カムデンマーケットとライダース 【イギリス留学時代の話】
昨日も留学関連の話を書きましたが、
今日も当時の話を書きたいと思います。
既に帰国して丸5年が経過。
時の過ぎ行く早さに驚くと同時に、
遥か昔であるかのような感覚に陥ります。
濃密な2年間でした。
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基本的に毎日どこかしらに出掛けるのですが、
例に漏れず今日も出掛けました。
お気に入りのライダースを着て。
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なんてことはない、普通のライダースです。
黒のレザー。
デザインはちょっと男っぽいかも。
丈は短めです。
ただ、思い出の詰まったライダース。
初めてひとりで行ったロンドン。
女一人で行くにはちょっと怖そうなカムデンマーケットで、貧乏留学生のつたない英語でめちゃくちゃ頑張って金額交渉して買いました。
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カムデンマーケットって、こんなところです。
ロンドンの北東あたりに位置しています。
Underground の Northern Line の Camden Town が最寄り駅。
黒色の地下鉄の線です。
パンクファッションやゴシックファッションなどの個性的なお店が立ち並びます。
Camden High Street のお店はこんな感じで、見ていてとても楽しい。
街のシンボル的な存在のカムデン・ロック。
マーケットのそばに川が流れていて、その川の水位を調整するための設備です。
マーケットエリアのすぐそばにありますが、ゆったりした雰囲気で、近くのお店で食事やスナックをテイクアウトしてここで食べる人も結構います。
カムデンロックの上の高架的なもの。
これを見ると、カムデンに来たなぁ、と思います。
マーケットエリアはとても広いです。
これはごく一部。
パンクやゴシックのお店が多いですが、ヴィンテージやアンティークもあります。ハンドメイドもあります。
そして、レザー製品のお店もたくさんあります。
ロンドンでレザージャケットを買いたい、という夢と限られた資金を持って、カムデンマーケットに行きました。
いい感じのライダースを発見。試着。ぴったり。
わりと細身のライダースが我ながら似合って、お店のおじさんもぴったりじゃん!ってテンション上がって。
わたし 「いくら?」
おじさん「£180だよ」
わたし 「うーん」
おじさん「 www 」
わたし 「100はだめ?」
おじさん「 wwwwww まじ?」
わたし 「まじ。100がいいな」
おじさん「これとこれつけるから120は?」
わたし 「おまけいらないから100がいいな」
おじさん「えー」
わたし 「お願いしますほんと、100がいいです」
おじさん「You are strawberry girl!」
わたし 「?」
おじさん「100でいいよ、おまけもあげる」
わたし 「ほんと?おまけは申し訳ないよ」
おじさん「いいよいいよ」
おじさん、ありがとう。
レザーの小銭入れもらいました。
でも、Strawberry girl ってなに?
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ロンドンで頑張って交渉して買った (勝った) ライダース、たくさん着ています。
ずっと気になっているのは、
ほんと、Strawberry girl ってどういう意味?
ググっても出て来ません。
ご存知の方がいらしたら教えて下さい。
悪口なのかな?
悪口だったとしても、おじさんへの感謝とロンドンでの思い出とともに、ずっと愛用し続けます。
カムデンマーケット、ロンドンにいらした際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
個性豊かな人々やお店に出会えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コバヤシ ラン
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