見出し画像

BMW M135i日記⑦車内の楽しみ方

フロントビュー。

 私が車の運転を始めた頃(1988年)、車の中で楽しむと言えば、AM/FMラジオかカセットテープが一般的でした(8トラックはさすがに知らない)。今回、BMW M135i xDriveを持つことになり、大きな変化が生まれたと思っています。

車載エンターテイメントデバイス

 BMW M135i xDriveには、AM/FMラジオ(FMワイド放送対応)、Bluetooth接続によるスマホの使用、USB、そしてSpotifyがあります。
 35年前からの変遷をたどれば、

  1. AMラジオ:会社の営業車では、FMラジオすらない設定のものもありました。文化放送にどっぷりハマるようになったのも、これが影響しているでしょう。

  2. FMラジオ:後述のものがなければ、FMを流すことが多かったでしょう。現在住んでいる場所は山が近く、AMラジオの電波のとおりが悪いので、AMラジオ補完放送であるワイドFMは重宝します。

  3. CD:最初はダッシュボードに1DINや2DINのカーオーディオをカーショップで取り付け、1枚だけ演奏できるモデルでした。その後、グローブボックスやリアトランクに6連装、10連装といったかたちで、複数のCDが演奏できるようになったものです。

  4. MD:生存期間は短かったですが、CDから録音したものを再生していました。自分の好きな曲を編集したこともありましたっけ。

  5. TV(ワンセグ・フルセグ)・ビデオ・DVD:テレビが見られるようになったのも時代性を感じます。とはいえ、運転中のよそ見は禁物。ビデオをつないだり、DVDを再生したりと、車内エンターテイメントは広がりを見せます。

  6. USB・SDカード:車内にこれらのスロットがあり、媒体に記憶したり、再生機器をつないだりして楽しみました。私の場合、CDなきあと、SDカードが主流でした。フォルクスワーゲンゴルフR(第7世代・第7.5世代)には、ダッシュボードにSDカードスロットが2連装され、片方は音楽、もう片方はバラエティ番組等の録音を入れていました。


 BMW M135i xDriveには、CD、TVとSDカードはありません。代わりにUSBは装備されており、AMラジオ、FMラジオ(ワイドFM対応)もあります。

Spotifyの衝撃

 約2年前に現在の地に引っ越してきましたが、そこまでは、CDを買うことがアーチストへの敬意の表し方と信じてきました。とはいえ、引っ越しのたびに300枚近いCDを箱詰めし、もう聞かないと思ったものはBOOK OFFにもっていくの繰返しでした。
 音楽配信サイトは多数ありましたが、Spotifyの無料会員になり、手元のライブラリと比較したところ、95%以上に音源があることが判明。それならと、有料会員になり、音源のあるCDはBOOK OFFに持ち込みました(大量のCD持ち込みに、本と違って検品をしなければならない店員に嫌な顔をされましたが)。
 結果的に、メモリー型再生装置(要はウォークマン)も用なしに。ウォークマンの歴史とともに傍らにあった自身のものを処分しました。あとは、パケットの消費だけ気にすれば、スマホだけで対応可能に。ジョギングに出るときも同様です。それだけ、Spotifyなどの音楽配信サイトは衝撃でした。

音楽の楽しみ方の変化

 実をいうと、音楽を車内で聞くことが減っていました。通勤時は地元の放送局ですが、それ以外は、どちらかといえばバラエティ番組の音だけを聞くことがほとんど。たとえば、みうらじゅん・山田五郎の親爺同志(男同志)髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオジェーン・スー・堀井美香のオーバーザサン大竹まことのゴールデンラジオ、あたりの音源(1番目は音源取り込み、それ以外はPodcast)です。
 それが、音楽を聴くようになっています。しかも、Spotifyは「プレイリスト」という機能があり、自分の好みの曲だけを集めることができます。カセットテープ・MD時代のコンピレーション作成に戻った印象です。

無線LANはどこまで届くのか

 車載のSpotifyは、以前にも書きましたが、車載の無線LANから電波を拾ってくる様子です。当方の行動エリアには、NTTドコモの4G電波さえ届かない場所を通ることもあります。
 しかし、試してみたところ、電波が途切れることは今のところありません(携帯電話の方がよっぽどアンテナが立たない)。これまた驚愕です。

いいなと思ったら応援しよう!