労基署は「会社員の駆け込み寺」として活用できるか
近年、社会問題化しているブラック企業。過労死、長時間労働、未払い残業代などその実態はさまざまです。しかし、その影響もあり、会社員の労働法や雇用についての知識が底上げされたように感じます。従来であれば、専門性が無ければ知り得なかった情報も入手できるようになりました。しかし、誤用している知識も多く、認識を新たにする必要があります。
最たるものが「労基署(労働基準監督署)に駆け込む」ではないでしょうか。一般的には、会社でパワハラを受けたり、退職に追い込まれたときの「駆け込み寺」と