丁寧に生きるということ
コツコツコツコツ、コツコツコツコツ。
よくまあ毎日毎日同じことを同じようにやれるね。
努力家だね。
地道でまじめだね。
飽きない人だね。
いっつも同じことをしているね。
仕事にしてもそう。
日常にしてもそう。
自分という人間は、良くも悪くもみなさんから、コツコツ飽きずに毎日、砂粒を積むような僅かで小さなことを同じように繰り返している人間とみられている。
色んな言い方をされるけど、自分という人間の芯までみてくださっている人は、あまりいない。
同じことを飽きずに毎日毎日来る日も来る日も、確かに同じことをしている。していることは毎日同じです。
でも。
今日が今日しかなかったように、明日は明日しかありません。
明日が今日と同じ日なんてことは、絶対にない。
体験したことのない新しい日がやって来る。
新しい日にしていることは、していることは昨日と同じでも、そこから感じること想うことは、昨日とは違う。
毎日違う。
同じ日なんて一日たりともないように、同じことをしても同じことを感じ学んでいるわけじゃない。
日々違う日がやってくるんだ、同じことを同じようにじっと辛抱しながら毎日やっていなければ、何も判らない何も進歩しない。
そう、思って、暮らす。
そう、思って、丁寧に生きる、ということ。