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【どうする】インボイス続報【フリーランス】

インボイス情報また仕入れました。以下、ほぼ無仕入れのフリーランスや一人親方向けの話です。(単価が1万未満だったり、一般消費者向け商売の個人事業主の方は知らなくてもOK)

昨日新しい関連本を立ち読みしました。それによると昨年後半に激変緩和の経過措置がでたそうです。見逃してました!

自分はフリーSEです。これ知るまでは、適格事業者になって、納める消費税が半分で済む簡易課税制度を選択する線が濃厚でした。

でも経過措置によると、このたび免税から適格に事業者変更する場合、3年間は納める消費税は2割でいいそうです。おお、半分より安いです。

実際は1年分で計算ですが、面倒なので月あたり金額で説明します。

たとえば請負代金月額50万円なら、もらう消費税は5万。
既存の適格業者で簡易課税の人は、半分の2.5万を国に納めます。
それが今回適格になるなら3年間、1万納付でいいようです。

もういっこ経過措置があって、これは免税事業者に消費税払う側を救済するやつです。免税事業者相手でも消費税は出さねばなりませんから。

そっちも開始後3年間、支払い消費税のうち8割を仕入課税控除できるそうです。そのあと3年も5割控除です。
7年後からは控除できなくなります。規定のモードです。
ぜんぜん控除されないより8割5割控除できるうちはまあまあ、気が休まりますよね。

先の月額50万の人の場合、免税業者のままでいくと取引先が10月から控除できずに損する額(8割の残り2割)1万円について、減額交渉が来るかもしれない。でも前まで消費税分まるまる減もあり得る流れだったので心軽くなりました。

1万だと場合により「減額しなくていいか」ってことにもなり得るでしょう。あの人便利だからとか手がかからないからとか残り期間短いからとか、色んな理由で。でも3年後、5割控除になったとき、またご相談ですね。長い付き合いになる取引先の場合ですけど。

適格事業者になる場合は自分で国に1万納めるのが確定です。そして3年後から既定の納付額。
適格の申し込みと、会計ソフトの入力微増を乗り越え、消費税納めて手取りと所得税が若干減る感じですかね。

ちなみに自分の周囲には「わからないから」と放置してる人しかいません。要するに免税事業者のまま、取引先がなんか言ってきたら対応、という受け身の構えです。

なんか、それで大丈夫そうですね。自分も経過措置が終わる2029/9/30なんて既に働いてないかもだから、放置とします。金額交渉慣れっこだし。

うろおぼえの説明で胡散臭いので、いい記事を貼っときますね。

昨日立ち読みした本はこちら!

国税庁の特設サイト。動画とかフローチャートとか。
2割特例じゃなく簡易課税を選んだほうが得なケースについてとか



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