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矢花黎くん入所10周年おめでとう。沼落ちと(オタクの)サムパラちょっと懐古。

10年前の今日入所して、ずっと地道に楽器の技術を磨いてここまできた矢花さん。ジャニーズとして生きる道を選んでくれてありがとう。


今日は私が矢花さんを好きになった経緯をまとめておこうと思う。というのも、推しとの出会いがどんなものだったかすぐに忘れてしまうから。岸くんの沼に落ちたきっかけも忘れかけているので、矢花さんのことは忘れないうちに残しておきたい。


矢花さんを知ったきっかけ

矢花黎という名前を覚えたのは2019年の夏頃のJr.にQだったと思う。家族と仲がいい話、ペットの話、そして「矢花ショックでした…」でオチをつける。
何がどう、といえるものではなく。ただ惹かれた。

ジャニーズらしくない素朴な雰囲気がある黒髪の男の子。そんな印象。



その少し後に7 MEN 侍がSixTonesを引き継いでYouTubeを担当することが発表され、見てみることにした。

なんだこの面白いグループは。

カオス。それなのにいじりもボケもツッコミも意外と機能している。こんなに面白くてヤバい人たちの集まりを見つけられなかったのか…と衝撃を受けた。


そしてYouTubeの矢花さんは一層魅力的だった。
MCを担当してスラスラと進行する仕事人ぶり、金曜日の狂犬大光や自由奔放な最年長嶺亜さんをツッコむ豊富なボキャブラリーと頭の回転の速さ。そしてメンバーからの前フリにもちゃんと乗っかれる振り切った一面に矢花さん自身もボケるところ。それに何に対しても肯定する姿勢。メンバーに向ける聖母のような眼差し(後に年齢順だと下から2番目と知って衝撃的だった)。このときから「矢花くん」ではなくて「矢花さん」と呼ぶようになった。

沼の予感をひしひしと感じた。

矢花さんのことを調べると
音大生、手が綺麗、庶民的な金銭感覚、妹がいる、ステージ上は別人...
好きになりそうなところがたくさんあって、どんどん矢花さんのことが気になっていった。


それから暇なときは7 MEN 侍のYouTubeを見るようになったけれども、忙しくなるにつれていつしか見なくなったり…ということを数ヶ月か繰り返していた。



沼に片足落ちかける


矢花さんの存在が私の中で大きくなったのは、2020年2月の少クラのLovelessだった。切ない表情も綺麗な手を生かした振りも、目が離せなくなった。
矢花さんの纏う雰囲気に惹かれた。飾らないのに良質なあの感じ。


その後にしばらく溜めていたYouTubeを見たらやっぱりカオスで。うん、差がすごいのよ。あの人たち。


それ以来第1と第2金曜日は少クラ→YouTubeの流れが定番になってISLAND TV も見るようになった。

そうすると矢花さんだけではなくてメンバーのこともたくさん知れるようになった。

嶺亜さん ベース→ギター
最年長。姫。女帝。ダカさんをイジるのが好き。ダカさんが食べてると怒る(けどよく一緒につけ麺食べに行ってるの?笑)。矢花さんのこともイジる。生粋のアイドル。芸術専攻。

琳寧くん サックス→ギター&サックス
りんちゃん。いつも安定してぶっ飛んでる。ジャニオタだからファンの需要を理解してくれる。素直。真っ直ぐ。筋肉がすごい。SASUKE 1stステージクリアおめでとう。矢花さんの兄ポジション(見た目の話)。

本髙くん キーボード
ダカさん。早稲田大生。ピアノを弾けるしサッカーもできるしラップもできるしあの顔面なのになぜか不憫キャラ。嶺亜さんに食べてるところを見られないようにこっそり食べてる(だいたい矢花さんが一緒に食べて嶺亜さんに見つかる面白い)。お魚。

