漫画「左ききのエレン」で脳バランスについて解説してみた。
どーもこんにちは。
漫画大好きスポーツトレーナーの堤です。
スポーツトレーナーと言っても色々な形があると思うんですが、
僕は現在、脳バランスを整える事で、
慢性症状や、脳震盪、発達障害の子のケアをしています。
左右の脳には色々な役割がそれぞれあります。
そして、左右の脳機能の偏りが出ていてバランスが崩れている事をヘミスフェリシティと言います。
そのへミスフェリシティがあると様々な症状の原因になる事があります。特に、自閉症やADHD、学習障害など子供の発達障害にも深く関わっています。
要はその左右の脳バランスを整える事を普段僕はやっています。
今日は、左右の脳の機能を説明するのに
僕の大好きな漫画を使って分かりやすく説明していきたいと思います。
今日の漫画は、こちら
「左ききのエレン」
これはもう僕が大好きな漫画で、めちゃくちゃ名言沢山出てきます。
簡単に言うと、アーティストのエレンと凡才であるサラリーマン光一がお互いを意識して成功へ向かって頑張っていく話です。
アーティストのカッコよさと、凡才なんだけど何者かになりたい組織の一員としての足掻きがとても共感できます。
下記あらすじです。
https://alu.jp/series/左ききのエレン
あらすじ
天才になれなかった全ての人へー。広告代理店に勤務するデザイナー・朝倉光一を主人公とした物語。突出した才能を持たない光一は、仕事でも中々結果を出せない日々が続く。そんな時に思い出すのが高校時代に出会った圧倒的な絵のセンスを持つ天才「山岸エレン」のことだった。
父を幼くして亡くし、自分の才能を抑えつけて生きてきたエレンと「今」に足掻く光一。本作は、二人がそれぞれの場所で苦しむも互いがもがきながらもそれぞれの居場所を見つけるために戦う物語。
原作者のかっぴー先生は元々広告会社で勤務していた体験を元にしたマンガのため、広告業界のリアルな描写が特徴。物語の時系列は各章ごとにバラバラで、高校編、美大時代編、社会人編とそれぞれスポットが当たるキャラクターも変わり、その巧みな構成で読む者を飽きさせません。
ぜひ読んでみてくださいねー!
それでは、左ききのエレンで脳機能について解説していきます。
よく右脳が創作や直感などのクリエイティブ、左脳が理論的、言語的な脳とは聞きますよね。エレンはアーティストなので右脳タイプだと思うのですが、実際どうなのでしょうか!見ていきますね!
まずは感情について
右脳はネガティブ感情。
左脳はポジティブ感情。
と言われています。
右脳は、恐怖、悲しみ、嘆き、注意深いなどのネガティブ感情を司っています。
右脳タイプの人は、これらの感情の方が大きく出てしまうんですね。
アーティストであるエレンはというと、
エレンは、父の死から悲しみから抜けきれず、才能について嘆いています。
怖くてネガティブエモーションに支配されて、それ以来、絵も描けずに全く行動が起こせない状態です。
逆に、左脳は、喜、楽しい、前向き、怒りなどの感情があります。
特にポイントなのは、「怒り」もポジティブ感情になっている事です。
「怒り」ってネガティブな感情と思いますが、実は行動を起こすエネルギーになります。
「くそ!あいつら絶対ギャフンと言わしてやる!」
「キー!むかつく!仕返ししてやる!」
というように、怒りは行動を促すポジティブな感情です。
実際に、エレンが絵を描き始めたのも「怒り」なんですよね。
「怒り」により左脳にスイッチが入り、絵を描くエネルギーが入ったのだと思われます。
怒りにより、明らかに顔にエネルギーが満ち溢れてきましたね。
本作では、エレンは「才能と対峙した時」集中できると書いてありますが、僕的には「怒り」を感じた時じゃないかなと思っています!
右脳タイプのアーティスト
次にアーティストとして、右脳タイプなのか、左脳タイプなのか見ていきましょう。
右脳がクリエイティブな脳だから、アーティストはみんな右脳タイプじゃないの?
と思いがちですが、絵を描く人は左脳タイプ、右脳タイプと分かれると思います。
右脳の機能は、全体像を捉える機能
左脳の機能は、細部を捉える機能
と言われています。
なので、
全体を抽象的に捉えたような絵なのか?
細部まで細かく書くような絵なのか?
