ヴィパッサナー(10日間瞑想)の報告
ヴィパッサナー(10日間瞑想)の報告ですが、結果的に途中で熱が出て離脱することになりました。
お昼の検温で37度ちょうどの微熱があって、個室で隔離。
夕方から夜にかけて38度まで上がり、その時点で離脱が決定。
その日の夜のうちに瞑想センター近くの友人に迎えに来てもらいました。
次の日丸一日友人宅で隔離させてもらって、病院でドライブスルー検査受けて陰性。
今は自宅に帰ってきています。
コースマネージャーに生活面の質問をするか、講師の方に瞑想についての質問をする以外には一切のコミュニケーションをとらず(目線や動作による意思疎通を含む)に、朝4時半から夜9時までほとんどの時間を指示された通りに感覚を研ぎ澄ませる努力をし、座って瞑想する。
これが想像していたよりも3倍過酷でした。
これまでも経験上、全力で根を詰める長期の合宿では知恵熱的な発熱が大体あります(ちょうど1週間くらいが閾値)。
前職の海外研修ファシリテーションもノンストップの9日間で、7日目あたりで実はよく熱出しながら、コロナ前だったので強行突破してました。
なので、今後リベンジでヴィパッサナー参加しても10日経たないうちに熱が出て離脱となる可能性大いにあるなぁと思うので、コロナへの社会的警戒が続いてる間は無理ゲー説あります(苦笑)
こんな初回ヴィパッサナーの経験でした。
通しで参加してゴールとされる気付きを得ることや、瞑想し続けることは未達のまま離脱となってしまいましたが、
離脱までは全力で取り組めたので、瞑想そのものやゴエンカさんが導かんとする壮大な感覚の片鱗についても色んな理解と気づきがあったし、それ以外にも笑えるネタがたくさんできました。
全貌をここに書くことはできないので、個人的に話す機会があったらお話させてください。
ネタの方を一つだけ。
2日目の夜中に寝言で叫び声をあげた人がいて(スペイン巡礼中のトラウマ)、危機を感じた僕の体がとっさにとった行動は、
カーテンで仕切られてる部屋の入り口に向かって両足をあげて寝袋の中で精一杯バタバタすること(笑)夢と現実の狭間で必死で2回やりました。
叫び声に続いて他の方向から聞こえてくるバタバタに、他の人たちは更にびっくりしたことでしょう。(ごめんなさい)
発熱がわかってからコースマネージャーの男性が終始とても気持ちの良い在り方で共に居てくれて、フェイスガードをつけた講師夫妻と料理スタッフの方も夜遅いのに最後見送りに来てくれて、友人も急だったのにすぐ迎えに来てくれて、大感謝。
コースマネージャーの彼はエネルギー良すぎていつか飲みにでも行きたいなあと思い、連絡先聞きたいと思いながら逡巡して結局タイミング逃して、年上の男性に対してそういう感じになるレア体験をしました笑。
家に戻ってきたので、また日常の企みを色々と頑張ります。
写真は、ヴィパッサナー直前にスマホ落としてバキバキに割れた保護フィルム。
割れ方がなんか宇宙的やなあと…。
本体はなんと無事。