見出し画像

スアールビギナーズカップ参戦記(2024年12月回)

毎度のことながら今回もスアールビギナーズカップの参戦記を書きます。ご興味あればご覧下さい。

まずは前回の反省から。12月のマンスリーカップも夜勤明けの土日に設定されていたが、ビギナーズカップは池袋も秋葉原も変わらずAM開催だった。先月は完全な寝不足の中での参戦だったがアドレナリンだけで押し通した感が否めず、スアールにいた時は全く眠気を感じなかった(SCC見学時も同じ)。実際A決勝まで行ったもののクイズの内容はほぼ覚えておらず、気がついたら3✕を積んで失格になっていた。やはり頭にも身体にも休息は大事なので、今回は日曜日の秋葉原大会にエントリーした。元々土曜日に外せない予定が入っていたこともあるが、秋葉原の方がお立ち台に出てボタンを押すので、大会をしているという感じがあっていい。でも池袋の大会にも出てみたい気持ちもあるので、来年は池袋にも参戦しようと思う(乗り換え無しで帰宅できるので楽という側面もある)。
今回のSBC前最後の調整は12/15池袋2部になった。秋葉原とどちらに行こうか迷ったが、QMのシャコンバさんがテンポよくクイズを出してくれるのが好きなので池袋を選んだ。ただ秋葉原はいつもフリバで同席される方がいるとXで見たので、挨拶をしたかったなとの後悔もあった。池袋にも数名の顔見知りがいたし少人数でボタンはガンガン押せたので、どちらが正解だったかは判断が分かれるところ。
もう1つ気を付けなくてはいけなかったのが、勤務している会社内で体調不良者が続出した。いくら大会に参加したくても、発熱をしてしまえば意味がない。この週はとにかく体調に気を付けながら、座学を中心に大会に向けて備えた。早稲田式早押し機のボタンも買ったので、ボタンを押す感覚も合わせて養いながら大会を待った。

大会前日は所用があり終日外出していたが、池袋SBCのポストは逐一チェックはしていた。流れてくるのがとにかく問題が難化した感じのポストばかりだった。名前を知る実力者からも弱気なポストが多かったので、今回の問題郡も先月以上に難しいのかな?という気がした。そうなってくると1問1問の重みが違ってくるし、休みの間に出てくる問題が知ってるものだとかなり悔しいので、戦略がかなり重要になるのは明白だった。

決戦当日。早く着いたつもりだったが、到着が3番目になった。前日1名キャンセルが出たので、今回の参加者は23人だった。受付を済ませて席に座り待っていたが、続々と猛者が集まってきた。問題が難しい傾向にあるのは分かっていたし、知識自慢が揃ったので今回も一筋縄ではいかないなと思いながら開始を待った。

1R 順位決定1◯1✕クイズ 12位抜け 2pt
前回は誤答で飛んでしまったので、今回は少し慎重に行こうと思った。しかし1問目を押し負けて1抜けを取れなかったのが尾を引いたのか、最終的に12位抜けとなった。取れた問題は失念してしまって覚えていないが、1問目の「ゴーギャン」を取れなかった悔しさが勝っていた感じだ。でも飛ばずに我慢した部分も大きいので、ここは先月に比べて成長できたかもしれない。まずはポイントを取れたことに安心はした。

2R 2◯1休 1◯3✕ 抜けられず 1pt 12位→18位
2R開始前にDJさんから進行具合によってはEXRが行われない可能性があると言われたので、通常Rの獲得ポイントが重要になってきた。しかしこのRは誤答を重ねてしまい、早めにリーチをかけられたが抜けられなかった。リーチをかけてから体操の技の問題を「鉄棒」と誤答して(正解は「平行棒」)から少しリズムが狂った感じがしてしまい、勝ち抜けることができなかった。この問題も私の得意な書き方をすれば16回ウルトラのアトランタで出た問題だったが、それを失念してイメージで答えて誤答してしまった。しかし◯も✕も1番目にボタンは押せていたので、指の調子はそこまで悪くは思えなかった。嵌まれば大丈夫だと自分に言い聞かせ、次のラウンドを待った。

3R 2◯1休 2◯0✕ 2抜け 6pt 18位→9位
このラウンドではできるだけポイントを稼がないとキツくなるので、今日の中では1番集中していたかもしれない。このラウンドは問題の引きがよかった。2問目に引いたのが次の問題。

2024年現在、8:00ちょうどに新宿駅を出発して/
あずさ5号◯

これは大会の数日前にロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがXにポストをしており、それをたまたま拝見したのが大きかった。やはり私の世代は8:00ちょうどと言えばあずさ「2号」なので。心の底から「へぇ~今は違うんだ~」と思ったので、強く印象に残っていた。本当にクイズのネタと答えはどこに転がっているか分からない。クイズをやる人間はどんな情報も疎かにしてはいけないと再確認した。その後1抜けは逃したものの、エンチャンを拾って剣道の防具「垂れ」を正解して2抜けを果たし6ptを獲得した。贅沢を言えば7ptが欲しかったが、まずは高ポイントを取れてまだ戦えると意欲を燃やした。

