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JFAから心離れていくサッカーファミリー

9/28 18:00に10月のインターナショナルマッチウィークの日本代表のメンバーが発表された。
DAZN中継があったこともあるがTVの視聴率の低下などでサッカーの人気の低迷が騒がれている中、サウジアラビアとオーストラリアの大一番が控えている。この2試合に勝ってW杯に向けて弾みをつけ、サッカー人気をあげていきたいところだ。

しかし、セルティックで驚異的な数字を残している古橋、さらに現在の日本代表で1番注目度の高い久保建英が怪我にて招集を見送られた。
アジアでも随一の戦力を有している日本であれば1人~2人の怪我人であれば穴を埋められるほどの力がある(選手には)。一方で特に久保建英の負傷離脱は人気低迷に拍車をかける可能性がある。

そんな窮地でメンバー発表が行われた。
メンバーは以下の通りだ。

GK
川島永嗣
権田修一
谷晃生
DF
吉田麻也
冨安健洋
植田直通
板倉滉
中山雄太
長友佑都
酒井宏樹
室屋成
橋岡大樹
MF
守田英正
柴崎岳
遠藤航
田中碧
鎌田大地
原口元気
南野拓実
堂安律
伊東純也
三好康児
浅野拓磨
FW
大迫勇也
オナイウ阿道

初招集選手はおらず、移動を考慮した山根→橋岡、怪我の久保→三好、古橋→浅野さらに前回の24→25の+1で田中と前回と同じメンバーと言っても過言ではない。オマーンに敗れ、中国に苦戦したメンバーが代わらないのは競争力の低下に繋がる。さらに、代わり映えのないメンバーでは新鮮さが無く観ている人もつまらなく感じる。
このように大事な大事な試合のメンバー変化がなくインパクトに欠ける形で発表することになった。

しかも今回は
一般人が会見を観ることが出来なかった。

普段であればJFAの公式YouTubeで会見の様子が配信されていた。前回大会の最終予選を戦ったハリルホジッチ監督は毎回会見で滔々と日本人のサッカーについて弁じていたわけだが、それを肴にサッカーファミリーは「あーでもない、こーでもない」と日本サッカーについて話していた。確かにいわゆるライト層からの人気は減っていたかも知れないが、サッカー好きには話のネタをくれていた。結果的に監督に対して不審を抱いたJFAが解任する形でハリルホジッチ監督は日本を去ったが、成績が悪い中でも選手のために矢面に立って守ろうとしていたのかもしれない。

森保監督はどうだろうか?ご時世だからといわれれば通ってしまうのかもしれないが、なかなか一般人に会見を配信してくれない。会見を配信しても関係各所に感謝を述べた後に質疑応答へ移行(私の記憶が正しければ)。選考理由やコンセプトはほとんど語らずに質問任せ。ジャーナリストの質問に対しても回答が曖昧でまるで総理大臣の国会答弁のような感じだ。確かに面白くないおじさんの話など観たくもないから配信しないのであれば理にはかなっている。

しかし、今回は前述の通り大事な大事な2試合となる。負けたらW杯に出られないかもしれない。本当に日本全国からの応援が必要なら熱を込めた訴えが必要だったのではないか?森保監督がしなくともJFAの誰かがする必要があったのでないか?

口だけではサッカー人気の低迷やワールドカップ予選敗退の危機と言うが、実際の危機感がなく何も行動しない森保監督とJFAの未来へ幸あれ。

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