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子犬の頃

【犬種の特性を知る】

元々犬種とは
人間が色々な犬を交配し
作り上げたもの

人気があるのは

介助犬である
ラブラドール・レトリーバー
ゴールデン・レトリーバー

テレビ等でよく見るこの子達は
視力障害などの方に寄り添い
甲斐甲斐しく日々の暮らしを手伝う
とても賢くて穏やかなイメージを持たれ
子犬から飼われる方が
とても多いです。

介助犬は子犬の頃から

何が起きても動じず
飼い主さんを守るため

きっちりとした訓練が必要で
そのためだけの訓練をします。

~介助犬の訓練~

・介助犬の訓練とは
介助犬の訓練は1歳から2歳迄の1年間。この間に犬の基礎訓練と介助動作訓練、約40日間のユーザーとの合同訓練が行われます。

基礎訓練は、座れ・伏せ・待て等を英語による号令でトレーニングします。

介助犬の訓練を受けても介助犬になることができるのは全体の3割程度。

もちろん血統や性格もそこには加味されるので
本当に難しいと言われます。

テレビで見る子達はモデルということもあり
ちゃんとトレーニングを受けた子達。

実は相談をいただく犬種の中でも
ラブラドール・レトリーバー
ゴールデン・レトリバー
は比較的多いのが現実。

犬種の特性を過信している場合が
とても多いです。

穏やかだと思った
優しいと思った

年間数件は事故が報告されることも。

なぜそうなるのでしょうか?

それは
子犬の時の暮らし方にあります。

人間の子供が
毎日兄弟で取っ組み合いしてたら
止めませんか?

最初はふざけてつつきあいしてたら
だんだん本気になって
喧嘩が始まった。

そんなこともあったはず。

その時にお母さんは止めるのに
なんで犬の取っ組み合い
追っかけあいを
わざわざさせない。

子犬達が絡み合って遊んでいる時
すごい顔で唸り合う

そんな子犬はいません。

そっと甘噛みをし
やめてと意思表示をし

その繰り返しで
社会性はできていきます。

今日も何もしていないリリーに
サリーがいきなり唸ったので
私はサリーを叱りました。

家の中で
牽制し合う必要がないから。

家の中で暮らしているのは
家族という群れ

群れの中で牽制しあったら
野生の動物達は
自ら命を危険に晒しているような
ものだからです。

犬の特性をきちんと知り
子犬の頃から
群れの仲間同士で
牽制させない。

これも飼い主さんの
ボスとしての大切な役割です。

賢い犬種ほど
子犬の時期の教育が大切で

問題を起こすか起こさないか
子犬の頃の暮らし方で
決まってしまうと言っても
過言ではありません。

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