巡る
本当は別日にしようかと思ってたんだけど、時間に余裕があったので「王家の墓(Kato Paphos necropolis / Tafoi ton Vasileon)」へ。
ここの受付のおっちゃんもすごく良くしてくれて、歴史やルートを丁寧に教えてくれました。(ここでもキプロスの人は優しいな〜と思った記憶)
紀元前4世紀くらいの遺跡らしくて、ここも世界遺産群の一つだそうです。
紀元前4世紀から3世紀くらいまで使われてた硬い岩を削って作られたお墓らしい。
「王の墓」って名前は付きつつも王様じゃなくて有権者のお墓だそうで、「おうなき王の墓」とも呼ばれてるんだってさ。(日本史で「ムラ」とかやったのを思い出したよ)
現時点で発掘されてる(というか実際見れる)のは9つで、歩いて回ってきました。
「あった!」と思ってもお墓じゃないのとかが紛れてておもしかったです。(笑)
岩のスマホスタンドみたいな窪みを見つけてセルフタイマーしました。
古墳とかもそうだけど、権力者のお墓っておっきいですよね。
権力示すためには建物とか墓とかってもってこいんだろうね。
墓は大体地下に降りていくシステムでした。岩掘ってるからそうなんだろうね。
私が住みたいと思ったtomb9は緑もあって可愛い感じ。
セルフタイマーしたら「発掘しました!」みたいな貫禄が出ました。
駆け足にしたもりだったけど、結局2時間くらい見ていました。見応えがあって2000年前のものを見てるっていうロマンがあってとてもよかったです。
帰りのバスの運転手さんがスイカ置いてて可愛かったです。
パフォスのバスは全部ベンツでした。そんなもんなのかな?わからん
「ケフテス」なる食べ物とキプロスビール
晩ご飯はレストランで食べることに。
一人でも快く案内してもらえました。
まずはキプロスのKEOビールを!
KEOは会社の名前みたいです(サントリー的な)。
暑い国らしくさっぱり軽やかなビールでした。ぐびぐび行けるやつ。
ご飯は「ケフタス(κεφτές)」を頼みました!
「ケフタス(κεφτές)」はミートボールのことらしいんですが、形状的にはハンバーグっぽい気もしたり。
ほろほろしててナイフで食べるのは難しかったけど、スパイスが効いてて風味がいいし、トマトソースが最高で良かったです。(語彙力)
ちょっと露で食べてた風味に近い感じがして私得でした。
レストランにはニャンコも。
店員さんもすごく親切にしてくれて雑談したりとかして優雅な晩御飯でした。
飲み足りなかったので
KEOビールを買い足して港で飲みました。
祝日だからか(?)バカンスシーズンだからか、屋台も出ていて賑やかな港でぼーっとしながらビールを飲んでました。
ビールは1ユーロくらいなのでお手頃。
サンセットは方角的に見れなかったけど、Wifiも使えずぼーっとするしかない時間はとっても贅沢でした!
2万5000歩くらい歩いてました!足は無事終了!
そんな感じで長い長い1日が終わろうとしていたのに!
この日の終わりに、仏のストのせいで帰りの飛行機が欠航になるかもと連絡がきたのでした!
かもってことは希望もあるぞと思いながら寝ることになりました。
③へ続く
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