成長する選手と学ばない日本協会

最終予選の初戦、日本はオマーンに敗れた。
前回大会の初戦も敗れたが今回はより深刻だ。

なぜなら監督が修正が出来ないことが
分かっているからだ

今までアジアカップ、コパアメリカ、オリンピックと毎回同じ課題が出てきた。その課題を解決しないまま最終予選を迎え、同じように敗れた。今までは同等の相手や格上のように見えていたから仕方ないと擁護していたメディアも端から見れば格下相手なだけあって痛烈に批判をし始めた。

そもそも格下なのか格上なのか

日本の選手のレベルはかなり上がっている。欧州を中心に海外組は100人(細かくは把握していないが)近く存在している。ただ海外に行くだけでは意味がないという批判はもちろんだが、昔と比較すれば現状のわかる。当時日本のエースだった中村俊輔が適応できなかったスペインで、家長や大久保が活躍しきれなかったマジョルカで中心選手の久保。20代でブンデスリーガでキャプテンを担う遠藤。アーセナルへ香川真司よりも高い移籍金で動いた冨安。それに続けとばかりに様々なカテゴリーで日本人は活躍している。ブラジルやアルゼンチンほどではないが南米の中堅国ほどの選手層と遜色ないレベルに成長している。
一方で日本協会のスタッフはどうだろう?
2018年にコミュニケーション不足という理由で解任されたハリルホジッチには裁判を起こされ、最新の戦術を取り入れられない森保監督がポジショナルプレーを駆使したカタールに敗れたことには何も触れず、オリンピックの敗退も選手たちの成長が足りないと説いた。しっかりと分析して対策を取ってきたオマーンに比べれば圧倒的に格下だ。
申し訳ないがこんな何も出来ないサッカー協会はどの国から見ても格下であり、選手たちがどんなに強豪レベルまで成長してもベスト8はおろかワールドカップにも出られないチームになるだろう。

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