タクシーは思春期の恋愛
お久しぶりです。男です。
先日、元同期に褒められたんで書いてみます。
単純です。
さて、本題ですが、
皆さん、タクシーは乗りますか?
私は学生の頃は利用を渋ってましたが
今は気づいたら、左手上げてます。
タクシーほど、
感情を揺さぶられる乗り物はありません。
思春期の恋愛かと思うほど、心揺さぶられます。
タクシーに1番恋をする瞬間。
それは
カップルで表すところの
「付き合いたて」です。
もう、この人とならどこまでも行ける!
好き好き好き!!
大好き!!!!ああ、もうっっ!!
そんな感情にしてくれるのが
時間ギリギリに颯爽と現れて、
ぶっ飛ばしてくれるタクシーです。
なんなら、
法定速度ガン無視からの信号無視
極め付けには、抜け道まで使ってくれた時
「ああ、この人になら一生付いて行ける…」
ってなります。
まあ、運転手からすると
一生付いて来られても困るんですけどね
目的地着いたらさっさと降りてもらって
次の稼働に移りたいんですけどね。
でも、そのくらい心を揺さぶられます。
ただ、恋も表裏一体です。
嫌いな時は、とことん嫌いです。
嫌いな時も恋に似ています。
いわゆる「自分の相手をしてくれない時」です。
なんで構ってくれないの!?
私より好きな人が出来たの!?ねぇ!!
なんで?答えてよ!!!!
自分の前を
猛スピードで走り去るタクシーに対して
ヒステリックを起こしてしまいます。
ただ、あれは本当にひどい。
都合のいい時だけ、ブロブロ寄って来て
別の人がいれば、すぐにポイです。
一瞥すらしてくれません。
そういう時には、やはり思いますね。
「一生乗らん、私は私の足で生きて行く」
ただ、私たちユーザーも馬鹿なもんです。
日が経って、
少し優しくされたら
「ああ、やっぱり
私の戻る場所はここだったんだ…」
と、
またタクシーに恋をしてしまうのですから。
私のようにタクシーに対して
過度な期待を寄せるのは
あまり良くないのかもしれません。
ただ、窮地に現れるタクシーほど
心強い乗り物が存在しないのも事実です。
よく恋は盲目と言いますが、
ここまで感情を揺さぶられる恋は、
金額さながら割増なのかもしれませんね。
以上です。