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海外旅行での資金・支出管理【ユーラシア大陸の旅】

今回は旅の資金管理についてです。現金(現地通貨)とクレジットカードの使い分け、支出管理などについてまとめました。これがベストかどうかは分かりませんが、現時点でのやり方を共有します。ご参考になれば幸いです。

カード一覧

自分は3つのカードを使い分けながら旅をしています。実際に所持しているのは2枚です(1枚はバーチャルカード)。それぞれのカード内容、用途をまとめると以下の通りです。

クレジット:三井住友ゴールドNL

クレジットカードを直接使用する場面は少ないです。紛失やスキミングのリスクを減らすために、外ではあまり取り出しません。ただし、緊急時(現金が足りない・デビット非対応)や、Apple Payでの支払いが可能な際に利用しています。

デビット:WISE(リアルカード)

現地での食事や買い物など、主に店頭での決済に使用しています。また、現地通貨に両替して、ATMのキャッシングも行っています。デビットカードは残高より減ることがないため、仮に悪用されても被害を抑えることができます。

デビット:Revolut(バーチャルカード)

宿泊や交通機関の予約など、さまざまなWebサイトでの支払いに使用します。バーチャルカードなので、紛失のリスクがありません。また、Revolutは平日の両替手数料が無料なので、WISEに比べると外貨両替もしやすいです。カード情報の流出が心配な場合は、「使い捨て」カードを発行することで、1回きりの決済にのみ利用できます(引き落とされる口座は同じです)。

Revolutの「使い捨て」カード

銀行口座からデビットカードへの送金

上記の2種類のデビットカードへの入金は、以下のように行っています。

  • 楽天銀行→WISE(PayPay銀行)

    • 月初めに、1ヶ月で使用する分だけ振込
      (目安:¥100,000/月)

    • 追加があれば、なるべく3回以内に抑えて振込
      ※楽天銀行からの他銀行への振込は月3回まで無料

  • 楽天銀行→Revolut(楽天銀行)

    • 振込手数料無料・即時入金

    • タイミングを気にせず、必要に応じて追加

上記の内容をまとめると以下の図のようになります。

①楽天銀行の振込履歴と、②三井住友カードの利用履歴を確認することで、支出状況が把握できるようになっています。

WISEの場合、手数料(両替・振込)の部分がネックになりますが、対応している通貨が多いメリットがあります。そのため、自分は両方のサービスでカードを発行しました。

現地ATMでのキャッシング

基本的にはATMのキャッシングを利用して、各国の現金を入手しています(一般的にキャッシングの方が両替よりも手数料が安い)。

1. デビットカード(WISE)でのキャッシング

WISEの場合、キャッシングの条件は下記のようになっています(2024年12月時点)。

  • 毎月2回、合計最大30,000 JPYまで引き出し手数料無料

  • 出金額が30,000 JPYを超えた場合、1.75%の手数料が発生

そのため、なるべく2回以内に当月に使う現金を引き出すようにすると良いです。ただし、国が異なったらリセットされる訳ではないため注意が必要です。

2. クレジットカード(三井住友ゴールドNL)でのキャッシング

日本国内で発行されたクレジットカードが対応している場合に使用しています。基本的にはATM側・カード側の両方で手数料が発生してしまうため、なるべく手数料の低い銀行を見つけるようにしています。

緊急でない場合、空港や銀行内に設置されているATMで引き出すことをおすすめします。万が一、カードが出てこなくなった等のトラブルが発生した際に、すぐに助けを呼べるためです。

両替

現金を余らせた状態で出国した場合、次の渡航先で両替を行っています。まずはATMのキャッシングで必要な現金を用意しておき、レートの良い場所を見つけたタイミングで両替するのが理想的です。

あまり細かい単位では両替を受け付けてもらえないため、高額紙幣は崩さずに持っておくと良いです。

支出管理

旅の支出を記録して、銀行口座・クレジットカードの履歴と照らし合わせるようにしています。為替相場は常に変動するので、完全に一致させることは不可能ですが、おおよそ自分が使ったお金を把握できるのでおすすめです。

支出は以下のカテゴリごとに記録しています。

  • フライト:航空券

  • 移動:鉄道, バス, 配車アプリ, フェリー

  • 宿泊:ホテル, ゲストハウス

  • 食事:全ての外食費

  • 通信:eSIMの購入費

  • 買い物:お土産などの購入費

  • 手数料:ATM引き出し手数料など

  • 持ち物:旅に必要なアイテムの購入費

  • その他:施設入場料など

上記の内容を日別・国別に記録しておき、滞在時のレートに合わせて日本円に換算します。これらを集計して、期間中にどれくらい支出があったのか振り返れるようにしています。

支出管理シート
(各国の通貨・支払額→日本円に換算)

そして毎月末に、銀行口座・クレジットカードの履歴と照らし合わせて、実際の支出と乖離していないか確認します。このときに重複を避けるため、WISE・Revolutの口座残高は差し引いて算出します。

各日 / 各月 / 各カテゴリごとの内訳

おわりに

このようなやり方に落ち着きました。また改善点が見えてきたら更新したいと思います。支出管理のシートについては、需要があれば共有できる形で展開しようと思ってます。

リンク集

旅の記録を以下にまとめております。

また、各種サービスの招待コードも添付します。各種サービスに登録する予定がありましたら、ご入力いただけると嬉しいです。

※登録した情報がこちらに共有されることはありません。


お読みいただきありがとうございました!

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