狂気の沙汰ほど
はいどうも、キャベツ太郎ですYO!今回も常人からすれば「こいつ何やってんのw、あたおかw」という旅をしてきましたよ。プロの写真はないよ。そして長いよ。
6月5日(日) 名古屋リーグ第一節
まずは、タックん主催「第二回 名古屋リーグ」の第一節。車で名古屋に向かい、リーグ戦前の11時からの「山中塾」から参加。日本プロ麻雀連盟・関西本部の山中翼・現太閤位による麻雀の考え方の講義(ほとんど牌は触らない)。とかく連盟公式ルールにおいて常について回る「打点が大切」という常識をどうとらえるか、というお話。「世界で一番公式ルールを打っている麻雀打ち」だけあって、思考が整理されていて論理的で実戦譜のチョイスも分かりやすい(関西Aリーグの実戦譜だった)。
「何を切っても構わないが、やりたい事と矛盾していないかが大切」はそもそも「やりたい事」が先にあってこそ。自分にとって勝負手はどういう手なのかを理解する(自己理解)が大切。同じことは望月雅継プロにも伺った。詳しい話はお金を払って山中プロか望月プロに聞いてな。マジで効果がすごいから。判断に軸ができたような体感。
で、名古屋リーグの闘牌開始。名古屋リーグは固定メンツの4回戦。本日のお相手は静岡リーグから大ベテラン「たけりん」さん、会場でもある雀荘「”ふぁーすとりばー”の店長」さん、名古屋では麻雀大会でたびたびお会いする「しぇりー★」さん。いずれも強豪。山中塾で学んだことを出そうと意気込んでスタート。
いずれも序盤に浮きを作れた結果、大体「3,900ベース」で無理する事なく場を進めることができた。最近になく大きくプラス。全体三位の好成績。感触よし。
6月6日(月) 勉強会
名古屋リーグ後、一旦三重に帰り翌朝に三重→中部国際空港→新千歳空港。お目当ては日本プロ麻雀連盟・北海道本部のかわいめぐみプロと吉田祥子プロが主催する「麻雀勉強会 supported by HMF」に参加する事。静岡リーグでかわいプロに「必ずいきます💛」と約束してしまったのよ。公式ルール4半荘のためについに飛行機に乗ってしまった…なんという狂気…でも、交通費的には北海道よりも仙台の方が掛かるんよね。
旧道庁(赤レンガ)とJR札幌駅の交差する好立地に「ハートランド」はありました。複数フロアの雀荘は運営が大変そうだなぁ、などと。
開始時間の10分前に5階まで上がってエレベーターを降りた瞬間にドアが開いてかわいプロが出てくるというすごいタイミングでびっくり。勉強会内容の説明を頂き、なんとなく卓について周囲を眺める。ものすごくきれいに整頓されていて、主催者の丁寧さや心遣いが感じられる準備に感動。
ばらばらと参加者が集まりだし、喜多清貴・北海道本部長が卓組みを発表して対局(勉強会)開始。4卓スタートで最終6卓まで伸びた。本部長のユーモアある案内に、この勉強会の「凛としながらも柔らかい」雰囲気を感じました。
参加回数が不確定な勉強会なので、卓組は毎回開始前に本部長チョイスで決められる。参加者は各々で問題意識を持って参加し、それをクリアするように闘牌。卓組みには(たぶん)毎回本部長からの思いが込められており、時には(直接は言及されなくとも)課題が出されることもあるようだ。自分なりに考えた課題は「躱し手と本手を最初から明確に分けて進めること」。無駄な突っ張りやもったいないオリは禁止。
1回戦目は静岡リーグにも来てくださった一般の方、二回戦目は児玉プロ、三回戦目に佐藤プロ、最終戦は會田プロ、安藤プロ、植田プロと同卓。本部長には本当に気を使って卓組みをしていただいたと感じます。プロアマ問わず、北海道の真剣に麻雀に向き合っている打ち手との真剣勝負、十分に堪能させていただきました。スコアはどちらでもいいけれど、すごく手が入って自分史上最高のスコアを出すことができました。「打点」の意識が変わった2日間でした。山中太閤位さまさまですよ。
いやー、まじ最高の休暇でした。自分が麻雀を打つにあたって大切にしたいことが「腑に落ちた」記念すべき日。関わってくれた全員に感謝。本当にありがとうございました。勉強会か帝氷戦かは分からないけれど、必ずまた伺います。
P.S.ソフトカツゲンうめえ。血糖値に悪い気しかしないが。マルちゃん焼きそば弁当の購入は自粛しました。