ライフログスクールで「過去」と「今この瞬間」を愛し、「みらい」が楽しみになった話
5月31日から7月12日までの約1.5か月、ライフログスクール7期生として、ライフログにチャレンジしました。終わってだいぶ経ってしまいましたが、これも自分のタイミング、ということでログを残します。
スクールがスタートした日に掲げたゴール・目標はこちら。
人生の棚卸は時間が足りなかった
4回のセッションの中で、一番肝となるのがDAY1の人生の棚卸なのですが、28年ちょっとを振り返るのに時間が足りなかったのが正直なところでした。中学生の頃のトピックすらも結構深く潜ってみたら永遠にかけちゃうような。細かくかけたということは、それくらい強烈に印象深いものであったり、自分が大切にしている思い出や経験だったのかなと思います。
ただ、過去に向き合う事実を認知する事は苦手ではなかったけど、そこに自分の想いやどうしてそう感じたのかを言葉にすることがめちゃくちゃ苦手なことにも気づきました。だからこれまで自己分析も苦手だったし、就活の時も逃げてたなーなんてトピック洗い出しの時に感じました。
そこに素直に向き合えるきっかけをもらった時間でした。
家族に向き合えたチャンスの時間だった
わたしはある意味特殊な家庭環境の中で育ちました。その中で栄光もありましたが、人生最大級のどん底に落ちる悲しみも経験しました。
それについては別に恨みも何もないのですが、これまでの重圧感や、長女といえど一番上だからしっかりしなきゃというプレッシャーを無意識にもずっと抱えていたのも事実でした。今年の2月末に占いに行った際に「もうその荷物は下ろしていいよ、縛られる必要はない」とは言われていて、どうにかこうにか整理はしなきゃいけないなとは思っていたので、またとないチャンスに恵まれました。
しんどかったけど、ここでやらなきゃいつやるのだったので、ライフログでは家族にまつわる出来事について、思いきってフルオープンに書きました。(これを書かないと他のトピックも書けなかったというのがありますが。)
SNSにも書けないし、人にもあまり話せない(というより話しづらい)から、ほとんど頭の中で積み重ねていた20数年のあれこれや、誰にも見られないところに書き溜めていた想いをここまでオープンにすることは、ライフログ始める前までは全く想像もしてませんでした。
だからこそ、よりじっくり向き合えたし、文字に起こして自分の目で見ることで、より事実を事実として受け入れることができたし、感情にも向き合えたと思っています。
進めていくうちに、「わたし結構家族や家庭環境に執着している?」とも感じていて苦しくもあったのですが、最終的には「執着している」という思い込みからも解放されてスッキリできました。
自分を言語化する
人生の棚卸・整理整頓を行った後に「自分の好き・得意・在り方」を見つけて宣言する。これがまた難しかった。ここを一人で深めていくのはかなり難しくて、壁打ちしてもらったりもしました。
言語化に一歩近づいたのは、ワークの一環で「他の人に自分のことを聞いてみよう!」という課題でした。友人や先輩、お世話になった人、SHE関係の人、かなり勇気を出して会社の教育担当にもLINEして「わたしはどんな人か?強みやお願いしたくなること、得意なこと」を聞いて回りました。
自分のことを聞くって気恥ずかしい気持ちもありましたが、誰もが客観的な印象を率直に答えてくださって嬉し恥ずかしな、でも意識的にも無意識にもこれまでの自分の積み上げを感じ、じんわり温かな気持ちにもなりました。
これまでの経験や他の人からの意見も踏まえ、「これでいいのか?」とうんうん唸りながら「いやこれしかない」とたどり着いた「好き・得意・在り方」はこちら。
正直、在り方の部分はブラッシュアップの余地があるのですが、自分の置かれた場所でさあどう立ち居振る舞おうか、という視点が生まれてくるので、一旦はこれで行こうと思ってます。
人生積み重ねていけば、価値観も考えも変わってくるのはある意味当たり前なので、これに囚われすぎず「今の自分が目指したい価値観」という指針でいきたいなと思ってるし、定期的に見直したいです。
ライフログスクールを終えたその後
自分にひたすら向き合い考え尽くしたライフログスクールを終えた直後の感想がこちらでした。
そんな気持ちに浸れたので、目標は達成できたなと感じてます。
また、家族のことを整理したら、この後家族関係に関わる転機もきたのでやっぱこれもタイミングだったんだなと妙に腑に落ちてます。
洋服も思考もご縁も、空いたスペースにしか新しいものは入ってこないんだろうな、と常々思っている節はあるのですが、これまでの人生の整理整頓も全く同じ現象が起きたので、整理整頓は定期的に行いたいですね。
そして、8月16日にライフログスクール7期生の再会日がありました。
その時の明奈さんの言葉やライフログを通して感じたワードをかき集めたツイートなのですが、これから先、今の自分の現在地やありようを捉えるのに大事にしたいと感じた言葉たちでもあります。
ライフログ前はそこまで気にかけることもなかったのですが、終わった今はより「今この瞬間」にフォーカスもできているなと感じてます。
ライフログを海に喩えて
度々わたしはライフログの過程の感想を海に喩えていました。
人生の深掘りは、海の奥深いところまで、潜れるところまで潜って綺麗な景色を見たり、奥底に眠る宝物を見つけたり、はたまた先が全然見えないところにいたような気分だったし、明奈さんとの面談は自分一人では潜れなかったまた違う世界を見に行ったような不思議な感覚に陥りました。
ライフログスクール最終日は、温かく、和やかで、穏やかな海に喩えていました。海に潜って海から顔を出したときに、太陽の光に照らされて明るくて煌めく海がどこまでも広がっている、そんな光景を見ているような気持ちでした。
最終日にスクール生全員のこれからの意思表明を聞いて、一人ひとりの人生はキラキラ輝いていて、時には大嵐、大波な時もあるけれど、最後にはちゃんと穏やかで綺麗な海のように戻っていくんだろうなとも感じました。
(こんなに喩えていながら、シュノーケルもダイビングもやったことないんですけどね、、、笑)
楽ではなかったけど、頑張って生きてきたご褒美の時間
自分と向き合う覚悟を持って参加したライフログスクール。
実は、偶然なのかなんなのか、ライフログスクール終わってから人生の転機という転機しか起こってなくて、ライフログスクールに参加したことも一つの人生の節目となったなと、noteを書きながらしみじみ感じています。
他人に話を聞いても聞いてもらっても、結局答えは自分しか持っていない。その答えを探しに自分にひたっすら向き合うのは想像以上に時間もエネルギーが必要で。終わりも見えないし、終わってもまだまだ未完成な部分もあるし。ここで終わりじゃなくて、人生が続く限りはずっと更新していくもの。
決して楽だった、とは言えないけれど、贅沢でご褒美のような時間であったことも事実です。「ライフログスクールで自分に向き合うことを、このタイミングでやってよかった!人生の土台をあらためて作れてよかった!」ただただこの一言に尽きます。
明奈さん、運営の皆さん、7期生の同期の皆さん、本当にありがとうございました!
そんなライフログスクール、年内最後の受講生、8期生の募集してますよ!申し込みは9月6日(火)23時まで!
まだ申し込みギリギリ間に合いそうなので、興味ある方お早めにチェックしてみてください😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?