BBT大学院を入学検討中の方から質問をいただきました。その2
先日また別の方からご質問をいただきました。
今後入学を検討される方にとっても有益かと思いますので、ここで一部を紹介いたします。
●BBT以外で候補とした大学院はあったか?
MBAの国際認証を得ているところという点で、名古屋商科大学は検討しました。
当時の同僚に、名古屋商科のMBAコースを修了した人がいて、国際認証を得たものにも、魅力は感じました。しかし、知り合ったBBTのOBと会って話を聞いて、BBTの方が最先端を行くからBBTの方がいいと思い、BBTに決めました。
BBTの最大の魅力はRTOCSです。
これを毎週実践していくのと比べると、何十年も前のケーススタディを講堂でディスカッションするのは、過剰表現抜きで、浦島太郎もいいところだなと思います。
インターネットのない時代の経営戦略だけでは、現代では通用しません。社会情勢も大きく変わっています。また知っているかどうかだけで終わってしまう節もあり、古いケーススタディから学ぶところは限られていると思います。
BBTでもメーケティング概論では、古いケーススタディを題材としたものもありましたが、正直今更こんなもの勉強しても使えないだろって思っていました。
RTOCSでリアルタイムでのケーススタディから学ぶ方が、遥かに実戦的なので、実戦力をつけたいならBBT一択かなと思います。
なお、外資系企業にて優遇されたい場合、国際認証を得ているMBAコースをとると有利とは聞きます。しかし、現在はMBAは学位として掃いて捨てるほどいるので、20年前とは違い、特に貴重な存在ではないので、気にする必要はないかなと思います。
●同期の業種に偏りはあったか?
特に偏りはありませんでした。
老若男女古今東西ですし、本当にいろんな業界の人と出会えたので良かったです。
異業種の人からの方が刺激は多かったかなとは思いますが、同業者からも競合や協業の情報が入ったので、それはそれでよかったです。
あとはFACEBOOKのコミュニティなどを通して、「〇〇に詳しい人いたら紹介していただけませんか?」と一声かけると、いろんな人が何人も紹介してくれるので、同期にいない業種の方とも、繋がろうと思えばいくらでも繋がれると思います。
飲み会にはできるだけ出た方がいいです。
あとは地方に出張に行ったら、現地のBBTの同期に声をかけて飲む。
そうやっていくと、どんどん面白くなります。
●理系卒のため、経営やファイナンスに明るくないが、お勧めの講義はあるか?
BBTを卒業するまでに獲得したいものが何か、という点で異なると思います。
私はとにかくサバイバル力が欲しかったので、学長科目に力を入れました。
ファイナンス系で必須なのは、コーポレートファイナンスとアカウンティングですが、個人的な感想としては、正直どちらも面白い講義ではありませんでした。
現在私は起業して4年目ですが、アカウンティングの知識はかなり抜けていますが、マネーフォワードが全部処理してくれるので、気になりません。
今はマネフォやフリーなど、クラウド会計ソフトが全部処理してくれますし、ちょっとネットで調べれば仕訳の仕方もすぐにわかります。また奥まったところはクラウドワークスなどで、税理士や会計士の先生に尋ねればよいので、必ずしも全てを自分でできなくても問題ないというのが私の認識です。
もしご自身がそのあたりも自分でしなければならない立場であれば、勿論頑張って勉強すべきところではありますが、基礎だけ押さえておけば大丈夫かなというのが本音です。
「コーポレートファイナンス」も、大企業で自社で大きな投資でもしない限り不要かと思います。必須科目ですが。
私は当時もベンチャーにいたので、サバイバルを念頭に取りましたが、選択科目としては「リーダーシップ特論」、「戦略的人材マネジメント」はお勧めです。
戦略的人材マネジメントは、上に立つ者がどうやってマネジメントすべきかってのがよくわかりますし、講義そのものがとても面白いです。
リーダーシップ特論は、起業の心をくすぐる・奮い立たせるためにはありかと。
「会社経営の実務」は超大手の超上層部でない限り不要という印象です。それぐらい上の方の内容でした。
「企業参謀現代版」はヒットする人とそうでない人で分かれる感じでした。私にはヒットしませんでしたが、友人数名は本当に素晴らしい講義だったと言っていました。
自分の会社でのポジションや、今後思い描いているキャリアによって、力を入れるべきところは異なるので、そこをクリアにして臨むとよいかと思います。
以上、参考としていただければ幸いです。
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