カメラとお別れをして思う小型軽量化のこと
ステイホームの頃から使用頻度の落ちていたPENTAX K-50を悪性リンパ腫(T-LBL)罹患を機に手放した。
思えばいろんなところに連れていきいろんな写真を撮った。
でも年々落ちる体力には逆らえず、箪笥の肥やしと化すなら使ってくれる人のもとに渡ってほしいという気持ちで手放した。
まだがんになるずっと前、元々はサブ機を検討していた。
当時はミラーレス一眼を検討していたが価格もあまり変わらないし、レンズ交換式であれば荷物も増える。
スマートフォンの性能も上がっている現代ではサブ機の意味はあるんだろうかと思い保留にしていた(画質を追い求めているわけでもないのでiPhone15で満足している節もあったのは内緒)。
でも人間は欲深い。
そして私は告知時に5年生存率を言われていない(正確には統計がない)。
だったら外界に戻ったときの一瞬を残してもいいんじゃないか?
加えて現代では小さめの鞄の流行りが来ている。
一眼レフが入る鞄となるとなかなかの大きさになるのは避けられない。
これもう最適解はコンデジなのでは?
私には長いこと気になっているコンデジがある。
Ricoh GRⅢである。
ズーム機能はないがそもそもそんなにズーム使わないし、APS-Cセンターなのでお値段はまあ張るが使いやすさは折り紙付きであろう。
入院中に抽選販売していたけど華麗に忘れたので元気になったら探し回るかなと思っている。
もう一つ気になっているのはライカD-LUX8。
お値段はさすがライカさんですね…って感じなのでこの人は復職してから頑張って稼いでお迎えしたいです(そのくらいの心づもりで働きたい)
私が持つカバンのサイズとしては「このカバンに何が入るんだい…?」というほど小さいものは持たないが、あまり大きいと肩がこるので大きすぎず小さすぎずがマスト。
加えて手帳と財布が入れば問題なし。
治療後は身軽な自分になりたい。
どこへでも行けて、何者にもなれる自分でいたい。
そう考えるとこのタイミングで小型軽量化について改めて考えるのは別に悪いことではないなと。
むしろ治療後の楽しみが増えている。
そんな気持ちでしばらくは過ごしていきたいと思う。
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