見出し画像

スアールチャレンジカップ参戦記(2024年8月回)

今回もスアールチャレンジカップの参戦記を記していこうと思う。今回も率直に感じた事を書いていくので、宜しければお付き合い下さい。

先月と同じく大会前の通常回に参加してからの大会参戦となった。ルールは先月と変わらなかったので、流して聞く程度にして大会に備えた。今回の参加者は10人だったので、ABブロック3人、Cブロック4人となった。

まずはブロック分けの1○1✕が始まったが、運良く知っている問題が出て1抜け出来た。ただその後の問題を聞いてると分からないものが多く、この時点で小さな不安を抱えた。結果この時の不安は最後まで消えず、後述の心境と合わせてその後のプレイングに大きく影響した。

順位が確定し、ブロック別クイズに入った。ブロック別クイズは問題数が人数×2なので、ABブロックは6問限定だった。2○1休も変わらなかったが、先月よりたった2問減った(もちろん人数も減っている)だけで得体の知れない何かの波が私を飲み込んだ(無論正体は不安だけど、この時は緊張で分からなかった)。8問だと心に余裕があったが、6問だとなぜこんなにも心境が変わるのか理解が出来なかった。最初の不安と相まって、途端に緊張で体が動かなくなった。

ブロック別クイズの成績は1抜け-1○-1○-1抜け-1抜け-3抜けだった。1抜けしたブロックもラッキーで抜けたものが多く(誤答で解答権が回ってきたり、「小山駅から新前橋駅を結ぶ路線の名前にもなっている~」「両毛」の半地元問題があったのが大きい)、最後までモヤモヤが消えなかった。途中の1○2回が影響してCまで下がったが、最終成績は4位で今回はB決勝から優勝を目指す事になった。

C決勝が始まって様子を見ていたが、とにかく問題が分からない。このままではまずいなと思っているうちにC決勝が終わって私の番が来た。インタビューで先月の忘れ物を取りに行くと言ったが、内心全く自信がなくて頭が働かなくなっていた。ボタンに手を掛けるが、拭えない緊張のせいもあってここでも問題が分からない。分かる問題は押し負けるし、最初に✕をつけてしまったので、積極的に行けなかった(スルーになった問題で、行けばよかったものが2問あった)。普通に考えれば分かる問題も、全く答えが出てこない。地元問題も勘違いで落としたし、とにかく慌てたプレイングしか出来ていなかったので、最終的に5○2✕の総合6位で終了した。B決勝は全員が4○以上積んだので、スルーの問題も多くかなり時間が掛かった。でも心情的にはそれ以上に長く感じた時間だった。

今回の大会は、前回の大会と違って清々しさが全くなかった。A決勝には1点足りなかったし、A決勝で出た最初の5問が全て分かった(スルーの問題もあった)ので、それも原因だと思う(特に「日本初のブラックバス放流~」「芦ノ湖」や「A Taxing Woman~」「マルサの女」は答えたかった)。今回はとにかく問題の巡り合わせが悪かった。でもそれ以上に自分の実力がないので、悔しいという感情しか残らなかった。私は実力がある=分かる問題が多い=問題に左右されない、と思っている。優勝した方は強かったので、一緒に押してみたかった。

前回は怖いもの見たさでの参加だったが運良く準優勝だったので、今回はその上を目指してかなり気を入れて参加した。今思えば、先月の結果で下手に自信をつけたのがいけなかった。自分でももしかしたら行けると思ったのが、1番の敗因だと感じる。

今回で2回目の大会参加になったが、緊張や不安は経験不足から来たものと思っている。スアールの通常回で押してはいるけど、やはり大会になると緊張感が全く違う。クイズが分からないという不安もあり、今回はクイズの楽しさより怖さが勝った結果、体が固くなって思うようなプレイングが出来なかった。スアールに通い始めてクイズの楽しさをずっと感じていたが、今回は明確に怖さしか感じなかった。今回は3問ほど本文に書いたが、これ以外の問題が全く思い出せない。それくらい頭が真っ白になってしまったのだと思う(振り返りで問題を書いているXフォロワーの皆様のポストを見ながら出た問題を思い出しています。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます)。これは私に限らず誰もがどこかで感じる事ではないだろうか。私はボウリングをしていても恐さを感じる事が今でもある。

大会が終わっての帰り道、秋葉原駅から上野駅に行き地元に向かう電車に乗るまでの間、いつも以上に早歩きになったし、拳を開く事が出来なかった。地元の駅に着いて車に乗り、自宅に帰るまでの間に車中で何度も叫んだ。それくらい悔しかった。大袈裟な言い方をすれば塗炭之苦と言ったところか。私は実力不足を棚に上げて悔しがるのはいけないと思っているが、今回ばかりはそれを破った。次回こそ必ず名誉出禁になる。それを固く誓って座学も押す練習もしていく。次の大会開催日には別の予定があるので、参加するのはいつもの秋葉原か初参加の池袋になるか分からないが、必ず参加する。

こんな感情剥き出しの拙文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!