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柴崎岳がリーガで活躍するために

日本の不動のピボーテ「柴崎岳」
森保監督から絶大な信頼を得てほとんどの試合で先発している。

しかし、彼には問題がある。

出場機会を求めてヘタフェを退団して以降スペイン2部での戦いを強いられている。スペインの2部がレベルの低い場所だというわけではないが、日本代表不動のレギュラーであれば世界最高峰のラ・リーガでプレーしてもらいたい。さらにいえばスペイン2部はインターナショナルマッチウィークも試合が続く。日本代表にとって最高の環境とは言い難い。


昨シーズンはデポルティーボ、今シーズンはレガネスとどちらも降格したばかりのため多少金銭的に余裕があるクラブ。比較的給料が高い柴崎は1部に昇格できなければ来シーズンの保証はどこにもない。つまりコロナ禍の今クラブとして昇格するか活躍して個人昇格しなければスペインのキャリアを終わらせなければならなくなる。

では、彼に必要なものは何か?

まず、ヘタフェ時代ボルダラス監督から失格の烙印を押されたピボーテとしてのインテンシティを高める必要がある。ヘタフェ時代に守備の強度不足から右サイドやセカンドトップとして起用されることが多かった。ピボーテとしての能力を認めてもらうために移籍を決意したがまだまだラ・リーガでやるには足りない。
もうひとつは、得点力の向上だ。ゲームメイクする能力は言わずもがなだが、柴崎岳は鹿島時代にレアルマドリードから奪った2点、ヘタフェ時代にバルセロナから奪ったスーパーゴールと印象的なゴールが多い。それを活かすにはゴール前に走り込むbox-to-boxのようなプレーが求められる。後方でビルドアップだけではなく前線にまで顔を出せる選手になればラ・リーガのチームもほっとけないだろう。

現状でも才能の持ち主である柴崎岳がもっと素晴らしい選手になり、ラ・リーガのトッププレイヤーとして活躍するために、更なるアップデートされる瞬間をおっていきたい。

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