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スアールチャレンジカップ参戦記(2024年10月回)

今回もスアールチャレンジカップに参加した感想を書いていく。お目汚しではありますがご覧いただければ幸いです。

今回は書く前に。私はこの参戦記をチャレンジカップ3日前から書き始める。言うまでもなく当日も大事だが、その前の準備期間も大切にしている。基本的に平日はスアールに行けないので1週間前の土日が最後のボタンを触れる機会になるが、今回は10/20のラストぴよぴよデーになった。最初は調子よくボタンを押して正解を出していたものの、途中からボタンが点かなくなり結構焦った。スアールの通常営業ではお会計クイズを除いて大体4時間くらいクイズをするが、前半2時間と後半2時間で感覚がまるで違った。当日は全部で10✕だった(自己紹介クイズ含め)が、前半2✕の後半8✕と流れが変わったのが自分でも分かっていた。後半も最初からというわけではなく、どこかのフェーズで抜けられなかった時から流れが変わった感じがした。最後の5分でフリバもやったが、そこでも2◯2✕とイマイチだったので、SCC当日までの1週間は先月の大会用問題集を買っての座学とボタンを押すシミュレーションをしていた。

それと同時に今まで参加した3回のプレイングの反省もした。最初の順位決定1◯1✕や道中予選の2◯1休はそこそこ抜けられるが、肝心の決勝ではリーチを掛けたことすらない(5◯-5◯-4◯)。それに全ての決勝で2✕を積んでいる。前述のSCC前最後のスアール時も含め、最後まで息切れしないスタミナと✕をつけないことも課題だなと感じた。脳のスタミナの鍛え方は分からないが、✕は自分のプレイングで何とでもなるから、心身を100%にすることを心掛けて過ごした。

限定問題2◯1休の問題数が減ってしまうため参加人数の状況も確認したが、前回の問題群①は大きく自分と外れているという感覚はなかったので、今回も同じ問題群だしそこまで気にならなかった。今回はC決勝から下克上を起こしてやろうくらいの気持ちで当日を待っていた。

(以上が10/24に執筆(というほどのものでもない))

SCC前日に一緒に参加する方(私のスアール最初期の頃から仲良くさせて貰っている)が大会前日の通常回に参加していて、Xのポストで私が大会前最後に参加した回の後半でずっと押し負けていた方が今回のSCCに参加するとあった。早押し能力は私よりも高いので、そのポストを見て少しビビった自分も居た(これは大会終了後にご本人に話した)。しかし何とか気持ちを奮い立たせて明日を見つめた。

そして迎えた当日。予約では10人くらいだったが、最終的に11人が集まった。当日は前のSBCで大熱戦が続いており、開始前に問読みの新井さんや参加者の方と雑談をして開始を待った。この時間も私にとってはよかったかもしれない。大会開始後の予選説明で、今回はグループを2つに分けるとアナウンスがあった。まずはこれで気が楽になった。決勝まで逆算して考えても、A決勝の枠が増えればある程度指を遅くしても大丈夫だと思ったからだ。なので半分より上に入ればいいと思い、順位決め1◯1✕に入った。今回は全体的に指が早いかな?と思いつつも「熱る(ほてる)」を正解できて3位に入れた。今回はとにかく誤答をしないことを第一目標にした。なのでこの問題もある程度予想できたが、「送り仮名のる」まで聞いてから押した。押し勝てたから指の調子は良さそうに感じ、道中の予選に備えた。

予選2Rでは問題数を人数×3で2◯1休にするとアナウンスがあり、これでかなり気が楽になった。しかし1問目を「ピンクレディー」で正解したものの、その後は押し負けたり誤答をしてしまったりで、それ以降は◯を積めず自分だけが勝ち抜けポイントを取れなかった。誤答を恐れて押しポイントを後ろにしたのも悪く出たし、何より勝ち抜けポイントが取れないのなら元も子もないので、誤答罰が極端に重くないので次か少し攻めて押していこうと作戦を変えた。

