何苦楚魂
長きに渡り野球界の発展に努められた中西太さんが本日、亡くなりました。
心からご冥福をお祈りいたします。
中西太さんは私が福島ホープス時代に大変お世話になった岩村明憲監督の恩師です。
「何苦楚は、中西太さんが岩村明憲監督にヤクルトスワローズ時代に送った言葉です。」
【何事も苦しいことが礎になるという『何苦楚』(なにくそ)のいう意味です。】
この「何苦楚ユニフォーム」は年に数回のみの使用するユニフォームでした。チームとして勝負どころの大事な一戦で着用していました。
岩村明憲監督が選手としての引退試合が2017年9月10日に開成山野球場で行れました。その日、中西太さんがグラウンドに来られました。
岩村明憲さんの最後の試合前バッティング練習を中西太さんがゲージの後ろで見届けた後、私のバッティング練習も見ていただきました。
「あの子、名前なんていうの?」
「いいバットの出し方をしているね。綺麗なバット軌道をしているからこれからも自信をもって頑張りさい。」と中西太さんに声をかけてもらいました。
翌年、私はチームを変えることになりましたが、その言葉を励みにプレーしてきました。いつまでも忘れません。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
宮之原健
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