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【創作について】懸賞やコンクールで大事なこと。

noteを書かれている皆さんは、小説などの文学系懸賞やコンクールに送られる方も多いと思います。私もnoteを始めたきっかけは、小説を書き始めたのでnote創作大賞に参加するためでした。

今日の話は目新しさはありません。他のnoterの方も書かれていたと思います。ですが、大事なので私からもお伝えします。

参加する懸賞やコンクールの要項を読んできちんと守りましょう。


これが実は作品の中身よりも一番大事です。理由は以下に述べます。

理由
・大きい懸賞やコンクールほど、応募総数が多いので要項を守れていない作品を落とす傾向は多い。

私が業界の先輩から聞いた話です。どのコンクールとは言えませんし、もしかすると、懸賞やコンクールによっては対応が違う可能性もあります。そう思って読んでください。

大きなシナリオコンクールだと数千という作品が集まってくる。枚数超過や不足、ページ抜け、ページが順番通りではない。(当時はほとんど印刷物を郵送の時代です。)そんな作品が1割近くあるそうです。それらは選外になります。事務作業でチェックされた人以外の目には触れないそうです。

なので、中身云々の前に読まれない可能性が高いということを知っておいてほしいと思います。どんなに一生懸命書いた力作でも、ベストセラーになるような作品であっても要項が守れていなければ読まれない。そういったことはありえます。

背景
審査側のリソースだって限られている。

懸賞やコンクールは直接的には利益を生みだしません。どちらかと言えば、主催する側とこれから一緒になって仕事をしてくれる才能の発掘という投資です。

数千本の作品全てをそこの責任者や審査員になった著名人の方々が読むのは無理です。そう、リソースは有限です。一次審査にだって動員できる人間の数はおのずと限られてしまいます。

先輩の話では、シナリオだと50本/一人くらいを読むこともあるんだとか。仮に2000作品を一人50本だと、40人が必要なわけです。そのくらいの人海戦術のため、要項を満たしていない(読むのがしんどい)作品を審査に混ぜるのは主催側としてはできないというわけです。

なので、要項はきちんと守りましょう。ということになるわけでです。


追記

作品の中身が良ければと思う方もおられるかもですが、作品において「読みやすさ」「わかりやすさ」は重要です。参加するにはルールを守る必要があるのはどんな懸賞やコンクールでも同様です。

オリンピックだって「俺出たいから出る」で本大会や予選会に参加できるなら、アスリートたちは苦労しませんよね。

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