テレワークで明らかになった「雑談」の必要性! 「コミュ力」身に着けるテクニックとは【尾藤克之のオススメ】
皆さま、ごきげんよう!
コラムニストの尾藤克之です。
『ちょっとしたことで差がつく 最後まで読みたくなる 最強の文章術』を出版。※レビューやブログでご紹介いただけたら小躍りして喜びます!
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日常生活を取り戻してきた今、雑談の必要性が高まっています。今回紹介する一冊は、セミナー、カウンセリングを通して、これまで25万人の雑談力を高めてきた著者が、自らの技術を公開したものです。
印象に残る自己紹介や、話が途切れない雑談の組み立て方、相手から好かれる聞き方の技術や、雑談ネタの増やし方まで、すぐ使えるテクニックを紹介しています。
『すごい雑談力 25万人が自信をつけた話し方・聞き方のルール』(松橋良紀 著)秀和システム
■AIが代替できないのは「コミュニケーション」大事な仕事
日本能率協会がビジネスパーソン1000人を対象にした意識調査によると、「テレワークになってから雑談する機会が減った」と回答した人は、86.0%もいたことが明らかになっています。以前は、リアルコミュニケーションで人間関係を深める機会がありました。しかし、いまはオンラインが当たり前です。そもそも本当に効率は上がったのでしょうか?
松橋さんは、時代がすごいスピードで変わっていっても、必要とされる能力のベースは「コミュニケーション力」だと言います。テレワークになっても、実際には「業務の生産性や創造性を高める」「人間関係を深める」という理由で、雑談が求められているからです。
■あのトレーニングジムの採用基準とは?
「結果にコミットする」をキャッチフレーズにしたプログラムで、全国にパーソナル・トレーニングジムを展開している会社があります。芸能人を使ったユニークな広告でもおなじみですが、全国展開しているため、ダイエットトレーナーを大量に募集しています。
では、採用の基準は、何だと思いますか。採用で重視しているのは「コミュニケーション力の高さ」です。ダイエットの知識はまったくゼロだとしても、コミュニケーションスキルが高い人を採用したほうがいいという判断のようです。
コミュニケーション能力を重視している会社は増えました。一般の会社でも、技術や知識よりも、コミュニケーション力が必要となる場合があります。上司の意図を的確に理解し、コミュニケーションを取れる人は、どんな職場でも重宝されます。
本書が興味深いのは、行動心理学でいうソーシャルスタイル別の対策をまとめた点です。業界では「S4」などとも呼ばれることがあります。ソーシャルスタイル別にどう接すればいいのか。どのように話しかければいいのか。ビジネスでも使える雑談術を、この機会に身に着けていきましょう。
※今回は、J-castニュース「尾藤克之のオススメ」の一部を編集し紹介しています。
土曜日に掲載した記事ですがアクセスが堅調です。未だの方はぜひお読みください。 実はJ-castで1位をとるのは、Yahoo!ニュースで1位をとるのと同じくらい難しいのです。 とくに私のような書籍紹介記事では。
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集大成に相応しい一冊です(2月28日発売)
「最後まで読みたくなる 最強の文章術」(ソシム)
※3月10日に重版しました。
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