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もういちど、星に願いをたくす子どものように。
最近、衝撃的な言葉をみつけた。
その名は「子どもおばさん」。
【意味】
年齢を重ねても精神的に幼く、
子どものような振る舞いをしている大人の女性。
フローリングにいろいろぶちまけるかと
思うほど当てはまる節があって、
ショック死するかと思った。
「子どもおばさん」というフレーズが
頭から離れなくて、気になって調べてみた。
すると、記憶がえぐられるようなワードが
いくつかヒットした。
詳しくは(心がしんどくなるので)割愛するけれど、
調べている途中、とある一冊の本に出会った。
『「大人女子」と「子どもおばさん」』 だ。
まだ読めてはいないけれど、
いまの自分にとって、ものすごく
必要なことが書いてある気がした。
なぜこの話をしたのかというと、
妻である私が「子どものような振る舞いをする」
せいで夫が残念がり、怒るからだ。
夫は真面目で大人っぽい。
私は飽き性で子どもっぽい。
関係性の対比が目的ではないけれど、
夫はとにかく私の素行を心配してくる。
「もう少し大人の対応をしたほうがいいよ」
ものすごくふびんな目で宥められたのを、
今でもよーーーく覚えている。
私はそのたびに反発して、
「そんなの無理だよ〜〜;;キライ〜〜;;」
などと喚き散らしていた。
駄々をこねるのが、生きがいみたいに。
これが典型的な「子どもおばさん」の
傾向なのだと、後になって気づいた。
危ない橋を渡りそうになるたび、
夫は私を助けてくれる。
けれど、私のなかの子どもおばさんが
いつ発症し、いつ消えていくのかはわからない。
治す気があるのかと問われたら、回答に困る。
これが個性だと言い張り、見えないフリを貫く
ことで私は永遠に子どもでいられるのだろうか?
それも違う気がする。
おそらく私は、夫の子どもになることで
甘えを知りストレスを発散しているのだろう。
とんでもない発想だ。
あいにく、テクテクとひとりで
歩けるタイプだったのだけが、
唯一の救いだったかもしれない。
こんなことを書いている時点で、
精神的に幼いのは明白だ。
心のどこかで、必ず誰かに
許されたいと願っているのだから。
このままじゃダメだと強く念じても、
手を合わせるだけじゃ星は降ってこない。
本当に叶えたい望みはおそらく、
まだ大人になりたくないって話なんだろう。
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