巡回ロボット

警備の機械化は
現場の人間からは遠いところで
密かに進んでいるらしい。

巡回ロボット … なんて、子供でも思いつくかな。

要は
どのように運用するかが大切なのだが
この国の場合
そういう部分を知らない人の意見が重視される。

最近の大手家電メーカーの製品を見れば
その傾向が分かりやすい。

例えば、ブルーレイディスクレコーダー。

この ブルーレイ は必要か?

かつては
ビデオテープに映像を記録していたが、
それがDVDに代わり
今はブルーレイになっているが
必ず次の新しいメディアが登場する。

一方で
コンテンツは配信やダウンロードの時代になっている。

映像は
ハードディスクに保存しておいたほうが
長い目では都合が良い。

ブルーレイの機能を省いたハードディスクレコーダーは
実は安価で
HDDの増設による容量増加を考えれば
そのほうが売れるように思える。

話が脱線した。

巡回ロボットは
商業施設、工場、物流センターなど
その場に適したアレンジをすれば
人間の肉体的な負担を軽減することができるはずだ。

私の現場では
駐車場に窓開きの車両があった場合、
持ち主が戻るまで立哨をしている。

車上荒らしだけでなく、
ゴミを投げ込まれるなどの被害があるためだ。

真夏でも真冬でも
豪雨でも強風でも立哨する。

立哨ロボットがあるとありがたい。

搬入口では
車両ナンバーの自動読み取り、自動記録ができると
人間は効率よく仕事ができる。

こうなると
警備は誰にでもできる仕事から脱することができる。

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