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気付けば折り返し地点に来ていた私、戦いはまだ続く。



いろいろあった地固め2クール目を終え、一時帰宅をしている現在。父と話して気付いた治療が折り返しに差し掛かったこと。

診断から5か月。長いようなアッという間だったような。
でも各クールそれぞれ苦しいことやつらいことはあって、記憶がないものもあれは記憶がはっきりしているものもある。


突然キャリアチャンスを奪われて絶望したこともあった。
副作用により治療中断になり絶望したこともあった。
見たことのない数値の白血球を見て絶句し、そのまま引きこもり生活になったこともあった。
投薬した薬や内服の影響で食事がとれなくなり、希死念慮に襲われずっと泣いていた日もあった。


それでもいつも夫や両親をはじめ、会社の人たちや友人の支えにより気づけば退院し、次の治療へ向かうことができた。
関わる医療従事者の方々がありとあらゆる手段を講じてくれるおかげでもある。感謝。


次は地固め3クール目。
目下課題は、如何に治療期間を過ごすことと荷物をまとめるかということ。
次の入院はスーツケースを新調して挑もうかと思っている。
(入院期間が長いうえに荷物が多いので)

ここを超えれば、復職も見えてくる。
復職後の仕事については医師から言われていることも伝えて、申し訳ないながらも勤務配慮をしてもらえることになった。
でも今までの日常生活と全て同じとは限らない。
できること/できないことが顕著に分かれることになるのは目に見えている。


少しでも日常を取り戻すために、再び治療に向き合う。
多分またつらいつらいと泣いて、泣きながら夫や父親に電話するだろう。


入院がすべて終わっても通院が待っている。
その通院に移るため、泣き言を言いながらでも治療を続ける予定だ。

告知の日に言われた「治療は全て化学療法で実施します」の言葉。
当時はあまり気にしていなかった。むしろ白血病ではないから移植という選択肢はないよなと納得したのを覚えている。
自分に選択肢がないことがはっきりわかり、治療に真正面から挑んでいる今だから言える。


化学療法しか選択肢がない?上等じゃないか。
なんだって食らってやるよ。その分、ゾンビの如くよみがえるけどね。

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ししょー
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