来る日も来る日も青空の下

あれっ、
俺って施設警備だよね?

交通警備と擦れ違う度に
そんな疑問が生じる。

同僚たちは暖かい館内に配置されている。

どういう訳か
私だけが搬入口に立たされている。

冷たい風に
帽子が飛ばされそうになる。

スタジオで働いていた頃は
薄暗い狭い空間だけが自分の「世界」だった。

環境が正反対になってしまった。

空は果てしなく広がっている。

そして、絶対的に美しい。

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