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rakugo1000 (174) : 三遊亭金馬「藪入り」

概要
お店に奉公に出している息子の亀が3年ぶりに、里帰りをするというので前の晩眠れずそわそわする父親。「好きだったあれを食べさせたい、これを食べさせたい」「あんなところに行きたい、こんなところに行きたい」と妻相手に話し、寝かさない。
翌日帰ってきた亀は、すっかりお行儀もよく、立派な息子になっていた。「とりあえず湯にいってこい」と送り出し大層満足な父親。ところが母親がふと財布のなかを見てしまったことでトラブルが…。

今日聴いた噺
20/01/02 新春国立名人会
春風亭昇太 犬貸してください
松乃家扇鶴
林家正雀 豊竹屋
アサダ二世
三遊亭圓丈 リクエストブック
やなぎ南玉
三遊亭金馬 藪入り
林家二楽
柳亭市馬 かつぎや

プチメモ
1月2日はちょっと特別な日で、昨年亡くなった母の誕生日なのでした。毎年、お節と誕生日のケーキを家族で囲んでいたので、それが無くなる父の寂しさを少し凌ぐためにも、と思い、国立演芸場に誘ってみたのですが…。
ちょっと選択としては誤ったかな。11時半の会のほうが明るくてよかったのかもしれない。
昇太さんは、落語やらなくて小噺のみだったし、扇鶴さん、アサダ先生、圓丈師匠のお三方はなんというか、「ちゃんと」やるのが厳しかったようで…。圓丈師匠「悲しみは埼玉に向けて」を途中までやってたけど、あまりに冷えてて「リクエストブック」に切り替えたけど、それもいまひとつで。
仲入り以降の、南玉さん、おんとし91歳!金馬師匠の十八番「藪入り」、二楽さん、そして個人的には普段あまり相性のよくない市馬さんに救われました。
国立は、たまーに、外れるなぁ。去年もほぼ初落語の友達連れていって、辛い思いしたし。
父が落語は違うな、と思わないでくれるといいけれど。寄席はやっぱり初のひとを連れていくのは怖いね。

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