いくつかの試練と苦労を乗り越えて手に入るもの

私の1日は
瞑想から始まります。

今年に入ってから
瞑想を始めましたが

自分の気持ち、心を整えることの大切さを
心から感じたからです。

私が起きても犬たちは
起きてきません。

クレートで寝ている子も
出してくれと鳴くこともしません。

要求はしません。

それはきっちりとルーティンが決まっているから。
あれして、これしてといつも
順番にことを済ませて行って

自分たちが連れて行ってくれるタイミングを
犬たちは知っています。

散歩に出るまでは
犬たちに声もかけませんし
犬たちを見ることもありません。

見たり触ったりすれば
犬たちは当然期待します。
期待を裏切られれば要求します。

その当たり前のことができていなくて

起きてきたら鳴くんです。
騒ぐんです。
暴れるんです。

声をかけたり気にしたりするから
要求するんです。

犬だってちゃんとわかってるから
期待しても叶わないことは
要求しません。

私と犬との暮らしは
ほとんど会話はありません。

なぜなら
会話は必要ないから。

犬たちは私の行動を見て
全て把握しているから
私がいちいち説明する必要もない。

パソコンに向かっていたり
スマホで何か操作をしていたりすると
一番近い距離で寝ています。

お留守番はみんなクレートで。

だからお留守番中にイタズラをすることもありません。

私ががいない時は
クレートで休んでいます。

仕事をしていたら
私のそばで寝ていますが

私がいなければ
自分のお部屋（クレート）で眠るのは
当たり前のこと。

間違っても自分の安心できるお部屋を
壊したりはしません。

私も信頼しているので
カメラもつけていません。

私が食事をしている時には
ねだったりしないで

ソフアの上か
私の食事をする場所のそばに敷いてある
マットの上で寝ています。

お互いがお互いを邪魔しない。

お互いが心地よい距離を保ちながら
1日が終わっていきます。

穏やかな空気は
私自身が穏やかな気持ちで過ごすことで生まれます。

私がストレスを抱えていたり
イライラしていたり
不安だったり

そんな時は犬たちも
不安げな様子に変わります。

犬と暮らすということは
常に飼い主である私のメンタルが
とても重要になります。

私が犬との暮らしをいい加減に考えていれば
犬たちもいい加減になり
様々なトラブルを起こします。

犬たちの問題行動の原因はなんなのか
犬たちの問題行動を解決するには
どうしたらいいのか

全ての答えは飼い主さんにあります。

犬たちを治そうとすればするほど
犬たちはいうことを聞きません。

なぜなら
犬たちは、そこじゃないと
言い続けるからです。

犬たちと本気で穏やかに暮らしたいと思うなら
飼い主さん自身がきちんとカウンセリングを受けて
犬との間で何が問題か
犬とどう向き合っていけばいいのか
とことん掘り下げていく必要があるのです。

私は
今の子達と命懸けで向き合ってきました。
そして
今の穏やかな暮らしを手に入れました。

その道のりは
簡単ではありませんでした。

その道のりがあったからこそ
本気で犬と向き合う飼い主さんには
本気で伝えていきたいと
とことん寄り添いたいと
思っています。

中途半端に
簡単に犬を治したいと思っているなら
それは無理ですとお伝えしたい。

犬は全てお見通しです。

飼い主さんがどこまで自分自身に本気で向き合っているか
どんな思いで向き合っているか

全部知っていますから。

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