で、右脳タイプか左脳タイプか変わってきます。
エレンの絵を見てみますと
細部を細かくというよりは、全体像を捉え抽象的に描いていますね。
とてもかっこいいです。僕もこういう絵が好きです。
絵を描く指導の時も、光一がエレンに注意されていましたね。
鉛筆を立てて細かく描くのが早すぎる
と言われています。全体感を捉えるのがエレンは得意なのだと思います。
(もちろんアーティストの方はスキルとしてどちらもできると思いますが、脳タイプとしてどちらが得意か?という事です。)
左脳は理論的、言語的な脳
右脳は直感的な脳と言われ、左脳は理論的脳です。
光一の元カノであり、後のエレンのマネージャーとなるさゆり。
さゆりは、かなり計画性が高く、理論派です。
「未来を見据え、緻密に考え、大胆に行動できる性質、知性だ」
と言われ、さゆりの顔が出てきます。
アーティストの方に画商やパトロンがいるのも、そういう理由なのだと思います。
右脳タイプのアーティストだけでは、うまくプロモーションできないのです。
さらに左脳は言語脳と言われています。
エレンは右脳タイプですが、ニューヨークに行き絵に集中する環境の中でさらに右脳を使いすぎて、左脳が機能低下し始めてると感じるシーンがこちら
もう言語能力が著しく低下して、さゆりも「表現の邪魔になるあらゆる不安を取り除いた結果、精神年齢が退行・・!?」と言っている面白いシーンですね。
あむあむ言ってます。
右脳タイプは、自分の考えや気持ちをうまく説明できません。
だから、エレンは絵で表現してるんですよね。
まあアーティスト(表現者)ってのは、絵なり歌なりダンスなりで、自分の気持ちを表現しているのだと思います。
また右脳は、ノンバーバルコミュニケーションが得意でジェスチャーなどが多くなります。
光一の仲間のみっちゃんも理論的で左脳をうまく使っているタイプっすね。
アイディアは理論ッス。
右脳は、共感脳
さらに、エレンの特徴は「目」である。と書かれていますが、
右脳は、共感脳と言われ、相手の気持ちや考えを感じやすい機能があります。
なので、コミュニケーションが実は上手で相手の求めている事を言うことができ、共感もできるので円滑にコミュニケーションができます。
しかし、相手が分かりすぎてしまう為に、相手がどう思ってるか?とか、怒らせてしまったかな?とか気になりすぎてしまう点があります。またそれ故に知らない人と接するのが怖くなったりします。
エレンの才能は目であると書かれています。
それは、つまり右脳の機能で相手の考えを読み取れる感じれる能力です。
それにプラスして右脳は危険回避脳でもあるので、人見知りだったり、初めての人が集まる場所などが苦手だったりします。
なので、エレンはフードをかぶって暗がりを作ることで落ち着いてるようです。
これは、脳バランスのセルフエクササイズでも使うのですが、眼帯などをつけて視覚や光をブロックして、脳バランスを整える方法もあります。
左ききは、右脳を刺激する
僕が小さい頃なんかは、
「左ききは、バカか天才どっちかだよ」
と友達と言っていたのですが、あながち間違いじゃないなと思っています。
というのも筋肉や関節の刺激は、対側の脳を刺激します。
つまり、左腕や、左足の刺激は、右脳を刺激するのです。
右脳は、エレンのようなクリエイティブな天才かも知れないけど、反対にいうと理論的な脳や言語脳がうまく使えないと、学習がうまく捗りません。
よって、上記で言った、「左ききは、バカか天才かどっちかだよ」というのはあながち間違いじゃないなぁと思っています。(この漫画とは関係ない話です!)
さて、この漫画のタイトルは「左ききのエレン」
当然、エレンは左ききです。
左手をちゃんと使っています。
(それにしても、絵がかっこいい!!)
エレンは左を使うことでも、右脳が刺激されているかと思います。
光一もいっときチャレンジしていましたね。
作中では、別に右脳がどうとかそういう意味ではやっていないのですが、
左手を使うと右脳が刺激されますので、皆さんもやってみてはいかがでしょうか?
ということで、そろそろ終わります。
他にも右脳左脳の機能は色々あるのですがこの辺で。
漫画「左ききのエレン」で脳機能を説明する。
いかがでしたでしょうか?
作中の人達が、右脳左脳タイプであるかは、完全に僕の個人的感想なので、本作とは関係ないので、あしからず。
難しい話を漫画を使って分かりやすく説明したかったんですよ。
僕も右脳タイプで言語能力がかなり低いので。笑
好評であれば、また違う漫画など使って説明してみますー。
宜しかったら、コメントくださいな。
堤
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