自分でやりきっちゃうことの罪
新人スタッフを教育している。
教育なんていうとかなり大それたことみたいで、そもそもわたしが誰かを育てられるほどの器か?という疑問はいつも心の片隅にある。
でもやらなければならないのだ。
そういう仕事なのだ。
今日は夜から5歳サロンのイベント
「noteをはじめよう」
に出席するために、仕事は17時で切り上げた。
閉店時間まで4時間。
残されたスタッフは新人ちゃん2人。
正直かなり不安だ。
でも任せなければならない。
そういう日なのだ。
不安だ。
自分がやった方が早いし確実だし楽だし最高というのがわたしの基本的なタイプで、
更には「可愛い子には旅をさせるより疲れる前にこっちで休みな」精神なので、【育てる】ことには向いていない。
でも育てなければ。
そういう仕事なのだ。
残された新人ちゃんのもとに舞い込む
「今日に限って…!!」という案件。
わたしはイベントまで少し時間があったので、お店の近くで待機していた。
こういう時のためだ。
電話で話しながらお店に向かう。
お店に向かったのだが、今日はふと思いとどまった。
「いまが成長のときなんじゃない?」
そう、ここが成長する時。
今更気づいた。
電話で細かく指示は出したものの、全部やってもらった。
任せた。
そしてやりきってくれた。
すべてに対応してくれたのだ。
すごい。
最高。
こんなに心強い子たちだったのか。
最高じゃん。
うれしい気持ち。
こんなに嬉しい気持ちにしてくれた。
ありがとう。
そしてわたしはわたしの罪に気づいた。
この過保護な気持ちは罪だったのだ。
少なくとも、この成長の場面では。
モチベーションが上がってきた。
あしたも頑張ろう。
あしたもみんなと頑張ろう。
みんなも明日を頑張ろう。