気象の連絡

大型商業施設の屋外で働く警備士は
気象の変化を防災センターに伝えることが
業務の一つになっている。

「外ですが、雨が降ってきました」

この無線を傍受した巡回者は
風除室にある傘袋の用意をする。

「外ですが、風が強く吹くようになりました」

このように報告すると
お客様に強風の注意を促す店内放送が依頼される。

強風になると
ショッピングカートが駐車場の車にぶつかったりする。

不用意に車のドアを開けると
隣の車に当たってしまうことも少なくない。

台風の時は
自販機の横にあるペットボトルのゴミ箱が
倒れたり、飛ばされたりすることもある。

警備士は
あらゆることに対応している。

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