パピーを迎えたら
【パピーを迎えたら守って欲しい3つのこと】
犬も猫も赤ちゃんはとっても可愛いです。
しかも赤ちゃんの時期はとても短く
あっという間に大きくなってしまう。
だからこそ
この短い期間は
パピーの一生を左右するとても大切な時期だと
理解して大切に扱って欲しいと思います。
人間の子育てを経験したことがある人なら
赤ちゃんが生まれてから１歳まで
どうやって育ててきたかを思い出してみてください。
1.静かなところでゆっくりと眠らせてあげること
生まれてきた赤ちゃんは
眠っている時に成長ホルモンが出て
体を作るのにエネルギーが使われます。
人間の赤ちゃんも生まれてから半年間くらいは
1日のうちほとんど寝て過ごします。
そのために赤ちゃんは別の部屋の静かな場所に
ベッドを置いてそこで眠っています。
パピーを迎えたら
できるだけ静かな場所にベッドを置いて
そこで眠らせてあげるようにしてください。
可愛いからと
いつも抱っこ
いつも遊ぶは
パピーが悲鳴をあげています。
私たち大人でさえ眠れないことが
どれだけ苦痛かを考えたら
理解していただけると思います。
2.食事は月齢に応じたものを食べさせること
まだ歯も乳歯で小さく、硬いものも
十分に噛めないパピーに
硬い食事を与えないようにします。
動物達の母親は、子供達に
自分が噛み砕いたものを
与えるなどの配慮をしています。
フードも子犬用が用意されていますし
缶詰などの離乳食もあります。
3.甘噛みはしてはいけないと教えること
乳歯から永久歯へと生え変わる時に
歯がかゆいからと
甘噛みを放置していたがために
大人になってから大変なことになったケースが
あとを絶ちません。
犬も猫も
何があっても人間に歯を当てるという行為は
してはいけないのです。
していいこととしてはいけないことは
きちんと教えなければなりません。
人間の赤ちゃんにも
歯固めというおもちゃがあるように
もし歯がかゆいのかな？思うなら
おもちゃを与えます。
家具や建具をかじるのも
してはいけないことだと
教える必要があります。
ここ20年ほどで
犬や猫を取り巻く環境がずいぶん変わりました。
地球温暖化で夏の気温が上がり
真夏の気温は人間の体温よりも高くなっています。
熱中症で亡くなるのは人間だけではありません。
常に毛皮を身にまとっている動物達にとって
その気温は人間以上に辛いもの。
動物達が外で過ごすには酷な環境になっています。
動物達の生態もより多くのことがわかり始め
食べ物、行動についても
20年前とはかなり変わってきています。
つまり
動物達にとって暮らしにくい環境になってきた反面
動物達にとってはより細かいところまで
体や心の配慮をしてあげることができる情報が
たくさん手に入れることができるようになりました。
それは動物達と共存するための情報であり
動物達共存するということは
【共に暮らす】
ということ。
決して犬も猫も人間を癒す道具ではない。
おもちゃでもない。
『れっきとした１つの命』
だということと
『命の重さ』
をいつも忘れないで欲しいのです。
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