基本ルール
この子言うこと聞いてくれないんです
言うの問題行動を
抱えていると
ご相談に来られる飼い主さんの
ほとんどはこう言われます。
散歩の引っ張りが酷くて
吠えて
噛んで
子犬の時から
自分以外の人間の
話に耳を傾ける
それが理解出来ている子は
お預かりした時
こちらのいうことに
耳を傾けてくれます。
家ではない場所の
ケージに入れられても
少々家のルールの違っていても
人間と犬との関係を
理解していたら
なんの問題もなく
お預かりの間も
ご飯も食べて
散歩に出て
排泄も問題ありません。
普段
なんでも言うことを
聞いてもらえる環境にいる子
人間のいうことには
耳を傾けることは
しません。
人間は
全て自分の言うことを
聞いてくれるもの。
という認識で
それが当たり前なので
聞くはずがありません。
うちのように
自分の家ではない場所で
家族でない人達の中では
誰も自分の言うことを
聞いてくれません。
なんなら
ケージの中に入れられたら
声もかけてもらえません。
犬たちは
そうなるとどうしていいかわからず
不安と緊張で
吠えるしかなくなります。
でも誰も相手にしてくれません。
やっと散歩に連れて行って
もらえると思ったら
今度は思うように歩かせて貰えません。
今まで好きなように
行きたい方向に
走ったりできたのも
ダメだと言われます。
ダメって何?
なんで言うこと聞いてくれない?
人間って
自分の思い通りに
何でもしてくれる
ちょろいものじゃなかった?
またパニックになります。
子犬は確かに可愛いです。
見てて飽きません。
寝ても醒めても可愛いです。
可愛いからこそ
子犬の時に
してはいけないこと
人間の話には耳を傾けること。
これを
覚えておかないと
大人の犬になってから
手の付けられない
吠える
暴れる
噛む
犬になってしまいます。
大人になるのは約2年
人間の10倍のスピードで
大人になっていく犬たち。
人間は
犬を迎えると決めたら
その犬の一生の責任を持たなければ
ならないのです。
その責任とは
人間と犬が共生することを
教えることが基本
犬だけ独り歩きするのは
正しくない育ち方です。
大人になって
よそに行った時
どうしたらいいかわからなくて
困ってしまうのは犬
犬同士は
大人の犬には容赦ないので
ガッツリ叱られることになります。
が
してはいけないことを知らない犬は
叱られることの意味すら理解できない。
ただ思うようにならなくて
気に入らないから噛む
になってしまうのです。
犬たちは
楽しく暮らしたいのに
楽しくすらわからず
いつも緊張と興奮の中で
暮らしています。
私たちが
緊張と興奮の中で
ずっと暮らしていたら
どうなるでしょうか・・・
メンタルからやがて
体を壊すことになります。
小さな体に
そんな負担をかけられるために
犬は家族に迎えられたのでは
ないはずなのです・・・
犬たちの幸せな暮らしは
『自由ではありません』
規則正しい暮らしの中で
飼い主さんと一緒に暮らすこと。
自分の欲求を満たすだけでは
犬たちは幸せを
手に入れることは
出来ないのです。
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