「やってくうちに分かることがあるよ」と言いたい。
「いや〜、私なんて、まだまだなんで…」
ここ数年の私の常套句だった。
謙遜しているわけではなく、何かにつけて「自分はポンコツで中途半端で何かについて物申す資格なんてない」と心底思っていた。
「そんなことないですよ。十分ですよ。」
人からそう言われても、素直に受け入れることができなかった。
「頭でっかち」のタイプの人は私の他にもいると思う。何かをするためには勉強して、そのことについて人よりよく知っていて、誰よりも出来ないといけない、と思いがちなタイプ。
私はまさにそんなタイプだ。いや、そんなタイプだった、のかもしれない。
少しずつだけれど、私の「頭でっかち」加減に変化が生まれている。
オカン、まさかのライブ配信
私は今、ランサーズ社主催の「新しい働き方LAB」で、「おかんDX」と銘打って「何者でもないオカンがDX人材になり得るのか」という実験を実践中。
経済産業省主催のDX人材育成プログラム「マナビDXクエスト」にも参加中。
せっかく色々やっているので、そこで学んだことを皆さんに共有してはどうでしょう?とお声かけいただき、毎週木曜夜Twitterライブ配信をするようになった。昨日は3回目の配信。
お声かけいただいた当初は、「いやいや、まだ勉強中なんで…」と尻込みしていたけれど、「その学びの過程を共有するのがいいんですよ。」と言っていただいた。
昨日は自動化ツールRPAのひとつ、UiPathについて島村さんにお話ししていただいた。私ははじめてみるUiPathにひたすら「へ〜」「ほ〜」とガヤ(?)に徹する。
毎回話しているうちに、「こんなことできたら面白そうですね。」「あんな場面で使えそう」という話になり、「じゃぁ、それ、次回やってみましょう!」となる。
PCの前で話すのも少しずつ慣れ、楽しくなってきた。
やってみて気づくこと
始める前は正直初回で挫折するかと思っていた。ライブで話すなんて恥ずかしいし、話すことのネタも尽きるだろうと。
配信などド素人の私は、配信をしているひと達には向こう数十回のプランを書いた綿密な企画書があり、作り込んだスライドと台本をもとに何度もリハーサルを重ね、配信に挑んでいるのかと思っていた。
ところが、意外とそれほどの準備なく(すみません、島村さんがほとんどしてくださっているので)配信でき、その方かむしろライブ感があって良いという。
やってみてはじめて気がついたことだった。
私ひとりだと実践していなかった形でのアウトプット。つい頭でっかちで「行動する」までの助走で終わることが多いので、こういう形で実践することができて本当に良かった。
そして、やっていくと「あ、次、これ話そう」とか、「こういうことも面白そう」といったアイデアも出てくる。
頭で考えているだけでは分からないことばかりだ。
ずっとくすぶっていた少し前の自分に「やっていくうちに分かることがあるから、難しく考えずに、やってみな。」と教えてあげたい。
やってはじめて分かることもあるし、やっていくうちに気付く新しいことがたくさんある。
あまり難しく考えずに、ヒョイッと色々挑戦するのが良いのかなと思う。
まぁ、とはいえ、今やってることなんて まだまだ大したことないんですけどね。
(👆人の思考はそう簡単には変わらないらしい。)
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