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「今」できないことはあるけれど「今」しかできないこともある。

こんにちは、KBC15期でSEEDs代表の東ひかるです!

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私は現在慶應ビジネスコンテストSEEDsの運営リーダーをしています。

今回は、なぜ私がこのSEEDsをやりたいと思ったのか、私自身の経験をもとにお伝えできればと思います。

このnoteが、学生の間に起業したいと考えている人に少し立ち止まるきっかけとなれば嬉しいです。

【SFCに入ったきっかけ】

私は高校時代、一言で言うと「商品開発」に夢中になっていました。
自分が欲しいと思っていたものが世の中に出て、他の人とそれを共有して楽しめることに、面白みを感じたのです。
高校時代住んでいたミャンマーでは、国内初おからクッキーを地元の豆乳会社と開発しました。
帰国後は、結晶化した蜂蜜を使用したフロランタンをパン屋さんに製造・販売を委託し、養蜂家の広報に利用しました。

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私は静かに燃える闘志を秘めているタイプ、と言われることがあります。
表情はいつもクールで何も考えていなさそうなのに、思い立ったらすぐ行動をしてしまいます。

日本の高校では、座学の勉強に縛られ続け、内に秘める炎が不完全燃焼となった感じがしました。
そして、自分が好きなことを自由にできる環境であるSFCに入学しようと考えました。

【KBCをサークルで選んだ理由】

SFCに無事入学し、サークル選びの期間となりました。
私は第一候補にKBCを挙げていました。

高校時代、私のやってきた活動は間違ってはいませんでした。
マイプロで活動が評価されたり、大人にインタビューされることもありました。
熱い想いに、行動力。この2つを兼ね備えている時点で、私は他の学生より持っているものがある。そう思っていました。

しかし、私には致命的に欠けていたものがありました。
それは、ビジネスに関する知見でした。

だから、と言っては何ですが、私は名こそビジネスについて学べそうなKBC(Keio Business Community) に入ることにしたのでした。

【KBC1年目の失敗】

KBCに入り、1年が経とうとしていました。
「私はこの1年で、KBCで何を学んだのだろう。ろくなタスクをしなかったな。先輩からタスクを振られるのを待っていただけで、終わってしまった…。」
と、後悔の念が襲ってきました。

それと同時に、新しく今年度の代表になった熊澤(通称:くま)から、「プロジェクト制」について定例会で紹介がありました。
「俺たちの代は、KBCのメンバーが好きなことを実現させていきたい。そのために、今年は毎年開催していたイベントは廃止し、やりたいことがあるリーダーが主体的となり、新しい企画を進めていくことにした」
と、くまはミーティングで話しました。
そこで、私は自分の経験を生かした企画を立ち上げ、人を巻き込んでいこう、と決意しました。
そして、KBCのキックオフイベントとして誰でも参加できるビジネスコンテンストを開催するために、動き出しました。

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ある日のミーティングの1枚。左からSEEDsリーダーの私、サブリーダーのあゆみ、KBC代表のくま。

【KBC内で、SEEDsをやろうと思ったきっかけ】

さて、具体的に何を始めよう。

そう思い、はじめに考えたのが今のビジコン「SEEDs」のビジョンに通じる、「夢を夢で終わらせない」ビジコンでした。
企画を考え始めた2月中旬、まだCOVID-19が日本で今ほど流行していなかった時でした。

その数週間後、瞬く間にCOVID-19が国内で猛威を振るうようになっていました。
私はその時ふと、「今、学生ができることは何だろう」との問いを他の誰かに聞く事なく、自問自答をしていました。

そして、固まりかけていたビジコンのアイデアと、COVID-19でも通用するビジネスについて学生と考える機会を作りたい、との思いが飛び交うようになり、現在のビジコンSEEDsが誕生しました。

SEEDsのテーマは、「with COVID-19, after COVID-19」です。
これは運営する私たちと、参加対象としていた学生が同年代であるため、このテーマについて運営側・参加者側の立場を超えて相互に考えられたらいいな、と思い、素直に決めることができました。

メンタリングでは、アイデアとパッションのみで事業を進めていた私が、以前欲していたビジネスに関する知見を蓄えられるような設計にしました。


【SEEDsで大切にしたいこと】

挑戦すること。それに尽きます。

例えば、ビジネスアイデアを考え、SEEDsに応募することも、1つの挑戦です。
また、SEEDsメンタリング中にアイデアを実現するための行動を始めるだけでも、大きな挑戦ではないでしょうか。

このような挑戦は、一言で表現できることですが、決して簡単なことではないです。
私はだからこそ、小さな挑戦を大切にしたいです。

SEEDs、つまり「種」という名前にもその想いは込められているが、私はSEEDsで完璧なビジネスアイデアを求めたい訳ではないのです。

あなたが今生きていて「変えたい」と思っているその違和感を大切にし、SEEDsを通じて育てていきたいのです。

今、生活の中で様々な制約が生まれている人も少なくはないと思います。

私自身、ライフプランの中で最重要視していた8月に行く予定のシンガポール留学が、中止または延期となる可能性が高いです。

このような状況の中、私たちができることは何なのでしょう。
私は、自分の今いる環境に文句を言わない代わりに、今出来ることに取り組むことだと思います。

さあ、私たちと一緒に、未来の先導者となってみませんか。

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Keio Business Contest SEEDs HP

SEEDs応募フォームはこちらから!

応募〆切は5/8(金)23:59です!余裕を持ったご応募お待ちしています!

また、現在5/3(日)ー5/8(金)の21:30~21:45、毎日KBCのTwitterにてSEEDsの説明会を行っているので、興味がある方は是非覗いてみてください!(#KBCSEEDs で質問を呟いていただければ運営がお答えします!)

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では、最後までご覧いただきありがとうございました!



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