飲食の面接 その2
先の面接は
ただただ圧迫感を覚えるだけだった。
今回は
様々なスタイルの居酒屋を出店している会社。
オフィスの入口が
どこにあるのかも分からない。
どうにか辿り着くと
受付のようなものがなく
広大なオフィスに多くの人が働いている。
誰に声をかければいいのか、戸惑う。
一番近くの席の人に面接に来た旨を伝えると
急に立ち上がり
「面接に来た人がいるけど、担当、誰?」
面倒くさそうに大声を出す。
奥の方から
小柄な若い女性が手を上げて近づいてきた。
そして、
会議室のようなところに案内される。
適性テストを受けろという。
私には 60 分の時間が与えられた。
商業的な設問については
正直なところ
ほぼ回答できないに等しい。
居酒屋の店長は
みんな難しい計算ができているのか?
そのようには思えないが
とにかく知恵をしぼってみる。
テストの後の面接は、ほとんど雑談だった。
形式的かつ不親切な印象。
ここでも上手く働けそうにない。