こんぴー ギター
矢花さんのことが大好き。矢花さんには距離感バカ。7 MEN 侍 二人目の姫。ただし嶺亜さんが甘やかすので実質1番メンバーから可愛がられている。歌声が綺麗。透き通ってる。普段はそれほど話さないけれど一つ一つの発言が面白いので爆発力がすごい。このジャンルのおもろい人ははじめてだった。

大光 ドラム
末っ子。狂犬。自分の部屋でシャンプーする人。よく矢花さんで遊ぶ。だけど本当は真面目で寡黙なのがどんどん暴かれてきている。寝顔が天使。ステージ上でのギャップがすごい。ダンスがすごく綺麗。足の長さが2m。

個性が強くて誰も埋もれていなくて、そして団体芸も面白い。実はとてつもなくハイスペックなグループなのでは、と感じたけれど私はこの時にはいまいち推す気になれなかった。

というのも自分のグループに対するこだわりのようなものがあまり感じられなかったから。

このことで決めきれなくて推そうかずっと悩んでいた。




サムパラ参戦とその後

そうしてやってきたサムパラ当日。悩みに悩んで2日目だけ参戦することにした。たしかそれを決めたのも公演が始まる10分前とかだった気がする。

参戦して正解だった。魂が揺さぶられた。みんな全力でかっこよくて、本当に会場にいるような気持ちになったし鳥肌の連続だった。

最初に初のオリジナル曲『サムダマ』を聴いたときはこれがうわさに聞いた渋めのロックか...と身構えたし矢花さんがほとんどベースに全振りで全力で弾いててすごくカッコよかった。

矢花さんが作詞作曲した I Know.あれを!!20歳になったばかりの人が!!!歌うの!?って大きな衝撃を食らって動けなくなった。
あれを聴くためだけでも十分入った意味があった。本当にすごかった。今思い出しても鳥肌が立つ。

あと個人的に好きなローリング・コースター。「気が済むまで食べる それが君の座右の銘だって」を「僕の」に変えて歌ったダカさん。そしてダカさんを囲んだ皆が爆笑している姿がかわいかったな。あとはオチサビのこんぴー。こんぴーの歌声とローリング・コースターすごくマッチしてた。(こんぴー、ハーフアップにしていて登場の時からずっと神々しかった...)

あとはダカさんのT.A.B.O.O 。冒頭の大光のドラムとダカさんのラップで殴り合うような勢いがにずっと圧倒されっぱなしだったな。大光が勝気な笑み?みたいな感じになっていたのが今でも忘れられない...あれカッコよかった。(ドラム間違えたらバンドが終わる緊張感で黙々とドラム叩いてる大光とてつもなくぶっ刺さりました)

それからシンデレラガール。矢花さんが岸くんの「PM11時間近の~」を歌ってくれたので全力で沸いた。歌い方が全然違うから印象も正反対でとても面白かった。
(矢花さん、女の子は門限までに女の子の家族に迷惑にならないようにちゃんと帰すと雑誌で言っていて雑誌投げそうになった。だって家族のことまで考えて動く人よ...しんどい)

それからラストにもう一度『サムダマ』。一秒でも長く自分たちの音を届けようとする6人に心が打たれた。ステージ中を走り回って「まだ終わらせねーよ!!」って叫びながら音をかき鳴らすの。そして最後に音を合わせてフィナーレ。気づけば配信が終わって私は画面の前で呆然としていた。

サムパラを楽しめて、一回は生の現場参戦してみたいな という思いがむくむくと湧いてきた。


アンバランスなのに心地いい

そのあとのYouTube矢花さんバースデー回。普段あんなにみんなに愛されて頼られて、実力も認められる矢花さんがメンバーや他のジャニーズの人たちからメッセージをもらって思わず泣いちゃう。メソメソしながらちゃんと多方面に感謝の言葉を伝える矢花さんが愛おしかった。「こんなに優しくされるとオレ、泣いちゃうから…」誰に対しても優しいのに優しくされることに関しては不器用な矢花さんが。

