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スアールビギナーズカップ参戦記(2024年11月回)

今回は先日参加したスアールビギナーズカップの参戦記になります。いつも通りですがお付き合い下さい。

今回のスアールビギナーズカップ(SBC)は11/23.24で行われた。私はこの週は夜勤で、仕事終了が11/23の5:15になる。常識的に考えたら11/24に参加するが、今月は絶対に11/23に参加したかった。理由は2つあり、1つは日曜日に息子との時間を作るため。夜勤明けはやはり睡眠を取らないと辛いので、土曜日の日中を睡眠で潰して日曜日の朝に出掛けたら息子と遊ぶ時間がなくなってしまう。久々に一緒にボウリングの練習も行きたかったし(スコアはボロボロだったけど)、1日で予定を片付ける必要があった。だが土曜日に参加しなくては行けなかった理由はもう1つの方が大きい。
その理由はライバルと戦うためである。私は基本的に個別の名前は出さないが、今回だけはご容赦いただきたい。まことさんとN君と戦いたかった。2人は翌日の雨天決行Qday2に参加するので、戦えるのは土曜日しかなかった。寝不足なのは百も承知だしライバルと戦うのに100%の自分を出さなくては失礼なので、とにかく仕事中もその事だけを考えていた。しかし人間不思議なもので、少し仕事が延びて(しかも忙しく動いていた)6:00に終了してから帰宅後に簡単な準備をして慌ただしく出発したのに、秋葉原に着いたら眠気が一切なくなった。これならベストに近い状態で戦えると気合いをいれてスアールへ向かった。
スアールに到着して受付を済ませた。電車の都合で1番乗りだったので他の出場者を待っていたが、来る参加者が猛者ばかりなので焦った。でも知った顔ばかりなので、緊張はそこまではなかった。もちろん2人にも挨拶をして開始を待った。

1R 1○1✕順位決めクイズ 誤答失格23位
今回は東大王やQuizKnockで活躍した林輝幸君率いるQ星群の作問ということで、どんな問題が出るのか全く分からなかった。問題を聞いてみると難し目の問題が多く、分からないものもかなりあった。そんな中で私も押してみたが、問題の解釈を微妙に間違えてしまい、誤答で今回の参加24人中23位で0ptからのスタートになった(生前贈与✕→贈与税○)。これは自分が悪いので、慌てることなく受け入れて次のラウンドを待った。これからどうやって上のクラスに上がってやろうかと、ワクワクしている自分もいた。

ブロック別クイズの前に。結果的にではあるが今回の問題数限定ブロック別クイズは勝ち抜け者が少なく、半分以上が勝ち抜けられないこともザラにあった。問題の難化も手伝っているので、とにかく勝ち抜けという結果が重要になった。

2R 2○1休 1○ 1pt 23位→24位
ここのブロックは問題を失念していまい、あまり覚えていない。1○だけ積んで規定問題数が終了してしまい、結果1ptしか積めずに最下位の24位に落ちた。早速このブロックでは結果が出せなかったがまだまだこれから。周囲が格上ばかりだからか、いつものような焦燥感が出てこなかった。

3R 2○1休 2抜け 6pt 24位→16位
このラウンドは抜けないと厳しくなるため、かなり集中していた。しかし刺さる問題が来ず、ボタンを押す前に1抜けをされてしまった。しかし次に

アメリカの副大統領が兼務するのは上院/
上院議長○

を正解して勢いに乗れたのか、次の問題も「電子レンジ○」を正解して2抜けを果たせた。電子レンジの問題はあまりに基本過ぎてエアポケットに入った感じがあり、誰も押さなかったのを取れたのが大きかった。DJさんから「こういう問題も出ますよ」と言われたくらいなので、気を引き締めた。上院議長が分かったのは思い入れのある場面から捻り出した。第13回アメリカ横断ウルトラクイズ準決勝のボルティモアでこのような問題が出た。

アメリカで大統領も副大統領も辞任した時、職務代/
下院議長○

副大統領が辞任して職務代行をするのが下院議長なら、副大統領が下院議長を兼務するのは違うと気づいて上院議長で正解した。今回のSBCでは2択の問題を悉く外していて、確か2択で正解したのはこの問題だけかもう1問あったかどうかだった気がする。

4R 2○1休 1抜け 7pt 16位→7位
私の今回のハイライトはここになる。私は構えが少し場所を取る(隣の方にはいつも迷惑をかけています。申し訳ありません)ので秋葉原のように参加者が舞台に上がるとなると、端の方が構えやすい。この時はBブロック最下位だったので、端に構えることができたのもよかったかもしれない。2問目にジンベイザメの飼育で2択まで絞ったが、10年以上前に行ったことがあるという理由で「美ら海水族館✕」を選択して✕を積んだ(海遊館○)。しかし角笛に起源を持つ金管楽器で「ホルン○」を答えてリーチをかけた。そして次の問題。

