初M-1出場を終えて
2024年9月5日(木)
ちょっと勢いのままに書く。
今日はついにM-1、1回戦やった。さっき終わった。
本番ちょい前に集まり、相方と公園で練習をした。オフィス街の公園ということと、真昼間と言うことでお昼休憩のサラリーマンなどがおそらく30人はその公園内を通り過ぎた。目の前を通り過ぎるたびにセリフを忘れそうになったりしながらなんとか時間以内にまとまるやろ、と会場に向かった。
会場に向かい、念願のエントリーNo.のステッカーをもらい、控室(普通になんか長細い廊下?のようなところ)に行ったら私らと同じグループの人や、私たちより出番が前のグループの人たちがいっぱいおった。プロももちろんおるし、みんながみんな壁に向かって練習をしていた。男性が多かった。
なんかの掲示板でお笑い劇場に行くお客さんって女性が多いけど、その理由として男性でお笑い好きな人はそのまま芸人になるから。と言う言葉をみたが、ほんまにその通りなんか、と実感した。
出番の少し前に呼ばれて並んだ。すぐそこで漫才が行われている、しかも私はお笑い好きやから見に行くことがまぁまぁあるし近いなぁ今日の席、と思うことはあるけどマジで舞台側からそれを観察できるなんて、とまたなんか「じーん」としながら、どきどきする、と脈を触ってみながら出番を待った。
出番になって舞台に出ると、前から聞いていたようにキャパ200人に対し30人くらいしかお客さんはいなかった。
不思議と出た瞬間から緊張はなく、その瞬間楽しいと言う気持ちになった。正直、ほんまに今まで2人で練習してた通りに、と言うか私は自己採点で言うとマジで今までで1番上手くできたと思う。今まで制限時間ギリギリになってたのが今回は警告音さえならんかったのを思うともしかしたら早口で、テンポが速くなってしまってたのかも知らんけど。
ほんまに出場できてよかった、それだけ。
あとは控え室におったとき、私らより後の出番の男性の2人組が話しかけてきた。その人たちは出番前やのにめっちゃリラックスしてる様子で、プロなんかなと思ったらアマチュアやった。もしかしたら養成所に通ってる人かもしれないけどその人たちのおかげで逆に出番前はめっちゃ心臓ドキドキしたけど楽しかった。
終わった後もちょっと話してほんま楽しかった。もっとしゃべりたいけど向こう出番前やし何より終わったら速やかに帰らなあかんからそれっきりやったけどネタ見たかったな〜。
最初は人生の思い出に出よう、程度で思ってたが確実にそうなったし結果はどうであれほんまに楽しかった。私は誰もいない客席、上の方を見ながらやったからお客さんをほとんど見てなかったけど、相方が
「真ん中に座ってたおっちゃんが笑ってると言うか微笑んでる感じというか、の表情をしてた」
と言っててなんか嬉しくなった。
きっと目が見えすぎると緊張してしゃーないから裸眼でしたけどちょっと勿体無かったかもな。
完!
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