空気がしんみりしだしたときに、ダカさんが「矢花って後輩にも先輩にも一目置かれている存在というか、僕らも頼みやすかったし、相手側も快く引き受けてくれた。矢花の力。」ってフォローしてくれていたり、りんちゃんが笑わせようとしてくれたり。

個性が強い7 MEN 侍のメンバー一人一人を何かの図形で表すといろんなところが飛び出たりぎゃくにへこんだりしたいびつな形になるだろうけれど、それを6人分重ねてグループにするとちゃんとバランスが取れていて素敵なグループだと思ったし、もっと他の人にもこんなグループがあるんだよって知って欲しい気持ちになった。




そういう想いを一層強くしたのがJr. 運動能力テスト。
普段はふざけてばかりなのに、優勝賞品のMV撮影のために真面目に笑いなしで頑張る企画。こんぴーが最初に手を出して、円陣を組む姿で胸が熱くなる。運動が得意な人も苦手な人もいる中で、互いに励まし合いながらいい記録を出そうとする。全然ドライなんかじゃないじゃん…アツい…特に最後の12階階段走のこんぴーの「メンバーの大切さ。声が大事。」という言葉やりんちゃんの「上ってくるとどんどん声が聞こえるの」という言葉が。上から応援してくれるメンバーの声が上に行くにつれてどんどん大きく聞こえてきて、それで頑張れるって。全力出し切って高め合う一面が見られて最高な回。泣ける動画。




ちょうど時を同じくして、2曲目のオリジナル曲「サイレン」がYouTubeのパフォーマンス映像が公開された。

全員表情が決まってて何度も見てしまう動画。Dance Practice Ver. とどっちのリンクを貼るか迷ったけれど、やはりこの表情は全世界に見せたい。
とにかくかっこいい。あとLovelessの時から思ってたけどりんちゃん×フードは天才。そしてダンスが苦手で「ダンスは力を抜きましょう」とダメ出しされていた矢花さんが本当にダンス苦手なの?というくらいにメンバーに食らいついていた。
「ダンスもできる人がバンドもやるっていうグループだから」嶺亜さんがいつだったか言っていた言葉もうなずいてしまうパフォーマンス。



そしてそれとちょうど同じくらいのタイミングで始まったISLAND TV内の「侍ストーリー」。侍Tubeがアップされる金曜日以外の週6日をメンバーで当番制で回して動画や写真を撮ってあげてくれるようになった。なんてことないものでもこうして届けてくれるってめちゃくちゃファンのこと甘やかしてくれるじゃん…って泣きたくなるくらい嬉しい。しかもちゃんと笑えたり工夫されていたり、どんどん面白くなる。時には数年前のフォルダから引っ張り出してきたようなお宝画像やお宝映像も...

舞台『DREAM BOYS』期間が終わったら「侍ストーリー」も終わりかと思いきや...

まだまだ続けてくれてる。無料なのにこんなにほぼ毎日頑張ってくれる。まだJohnny's webの連載を持ってないしROTで密着されたこともない(今のところね)、でもISLAND TV を通してこうしてたくさんのことを届けてくれるし、何なら自分でドキュメンタリーのパロディを作ってISLAND TV で見せてくれる。自分たちが今あるもので最大限を尽くしてくれて、私のようにファンになる人がどんどん増えていく。

絶対に応援していて楽しいな、って思ったし
過去に悔しい思いをしたことだってあるだろうから、その分たくさん幸せになって欲しいというのが切実な思い。



こうして私は矢花さんを 7 MEN 侍を 好きになった。



誰向けなんだろう、私と矢花さんのことを書いて自分用に残すためだけに作ったつもりが、若干ステマチックになってしまった。けれど、これだけ語れればもう思い残すことはありません。


あ、最後に。

元気がないときにオススメ。何も考えずに笑える。


それから公開されてからずっと引きずっている矢花さんを。

(芸術作品!)



おわり。

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