一生分の片思いした(テニミュ4th関東立海戦を観た)話
Hello 2024
私生活が満身創痍どころかドンガラガッシャーンって感じで2024年も2か月が過ぎてしまいました。ドンガラガッシャーンの話は別途することにして、熱の冷めないうちに観劇記録を書いておきましょう。
衝撃の出会い編
続編
いよいよ観劇というか片思いになりました(辛い)
本題の前に補足しておくと、私は前回の六角戦を観劇後、あれよあれよと俳優さんの個人イベントに申込み、ちゃっかり参加し、ツーショットとか撮ってきちゃいました。初心者ながらに見事な転がり落ち。推しと1対1で話せる機会なんて48Gの握手会で1回しか経験してなくて、死ぬほど緊張していたら、私の前に並んでいた友人が私の名前を俳優さんに伝えるという悪事をやらかし(感謝しろ)○○ちゃん、イベント初めてなんですよね!的なことを言われ、頭真っ白になりました。ガチガチに緊張していた初心者にとても優しい対応を本当にありがとうございました。
そして本題、今回の立海公演は11代目青学キャストの卒業公演ということで。後悔はしたくないため、行ける限りの回数重ねました。前述のとおり、4th氷帝公演から参入したドドド新規なので、知ったようなことはとても言えないのですが、新人俳優の登竜門としての完成形がこれなのかなあとぼんやり思うなどしました。
以下、ネタバレあります。
とにかくリョーマがすごすぎる
覚醒と呼ぶべきか、神々しいまでの圧倒的主役。氷帝公演を見たときに、すべてのキャラクターにスポットライトが当たるから、もっとリョーマが”主人公”然としていてもいいのでは?と思った記憶がありますが、ここにきてもう他の追随を許さないキラキラオーラよ。ここまでのストーリーはすべてリョーマが輝くための助走でしたと言われても納得する。
演出も勿論だが、やっぱりそれを担えるだけの俳優さんの実力が素晴らしい。実力も語弊があるのかもしれない。何だろう、安定感のある歌とか演技のスキルもそうなんだけど、一般的に「華がある」とされるものかな?魅入ってしまう引力がある。俳優さん本人の人柄も大いにあるんだろうな。
終盤のリョーマのソロ曲なんか超気分爽快でサイコーで両手を挙げて喜びたいもんね。
女性アイドルって、卒業前にとんでもなくキラッキラに美しくなるけど、テニミュ俳優にも適用されるのかもしれない。
乾と柳という激ヤバテーマ
乾くんを知ったばかりの頃、乾くんにデータテニスを教えたのは幼馴染のヤナギレンジで、彼は突然いなくなったんだと聞いて衝撃を受けた。乾くんって幼くして大切な人がいなくなる経験をしているの……!?だからあの達観したような落ち着きを…!?とか思った。そして唯一乾くんを「貞治」と呼ぶ人らしく、そりゃもう嫉妬の眼差しでヤナギレンジをマークしていた。
乾・柳の幼馴染対決であるシングルス3、ちょっと情報量が多くていろいろと勉強不足で、いまだ咀嚼し切れていないのだけど、4thの俳優お二人の解釈で見るあの試合は味わい深くてとても良かった。試合中の他キャストが「死ぬ気でやってこい」って歌うのも良い。試合がどうなってもいいから満足するまでやってこいよって、大会優勝がかかった試合で見守ってくれるんだ。ほんとにさあ、テニスの王子様の世界観ってお互いへのリスペクトが美しい。幼馴染ふたりの思い出のつづきを尊重してくれるなんて、良い仲間だなマジで。
ここで忘れちゃいけないのが現・ダブルスペア海堂くんとの関係なんですよね。「乾先輩は紛れもないシングルスプレーヤーだ」で胸が締め付けられますが、返事するように「海堂から粘りや精神力を学んだんでね」ってセリフがあるんですよ。よかったね、海堂くん。乾先輩は君とダブルスを組んだことで得られたものがあると自覚してくれてるんだよ、自信持って。あと、乾くんがデータテニスを崩され、覚醒したときの「過去を凌駕する!」曲が熱いバンドサウンドって感じなんだけど、桃城・海堂ペアの「中2プライド」曲とどことなくリンクするというか、いまの乾くんの中には多少なりとも海堂くんの要素が刻まれているということかなと解釈した。
少しでいい 君の世界に少しでいい 僕の靴跡を って感じだね。
関わった相手にほんの少しでも自分がいた痕跡(思い出、言葉や感情)が残っていたら、自分が生きた意味があるかもなと私は思うわけです。
それにしても乾・柳というコンテンツは奥が深すぎないか?博士、教授と呼び合うこの二人で十分熱いのに、海堂くんとの関係、リョーマの意識の変化まで盛り込まれている。盛り込みすぎ、私のキャパ超えてるって。柳が突然いなくなったあとの乾くんをもっと知りたいし(描かれていないのかもしれないけど)原作必修かも。
時間がなくなってきたのでもう〆るんですけど、乾先輩のファンにとってはもう胸いっぱい、大満足の演目で本当に有難うございます。後輩を4時間走らせようとする鬼な乾先輩も、ゆうてもやっぱり後輩を見る表情が優しい乾先輩も、飛びついてきた菊丸を軽々抱きとめるデカい背中の乾先輩も(このシーン大好きすぎて!!!)全力で恋でした!!!一生分の片思いしました。
テニス部の先輩に片思いする中2女子の気持ちを体験させてくれてありがとう、テニミュ。観劇するたび肌がつやんつやんになりました。