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スアールチャレンジカップ参戦記(2024年9月回)

今回もスアールチャレンジカップに参加した時の事を書いていく。最後までお付き合い下さい。

今回のチャレンジカップは始まる前から考えることが多かった。まず問題群が変わること(ルールの変更はないと事前に確認済み)。そして参加予約がかなり多かったことがある(前日までの予約は14人で、当日の電車内で確認したら16人になっていた)。前回はルール上人数が少ないと限定問題数も少なくなり、それが不安と焦燥を助長させる結果となって敗北した。今回はA~Cブロックに分けると各5人くらいになるので、限定問題数も増える。それだけで気持ちに余裕が出来たし(10問中2問取ればいいと思うと気が楽になった)、自分に追い風が吹いていると思い込んで平日を過ごした。作戦として考えたのは最初のブロック分けクイズもだが、ブロック別問題数限定クイズもとにかく勝ち抜けることを最大目標にした。人数が多いと時間の都合上ブロック別クイズの回数も減ってくるかもしれないので、ポイントを稼ぐ場も少なくなると考えそれを重要視した。問題も毛色が変わるかもしれないが私は問題群①は未経験だし未知数だから、基礎力の向上を目的に過去のabcを通勤中に見たり、スアールQMのシャコンバさんが昨年開催した大会「雨天決行」(今年は11/17,24の2日開催で、私も11/17に参加予定)の記録集で勉強をしながら当日を待った。

当日受付開始10分前にスアール秋葉原に到着したが、既に数人並んでいた。顔見知りも多く実力者もたくさんいたので、一筋縄ではいかないのはすぐ理解した。でもそれを楽しむ余裕が少しだけあった。8月度大会の経験が生きているのかもしれない。

今回の問読みである新井来歌夢さんから説明があったが、やはり問題群は①でルールは前回と同じく②だった。予め確認はしていたから特に驚きはなかった。分かっていたけど驚いたのは人数の多さで、やはり実際に集まった光景を見ると心がキュッとなる感じがした。今回はA~Bブロックを5人、Cブロックを6人に分けることになった。

順位分けクイズが始まった。問題群①がどのようなものか分からなかったから、様子を見ながら聞いていたが「吉良上野介」を答えて4抜けし、Aブロック入りを果たせた。多少番狂わせはあったものの実力を知っている人は概ねA~B上位に入っていくし、キツい戦いになるだろうと思った。でも今回は前回のような不安が襲ってこなかった。問題群①が知識を問う問題が多く、聞いてても分かる問題が多かった(もちろん苦手ジャンルは首を捻るだけ)。先程の「吉良上野介」も確定ポイントよりかなり後ろだったが、思い出して解答権が取れたのも大きかったと思う(浅野内匠頭とごちゃ混ぜになってしまっていた)。今回のSCCは結果的に全編を通して不安があまりなく、楽しい時間にすることが出来た。

人数は多かったので削られるかもしれないと思ったが、2◯1休はちゃんと3セット行われた。予選最後の1◯1休を含め予選の成績は3抜け-2抜け-2抜け-4抜けで、大会前に立てた順位関係なく勝ち抜けてポイントを着実に稼ぐという作戦は実行出来て、最終的に予選2位でA決勝に進出した(ポイントは1位タイで順位の差)。問題を聞いてても基本的な知識を問われている感はあり、私が答えたのも「志村けん」(敬称略)から「リンスインシャンプー」「サンフレッチェ広島」「『ニルスの不思議な旅』」「悪事千里を走る」「永井荷風」「クイズAnswer×Answer」まで聞かれた(こう見るとやはり得意?の文系、スポーツに片寄っているのがよく分かる)。

決勝戦は6人でのエンドレスチャンス7◯3✕だが、今回は気を楽に持ちすぎたかもしれない(後述)。分からない問題なのに同音異義語の理解を間違えて不要な✕をつけたり、それで指が若干遅くなり押し負けが続いたりして、結果は4◯2✕で準優勝だった。優勝者とは仲良くしてもらってるし、私達のやり取りを見てた周りの方に「掛け合いが面白い」と言われたので、今回は負けても悔しさが出てこなかった。反省点は多いものの、全体を通してやりたいプレイングは出来たと納得したからかもしれない。

ここからは今回の反省点を書く。大きく3つある。

①前回の誤答を学習しない
②休みの重大さの理解が足りない
③無駄な✕をつける

①については「日本の常設駅では1974年に熱海駅に初めて導入された」で押し、熱海という思い込みだけで「足湯」と答えて不正解だった(正解は「ホームドア」)。通常回でも全く同じ誤答をしてそれを思わず口走ってしまい、他の参加者の失笑を買ってしまった。でもこれはそれだけやってはいけないことだし、クイズに対する姿勢が悪い証拠でもある。悪癖は必ず直さなくてはいけない。
②については10問中2問正解で勝ち抜けだから、問題数に余裕があると気を抜きすぎた。ブロック別クイズ全4セットで合計3休を喰らったが、そのうち2問がスルーになり答えを知っていた(「鶴崎修功」(敬称略)、「ラテマネー」)。残り1問はスルーにはならなかったけど答えられた問題だった。勝負だから攻めないといけないけど、押し引きの感覚がまだまだ弱すぎると痛感した。
③については先程出た同音異義語の理解が関係する。決勝戦でスルーになりそうだった問題を、タイムアップギリギリで押して間違えた。しかも問題中の「のり」を「海苔」だと思って誤答した。誤答後新井さんに「そっちの「海苔」じゃないです。「糊」です。」と言われた。答えが分からないのに文脈と「のり」のヒントで、誤答罰が厳しいのに一か八かで行ったのは本当にダメだった。スアールにいっぱい通って早押しボタンは押してきたが、まだどこかで「TVの前で見ながら答えている」という感覚が抜けていないのかもしれない。もっと生身の人間と押し合ってる真剣勝負に慣れなくてはいけない。

長々と書いてきたけど、今回は総じて楽しくクイズが出来た。参加人数も多く問題数に余裕があったのもあるし、聞いてて答えが分かったから心にも余裕があったのが大きかったと思う。でも予約人数で考えたら、今回のSCCは秋葉原が16人で池袋が5人だった。5人だと限定問題数が少なくなるのでどうなるかという不安もある。もしかしたらルールそのものが変更になるのかとも考えた(Xのポストを確認したら決勝戦のルールはかなり変わっていた)が、厳しいルール(私にとって)も参戦しないと心の鍛練にならない。10~11月は仕事が忙しくスアールに行く回数が9月より確実に少なくなるけど、SCCはちゃんと参加する。また出直して10月こそは優勝を目指そう。10月はぴよぴよデー名誉出禁になれる最後のチャンス(なっても出禁期間は10日もない)なので、絶対ものにしたい。そう考えて終了が30分押したスアールをあとにして、同窓会出席のために秋葉原駅までダッシュして八王子へ向かった(40分遅刻して結構飲まされたけどSCCと同じくらい楽しかった)。

毎度変わらずの拙文でしたが、最後までご覧いただきまして感謝申し上げます。ありがとうございました。

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