今回の予選道中は1◯-2抜け-1抜け-2抜け-1抜けという成績で、3~4R は3◯1休 、5Rは4◯1休、6Rは1◯1休というルールだった。勝ち抜けの◯は増えているものの、誤答罰が1休であるのと問題数の多さからアグレッシブに行った。問題群①も自分に合っていたのが大きかった。なので3R以降は全Rで連対できた。5R終了後に新井さんから、決勝は3-3-5に分けてC決勝から行うと言われた。5R終了時点で3位に着けていたがBに落ちる可能性もあり、それにとても嫌な予感がしたので、予選最終Rはライバルとの点差も考えながらA決勝に残ることを最大目標に挑んだ。運良く考えたら分かる「大日本帝国と呼ばれる会社群=タクシー」を答えられて1抜けできた。この時点でA決勝が決まったので、思わず派手なガッツポーズをした。もしかしたら同席の方はなぜそんなオーバーリアクションをしたか分からなかったかもしれないが、A決勝を確定させた喜びが出たものだった。

C決勝、B決勝と見学をしていたが、先月の決勝と同じく刺さらない問題が若干多かった。分かる問題もあったが早押し機の前に立ったら心理も変わるので、もしかしたら押せなかったり誤答をしたりで負けていたかもしれない。この結果を見る限りA決勝に残るプレイングをしたのは大正解だった。刺さらない問題がここで消費されたのも、私にとって追い風になった。

そして私の出番が来た。1~2問目を連答で答えられたのがかなり大きく、緊張感が少し消えた。3◯を積んだ段階で1✕を積み、5◯の段階で2✕になった。この2✕目は分からなかったのに文脈から勘で行くという私1番の悪癖が出た(星街すいせいのビビデバの歌詞では馬車に対して韻が踏まれている~で「おしゃま」を「じゃじゃ馬」と解答)。しかしこれは準優勝の方が✕無しで追い掛けてきたので、それに対する焦りもあった。因みに1✕目は「浅ヤン=浅草ヤング洋品店(正解は浅草「橋」ヤング洋品店)」の誤答だったが、これは何故か分からないが自分の中ではダメージは少なかった。6◯目を積んでリーチを掛けたが、失格リーチも掛かっている状況なので手汗が止まらなかった。出来るだけ早く決めたかったが、得意の歴史系の問題が来たのでWA「我が闘争」を正解して優勝の名誉に預かれた。スアールに通い始めて6ヶ月、SCCに参加して4回目で勝つことができた。参加者の皆様から拍手を貰えたし、A決勝出場者全員と握手を交わせたのが優勝した以上に嬉しかった。

今回私が正解した問題の答えを羅列してみる。
1R「熱る」
2R「ピンクレディー」
3R「タンブルウィード」「タンス預金」「銀杏」
4R「錦帯橋」「アタックNo.1」「アメリカンカジュアル」
5R「目には青葉 山ほととぎす 初がつお」「世阿弥」「貴景勝」「七曲署」
6R「タクシー」
A決勝「墨俣城」「さそり座」「シャルル・ド・ゴール空港」「イワトビペンギン」「ヒートショック」「フレディ」「我が闘争」

やはりこうしてみると文系、スポーツの得意分野は拾えている一方、苦手分野は誤答をしたりスルーしたりでまだまだな感じだ。でもちゃんと拾えたからこそ今回の結果に繋がったと思うから、もっと長所は伸ばしつつ苦手な理系や芸能、ゲーム系を少しでも拾えるようにしたい。

余談だが、とある理由からA決勝6◯目「フレディ」(エルム街の悪夢)と7◯目「我が闘争」(ヒトラーの著書)は小学生の頃には知っていた。前者は13回モーリー、後者は12回ラスベガス。分かる人には分かる話である。スアールで私の自己紹介を聞いたことがある方ならピンと来るかもしれない。11/7のSXCがとても楽しみだ。

今回池袋SCCでも懇意にしている方が優勝した。私がライバルだと(私が勝手に)思っているので(先月は秋葉原A決勝で一緒に戦った)、同じ月に同時に優勝できて凄く嬉しく思う。

こうして前回noteに書いた、10日だけだか名誉出禁という目標を達成できた。来月から1つランクが上がってSBCになるが、気負わずにクイズをして行く。次回の参加では私が1番格下になるから(参加人数が秋葉原より池袋の方が多かったのでそう思っている)負けて当たり前の気持ちで挑むが、ただで負けるつもりはない。全力を尽くす。

今回も私の我が闘争を最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

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