意味や趣旨を押し広げて/
敷衍○

これは完璧に答えられた。これで1抜けして7ptを獲得できた。勝ち抜け後に席に戻る時に周りから「凄い」を連呼されて非常に気分がよかった。DJさんからも「我々中年になると若い方から凄いと言われる機会なんてありませんからね」と言われたが、まさにその通り。しかも周りにいる方は自分より格上の方ばかり。これは人生のベストスラッシュだし、ゾスラと言ってもいいかな?と思う。この言葉(敷衍)を知ったのは、持っているabc the 20thのDVDで2R5○2✕第1組でQuizKnockでも活躍している東言君がお手付きしてしまった問題だった。推しの言君がお手付きしてしまったのもあるし、は行にえんという言葉自体が馴染みのない語感だったので頭に残っていた(聞いたことのある似た語感といったらぴえんくらいか)。こうして1抜けを果たして、貴重な7ptを獲得した。

5R 1○1休 2抜け 6pt 7位→5位
4Rが終わった段階で14pt7位まで順位を上げた。しかし1~16位(A,Bブロック全体)のpt差が12ptしかなく、文字通りの混戦となっていた。このラウンドでポイントを取れない=B決勝スタートを意味するので、とにかく集中した。1抜けは出来なかったが、エンチャンを拾って

剣道や弓道の武道において、技を決めたあと/
残心○

を正解して6ptを獲得した。これで合計20ptとなり最終結果を待ったが、全体5位でA決勝スタートとなった。一時は最下位まで落ちたが、諦めずに最後まで気持ちが落ちなかったのもよかった。前述の通り寝不足ではあったが、どのラウンドのどのブロックも参加して楽しい見て楽しいと白熱していたので、気持ちの落ちる暇がなかったと言った方がいいと思う。

A決勝 7○3✕ 1○3✕失格 最終8位
C決勝、B決勝とも大熱戦で見てて興奮した。この時点では疲労は全く感じていなかったが、アドレナリンが出まくっていたせいもあり気分的にかなり入れ込んでいた。A決勝は自分が答えたワード「ジャッキー・ロビンソン」しか覚えていない(問題は黒人初の大リーガーか、MLB全球団の永久欠番42番のどちらかで反応したと思う)。失格1番手となってしまったので早々に自分の席に戻ったが、不思議と高揚感が勝って悔しさが出てこなかった。A決勝終了後に優勝者と握手をしたり参加者と話をしたりしたが、そっちの爽快感の方が大きく、非常にスッキリした大会になった。

また来月も参加するが、さすがに来月は日曜日の参加になると思う。来月は土曜日池袋、日曜日秋葉原の開催らしく、秋葉原の方が好きなのでそちらに行くと思う。また寝不足だと酷い目に遭う(後述)から。ただ日曜日は有馬記念があるから、それはそれで悩む。

余談① 
今回優勝されたやさんとは、前週に初めてお目にかかれた。お互い存在は知っていたが、顔を会わせたのは今回が初だった。その日に戦国合戦クイズでお互い大将として戦ったが、今回は私が勝った。その時にSBCの話をして少し弱気な発言をしていたのに、蓋を開けてみればこれである。もうやさんの発言は信用しません。嘘です。またご一緒させて下さい。

余談②
SBC当日夜にスアール仲間と懇親会があったので、次に行われたSCCを見学した。開始前に一言と問い読みのにこちゃんに促されたので、「光義が言っていた通りに諦めずに最後まで頑張って下さい」と言ったら「光義なんて普通言わないよ」と総突っ込みを受けてしまった(SLAM DUNKに登場する安西先生の下の名前)。見学中にどこかでボウリングの問題が出たが、ボウリングというワードが出た瞬間に全員が私の方を見た。迷惑だと分かっていたが、大会中なのに声を殺して笑ってしまった。思わず手を挙げてにこちゃんに許可を貰い、「ファンデーションフレーム」を答えさせて貰った。後日会社の後輩(私と同じくマイボウラーだが、クイズは当然未経験)に、今回と同じ問題を出してみた。

ボウリングで、第9フレーム/ 
ファンデーションフレームですか?

若いからか、私より脳の反射神経が早かった。マイボウラーには基本問題だったなと改めて思う。近くにいた方にも説明をした。知識の1つになってくれれば幸いだ。

余談③
懇親会では疲労のせいで、1次会のみの参加になってしまいすみませんでした。あの酒量だけで頭がフラフラしてしまい、トイレの前から動けませんでした。もし次があれば、終電をぶっちぎるつもりで必ず2次会以降も参加します。また誘って下さい。

今回はここまでです。ご覧いただきありがとうございました。

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