私とSCCとスアール仲間と

僭越ながら私は10月度秋葉原SCCで優勝の名誉に預かれた。翌日の池袋SCCではスアールで仲良くなった仲間が優勝して凄く嬉しかった。他にもスアールでたくさんの仲間ができた。私は運良く4回目の挑戦でSCCを勝てた。来月からのSBCは間違いなく厳しい戦いになるが、今回のSCC優勝で思うことがあった。それが今回のタイトルになる。このnoteでは簡単だが大会ベースで過去を振り返ろうとペンを取った。もし宜しければお付き合い下さい。

まずは私とSCCについてだが、私が最初にSCCに参加したのは今年7月になる。全ての大会の詳細は以前書いた参戦記を見ていただきたい。スアールに通い始めてボタンにも慣れてきたので、やはりTVのような真剣勝負をしたくなる。それが視聴者参加型クイズ番組で育ってきた私の世代だと思う。なのでスアールにも月例大会があると知り、自分の実力を試してみたくなって参加したが、結果は出来すぎの準優勝だった。これで少しだけ自信をつけて、通常回やぴよぴよデー、飲酒クイズデー、ガチクイスデーに参加しながら研鑽を積んだ(飲酒クイズデーは呑みの部分が楽しすぎて研鑽になったか分からないが)。

8月の大会では問題が全く分からずに凄く悔しい思いをした。周りの方が強かったのは事実だか、何もできなかった自分にとにかく腹が立った。完全に自惚れていた自分を情けなくも思った。それ以降は明確に「SCC優勝」を目標にスアールへ通った。

9月の大会では問題群が変わったが、それが自分にはいい方向へ行ったと大会中に明確に思えた。結果は準優勝だったが、これは知識不足に加えプレイングミスもかなり響いた。ただ優勝者が懇意にしていた方なので、悔しさよりも祝福の気持ちの方が大きかった。結果論だが祝福の気持ちが悔しさよりも大きかったのが、気持ちの余裕となって今月の優勝に繋がったと思える。

今月に関してはA決勝で自分の得意ジャンルや年代が有利に働いた問題が多く出て、結果的に勝つことができた。決勝で当たり前のように2✕を積んだが、慌てずに最後まで行けた。分からない問題を文脈だけでダイブしたい自分を自制することもできた(1回してしまったが)。今回の予選1位の方と上野駅まで一緒に帰りながら四方山話をしたが、その方はSCC初挑戦だった。初挑戦で予選1位を取ってしまうのだから、経験を積んだらどれだけ強くなるのか。怖い反面楽しみもある。楽しみの方が大きいか。なので生意気ながら少しアドバイスをしながらも、また参加して欲しい旨の話をした。また通常回でも会いたい。

SCCを通して自分の知識のなさと勝負弱さ、戦略の脆弱さを改めて考えさせられた。でもそれを考えることによってこの名誉に預かれることも分かった。私は楽しさの反対は悔しさだと思っている。でもどちらも必要だと思うので、来月のSCCに向けてまた精進する。

続いて私とスアール仲間とだが、今回書きたいのはこちらがメインになる。今年の5月に初めてスアールに行き、そこから何度も通うようになったが、もうすぐ初めてボタンを押してから半年になる。スタッフと仲良くなれたのも嬉しいが、友達がたくさんできた。特に初期に通ったぴよぴよデーは(たまたまではあるが)固定メンツに近い形になり、同じ方と何度も押し合った。もしかしたら相手も私に対して同じことを考えていたかもしれないが(実際に言われたこともある)、「何でぴよぴよデーに来る人がこんなに強いんだ?」と思っていた。でもそれ以上に休憩中に話ができたりして楽しかった。私の人生の中で周りにクイズが好きな人が全くいなかった。なのでクイズをやるときはいつも1人だった。それがこんな大人数でいっぱいクイズができることに、心の底から喜びを感じていた。

私にはスアール仲間の中で「勝ちたい」と思う方が1人、「負けたくない」と思う方が2人いる。勝ちたいと思う方は知識量も指の早さも私より断然上なのだが、一緒に押す機会が多い。殆ど勝ったことがないので、顔を会わせる度に嬉しい気持ちになるが、同時に「今日は押し勝ちたい」と思える方である。

負けたくないと思う2人の方は、ぴよぴよデーで出会った。Xのポストを見る限り、クイズを始めてそんなに日は経っていないと思う。それでも2人とも知識もあるし押しも鋭い。何よりスアールデビューが近いというのが負けたくないという気持ちに拍車を掛けている。

そのうちお1人は今月のSCCで同時優勝したので、来月からのSBCで戦うことなる。もちろん負けたくないので、顔を会わせたら全力を尽くす。ぴよぴよデーで「何でこんな強い人がぴよぴよデーに来るんだ?」と思わせた方でもある。話してみるとかなりの好青年だし、一緒に押していて凄く楽しい気分にさせてくれる。余談だが今回のSCCで優勝した時、スアール最初期から仲良くさせていただいている方に呟いた。「その人より先に優勝したかった」と。翌日(正確には翌々日)にはその方の優勝を知ったので、嬉しいのはもちろんだが優越感に浸れたのは1日だけかと思うと、やはりライバルだなとそっちの面でも嬉しかった。

もうお1人はクイズに対する熱意が凄くて意識が高い。スアールデビューも私より後だが、実力があるのでレギュレーションの関係で先にSBCに上がってしまった。スアールの他にもオープン大会やネットの大会にも出場しているし、凄い勢いでレベルが上がっていると会う度に思い知らされる。やっと私もSBCに上がってその方と肩を並べることができた。この方にも負けたくないので、これからいっぱい戦っていきたい。そして勝ちたい。この方もかなりの好青年なので、スアールに行って顔を見たら嬉しくなる。

ただ全体に言えるのは同じ方向を向いてクイズをやっているので、スアールで友達になった方は話しててとても心地いい。実際にXの相互フォローも70人くらい増えた。クイズが楽しいと改めて思わせてくれたスアール仲間には感謝しかない。これからも宜しくお願いします。

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