4R 2◯1休 2◯1✕ 4抜け 4pt 9位→11位
このラウンドは私が1番大事にしている頭の理解が追い付かなかった。早い段階で「裸子植物」を正解できたものの、そこからは答えが分かる問題が来るが理解する前にボタンを押されてしまい、勝ち抜けがかなり怪しくなってきた。何とか最後に「ニジェール川」を正解して4抜け4ポイントを獲得した。ただ4ラウンドはどのブロックも勝ち抜け者が多かったので、ポイントは獲得したが順位は2つ落としてしまった。しかしAブロックボーダーまで1ポイント差だったので、順位よりポイント差を意識して次に臨んだ。

EXR 1◯1休 1◯0✕ 2抜け 6pt 11位→6位
予選最後のラウンドを迎えたがAブロックとBブロックのボーダー上にいるため、ここでは最低2抜けをしないとA決勝に行けない。まだAブロックが終わってないから確定ではないが、そこを自分のノルマとした。結果的に人生ゲームのルーレットの最大数「10」を正解して2抜けとなり、ノルマは達成した。あとはAブロックの結果を待つだけになった。Aブロックの戦いはほぼ記憶にないが、3人が残ったのでトータル6位でA決勝進出が決まった。これで2大会連続のA決勝スタートに安堵した。1度だけ経験をしているが、7◯を積むというのは本当に難しい。知識はもちろんだが、問題運や心理状況によってかなり左右される部分が大きい。仮にだかB決勝で7◯を積んでA決勝へ行ったとしても、何もできずに終わると思う。集中力を持たせるためにも、ストレートA決勝は自分にとって大事だった。だからC決勝やB決勝でしっかり7◯を積んで勝ち上がった方は本当に尊敬する。

A決勝 7◯3✕ 2◯0✕ 総合5位
C決勝、B決勝が終わって私の番が来た。今回はA決勝勝ち残り7名+B決勝優勝者の8名で争われた。前回は何もできずにあっさり3✕で失格になったので、まずは最後までボタンの前にいたいと思いながらクイズに臨んだ。最終的に誤答をせずに最後までボタンの前にいれたが、A決勝は全体的に反応が遅く4ラウンドと同じような感じになってしまった。答えられた問題も「アヲハタ」「将棋」の2問だけだった。改めてボイスレコーダーに入れた問題を聞いてみたら、そんなに難しい問題は出ていなかった。しかし頭が働かずに押し負けたり、理解した時には既に押されていたりと後手後手になってしまった。なので振り返りポストにも書いたが、今回は度胸がなかった。これに尽きる。先月の初のSBCでA決勝に残れたけど、何もせずに飛んだのが堪えているなと感じた今回のA決勝だった。今回優勝された方は私の隣のカウンターに座っていた。SMCに参加をしてからSCCを含め私の隣に座って優勝された方はこれで3人目になった。そんなジンクスでもあるのだろうか?私にとっては嫌なジンクスである。次は自分が優勝したい。今回優勝された方とは初対面だったが、歳が近かったこともあり年代で有利不利が出る問題を悉く取られてしまった。でもそれも楽しいと思えたし、ラウンド間の会話も非常に楽しかった。優勝者はお2人で来られていたが双方とも仲良くなりXの相互フォロワーになった(その方とは既に相互フォローをしていたが、顔を拝見するのは初めてだった)ので、またスアールで輪が広がった。これもSMCに参加する意味の1つではないかと思う。

改めて自分が参加したラウンドの問題を振り返ると、そこまで大きく外れた問題はなかった(苦手ジャンルはいつも通り地蔵になるが)。全体的には自分の範囲内には収まっていた感じはあったし、問題郡①は相性がいいのではないかと思う。来年はもっと度胸を持って攻めた押しをしたい。そうでないと猛者ばかりのSBCを突破することは不可能だ。今年度中のSBC突破を目指し、また来月に向けて精進しよう。

今月の余談。色々な方が書いているので12/22の池袋2部の雑談タイムでにこちゃんにSCCとSBCの両方を制した人はいるのか確認したが、噂通りまだいないらしい。私はSCC優勝の肩書きをもっているのでその資格がある。ぜひその初代としてスアールの歴史に名を刻みたい。私の息子が今年のクリスマスプレゼントにクイズの問題集が欲しいと言ってきた。小5男子にそんなことを言われるとは思わなかったので、驚きつつもクイズ好きの親としては嬉しくなった。第4回電脳世界杯と今秋に私も参加した第2回雨天決行Qの記録集をプレゼントした。SBC終了後に電話で結果報告をしたら、早速読んで勉強をしている最中だった。実力の向上に役立てて欲しい。親子でSMCを制覇した例もまだない(当たり前と言えば当たり前だが)ので、この2つの野望に向けて親子で精進していきたい。

今月も駄文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。よいお年をお迎え下さい。

いいなと思ったら応援しよう!